ビーコル、連勝したホームで川崎に挑む!


海賊一丸で強豪ブレイブサンダースにぶつかる!

代表戦での約2週間のブレイクが明けてBリーグが再開する。ビーコルは、3月3日(土・18時5分 TIP-OFF)と4日(日・14時5分 TIP-OFF)に、川崎ブレイブサンダースをホーム横浜国際プールに迎えて2試合を闘う。

この試合は、GAME1が「マイセット PRESENTS SPECIAL DAY」、GAME2が「おうちCO-OP-DAY」として行われる。

残留プレーオフを何としても回避しなければならないビーコルは現在11勝27敗で中地区6位。5位新潟と4ゲーム差、4位三遠とは6ゲーム差の位置にいる。

対する東地区の川崎は、現在25勝13敗で3位。2月は1敗しかしていない。ビーコルはこの同じ神奈川県の強豪に海賊一丸でぶつかり今季初めてチャレンジする。

ビーコルは、前節アウェイ豊橋での三遠戦で連敗。約2週間のブレイクでどこまで修正し、立て直しているか。

前節でビーコルは、GAME1を最大24点差を猛追し、4Q中盤約4分に5点差にまで肉薄したがあと僅か及ばす。4Qで29得点、トータル86得点を挙げながら、三遠にシュート確率58.3%で97得点を奪われたことは、ディフェンス面での課題となった。

前節GAME1での4Q、一時は5点差に迫る2Pシュートを沈めたジェフリー・パーマー

 

修正したGAME2では、4Q残り8秒まで終始リードを守りながら、4Q残り8秒でターンオーバーから得点を許してしまい1点差で逆転負けを喫した。

この試合で、エース川村卓也が40分間フル出場して28得点(3Pシュート 3/5 成功率60%)を挙げて奮闘し、引き続いての好調さをみせたが、ハシーム・サビート・マンカ、満田丈太郎、田渡 凌、山田謙治、高島一貴が短いプレータイムとなり、加えて蒲谷正之がプレー出来ず、大事な4Qで勝負を掛けられなかった。

この連敗後のブレイクは、手負いの海賊たちにとって恵みとなったが、選手たちのコンディションがどこまで回復しているか。カムバックが注目される。

前節アウェイ三遠戦GAME2で40分間フル出場し28得点を挙げ奮闘したエース川村卓也

 

タレント揃いの川崎ブレイブサンダースは、横浜国際プールでおこなわれた代表戦チャイニーズ・タイペイ戦で3Pシュートを8本を決めた#14辻 直人を擁する。代表戦では勇気をもらい、しびれた辻の3Pシュートだったが、今節の闘いでは脅威となる。ビーコルディフェンス陣が如何にしてこれを防ぐか。

川崎ブレイブサンダース#14辻 直人【写真提供:©B.LEAGUE】

 

また#22ニック・ファジーカスは、前節連勝した北海道戦GAME1で30得点。GAME2で26得点を挙げており、要マークのセンターだ。

川崎ブレイブサンダース#22ニック・ファジーカス【写真提供:©B.LEAGUE】

 

海賊の武器となるのは、好調の川村卓也。そして、川崎とは初対戦となるハシーム・サビート・マンカだ。サビートは、前節GAME1で6得点。GAME2ではわずか3分31秒のプレータイムで3得点と精彩を欠いたが、約2週間あったブレイクで、コンディションが回復し復調していれば、221cmのBリーグ最長身は川崎にとっては脅威になるはずだ。スーパー・サビートの大暴れを期待したい。

前節アウェイ三遠戦GAME1での#34ハシーム・サビート・マンカ

 

ここ数戦で、80点台が多くなり得点力が上がって来ている海賊たちが、ホームで川崎ブレイブサンダースにチャレンジする今節。強豪を相手に如何に自分たちのバスケが出来るかが鍵を握っている。

ホーム横浜国際プールは、前回島根戦で今季初連勝を挙げたげんのよさもある。そして、ホームでのビーコルブースターのブーストは選手たちに多大な力を与える。同じ神奈川県だけに川崎ブースターも沢山駆けつけるだろうが、ビーコルブースターの猛ブーストで圧倒して欲しい。

我らが横浜の海賊たちは強豪だろうが、なんだろうが勇猛果敢にぶつかる!タフな試合になるだろうが、選手とビーコルブースターがひとつになった海賊一丸で思いっきりぶつかろう!勝利を!ゴービーコー!!

【記事・写真/おおかめともき(川崎写真提供・©B.LEAGUE)】


Written by geki_ookame