横浜ビー・コルセアーズのチアリーダーズB-ROSEが2019-20シーズンの第1回オーディションを開催!


8月6日に第2回を開催。求めるのはB-ROSEのチームイメージ「Noble Beauty(気品ある美しさ)」を体現し、進化させることが出来る女性。

横浜ビー・コルセアーズのチアリーダーズB-ROSEが、2019-20シーズンメンバーのオーディションをクラブとB-ROSEの本拠地ビーコルセンター内のスタジオで開催した。現役メンバー8名と新規メンバー2名の計10名が合格した。8月6日に第2回オーディションがおこなわれる(エントリーは7月30日必着で受付中)。

横浜ビー・コルセアーズとB-ROSEの本拠地ビーコルセンター内スタジオでおこなわれた2019-20シーズンの第1回オーディション。8月6日に第2回オーディションがおこなわれる


今回のオーディションには昨年を上回る29名が参加。オーディションの3週間前におこなわれた「体験会レッスン」からは12名がエントリー。また、「B-ROSE2019-20」を新たに創り上げるために、継続を希望するB-ROSE2018-19メンバーもオーディションにエントリーをしなければならない。未来のB-ROSE、B-ROSEユースのメンバーも見学して、熱視線を浴びせていた。

白熱したオーディションを見つめるB-ROSEユースのメンバーたち


オーディションは、独特の緊張感と熱気の中でおこなわれた。まずアップ、ストレッチから始まり、ステップ、ターンなどのダンスの基礎的な動きを見るクロスフロアをおこない、審査員でもある植村綾子ディレクターがオーディション用パフォーマンスの振り入れをおこなっていった。用意された振り付けは継続を希望するB-ROSE2018-19メンバーも苦戦するもので、スピードとパワー要する振り付けだったようだ。

植村ディレクターは「今回、用意した振り付けは、前に行ったり、後に下がったり、ジャンプやフロアを使ったダイナミックなパフォーマンスにしたのですが、想定していたよりも多くの方にエントリーして頂いたことで会場が狭くなってしまいました。それでも、エントリーされた方たちはそれぞれが工夫をして対応してくれました」植村ディレクターはいう「B-ROSEは、特定のジャンルのダンスだけではなく、オールジャンルのパフォーマンスをおこないます。それは、お客様を飽きさせないため。また、いろいろなタイプのメンバーを揃え、その曲、その曲でそれぞれの個性を活かすことを考えて構成を組んでいます。今回の振り付けも、今シーズンのB-ROSEを描いたパフォーマンスの中の一つです。オーディション的には、少し難易度が高い振り付けだったかなとは思いましたが、それでも皆さん、振り付けを覚えるのが早く、すぐものにしてくれていました」

一発勝負のパフォーマンスでは、29名の参加者がB-ROSEメンバーの座を掴むべく、全開のパフォーマンスを次々に演じていった。その様は圧巻で、レベルの高いオーディションになった。

オーディション途中には、特別審査員として長期治療を必要とするこどもの復学支援プロジェクト「TEAMMATES(チームメイツ)」事業で、14番目のB-ROSEメンバーとして活動していたMikotoこと佐々木美琴さんが参加。エントリー参加者から温かい拍手で迎えられ、緊張がほぐれる場面もあった。

特別審査員として長期治療を必要とするこどもの復学支援プロジェクト「TEAMMATES(チームメイツ)」事業で、14番目のB-ROSEメンバーとして活動していたMikotoこと佐々木美琴さんが参加

Mikotoが挨拶を終えるとエントリー参加者から温かい拍手が沸き起こった。

パフォーマンス審査後、グループごとにインタビュー(面接のような審査員からの質疑応答)がおこなわれ、自身のパーソナリティーを審査員にアピールした。

最終的には、現役メンバー8名と新規メンバー2名の計10名が合格。残念ながら落選となった人には、後日、審査委員会からフィードバックがある。オーディションを落ちた人も何かしら得ることが出来るのも、このオーディションの価値を高めている。

現役メンバーのYou-yu(今季3シーズン目)は「緊張しました。前日は不安もあってなかなか寝付けなかったのですが、オーディション本番では自分を出し切って、楽しむことが出来ました」とコメント。現役メンバーがオーディションを受けることについては「やはりプレッシャーを感じます。オーディション会場で新しい人たちを見て、現役メンバーであることの実感が大きくなって、よりプレッシャーが大きくなったんですけど、現役であることのプライドを持って引き締めていました」と話してくれた。

オーディションを受けている時の気持ちを聞くと「強い気持ちで、出し切ることだけを考えていました。これまでB-ROSEでやってきたことを活かしながら、笑顔を絶やさず、全力でパフォーマンスしました」と、これまでB-ROSEでやってきた自信が力になったと語る。

B-ROSE 2019-20シーズンメンバーYou-yu


同じく現役メンバーのSayaka(今季5シーズン目)は「正直、今回の振り付けは得意な分野ではなかったんですけど、今までやってきたことがありますし、自信を持って臨みました。苦手ながらも満足のいくパフォーマンスが出来たと思っています。緊張はしましたが、気持ちを固めて来たので、緊張して動けないということはありませんでした」

審査を受けている時の気持ちでは「自分の良いところを見てもらえるように、自分の魅力を見せつけられるようにパフォーマンスしていました」と現役メンバーらしい強い言葉を聞くことが出来た。

B-ROSE 2019-20シーズンメンバーSayaka


今季でB-ROSE一筋6シーズン目、チームで上から2番目とベテランの域になったMariaは、意気込みとビーコルブースターへの想いを話してくれた。「メンバーを引っ張っていけるような存在になりたいです。自分から発信してチームを盛り上げていきたい。そんなポジションが2019-20シーズンの自分の立ち位置だと思っています」可愛さにに加えて、今季は逞しさも増すMariaに期待だ。

「ビーコルブースターの皆さんからいつも温かいご声援を頂いて、どんなに負けていても『今日もがんばってね』『元気?』と声を掛けてくださっているのがパワーになっています。いまオフで皆さんとなかなか会えないのが寂しくて、イベントや、早く開幕して会えるのを凄く楽しみにしています。またパワーアップした自分を見て頂けるように頑張ります」

B-ROSE 2019-20シーズンメンバーMaria


新規メンバーとして合格したMeiはその喜びを「本当に信じられません。これまで先生に自分の名前を呼ばれたら大きな声で返事をすることが基本と教わって来たんですけど、(合格発表で)自分の名前が呼ばれて、普段しゃべる時の声で『はい』と言ってしまって後悔しています。先生やずっと応援してくれているお母さんにこの喜びを伝えたいです。でも、今でも戸惑いがあるので上手く伝えられるか心配です」と話す。

B-ROSEメンバーとしての意気込みを聞くと「B-ROSEは数あるチアリーダーズの中で、私が本当に惹かれたチームです。テーマである“薔薇”がコートに咲いている姿がパフォーマンスにあらわれています。私もその中で負けないように、綺麗で、魅力的な大きな“薔薇”を咲かせたいです。『あのルーキー目立つね』『あの子、誰?』って、観てくれている皆さんに目を向けてもらえるように頑張っていこうと思います」と大きな目を輝かせながら話してくれた。

B-ROSE 2019-20シーズンメンバーMei


もう一人の合格者Erikaは「もう夢のようです!」と簡潔な言葉でその喜びをあらわした。「合格する気で来ましたが、名前を呼ばれた時には涙が出ていました」緊張については「インタビューではありましたが、ダンスパフォーマンスの時は意外と緊張しませんでした。緊張してしまったら、この時間がもったいないと思っていたんです。楽しむことはもちろんですけど、アップやストレッチの時からオーディション、見られていることを意識していました」

B-ROSEで活動していく意気込みについては「テクニックやダンスの上手い方、綺麗な方たちばかりなので、誰かと同じポジションではない、他のメンバーさんにない隙間、ニッチな部分を見つけていこうと思っています。ニッチ産業で頑張ります!」と個性的な一面をのぞかせた。「B-ROSEに新しい風を吹かせたいと思います。今はまだ具体的に何をというこが言えないのですが『今年のB-ROSEは何か違うね』と言われるように、私が何かきっかけを作れたらと思います」

B-ROSE 2019-20シーズンメンバーErika

 

オーディションを終えた植村ディレクターはこのように語っている。

「今回は多くの方たちにエントリーして頂き、ワクワクした気持ちでオーディションを迎えることが出来ました。オーディション前におこなった「体験会レッスン」から引き続いてエントリーされた方も多く、会場も熱気に溢れていました」

「私自身も皆さんと同じで緊張がありましたが、会場となったビーコルセンターのスタジオがアットホームな雰囲気なので、自然と緊張が解けていったのではないかと思います」

横浜ビー・コルセアーズ チアリーダーズB-ROSEディレクター植村綾子さん


「皆さんそれぞれが120%のパフォーマンスと強い気持ちで私たち審査員に向かって来てくれました。オーデションでは、完璧に踊ることは求めません。カウント通りにダンスを踊れているとか、振り付けの間違いを審査の基準にしていません。私たちが見ているのは、パフォーマンス、立ち居振る舞い、全てにおいて、B-ROSEのイメージ『Noble Beauty(気品ある美しさ)』を体現出来るかどうかです。例えば、ダンススキルが高くて、華があって、チアリーダーとしての素質が高かったとしても、B-ROSEのユニフォームが似合わないかな?という方もいらっしゃいます。
一方で、オーディションでは輝ききれなかったかな?と思った方でも、B-ROSEメンバーとして指導したら『Noble Beauty』を体現出来る可能性を感じた場合は、合格となる方もいらっしゃいます。チームイメージは重要なポイントです」

「今回のオーデションでB-ROSEが10名になり、メンバーが少なくなったことでご心配を頂いていますが、2019-20シーズンのB-ROSEを担うメンバーが現時点で10名だったということなんです。そのために第2回のオーデションを8月6日におこないます。今季、チームが進化していく中で、B-ROSEも変化、進化をキーワードに考えています。今季のB-ROSEとして、勇敢に輝ける方に出会えたらと期待しています」」

「オーディションでは緊張するかもしれませんが、堂々とした気持ちで受けて頂けたらと思います。第2回で合格された方は、途中からの加入になってしまいますが、そんなハードスケジュールに負けない強いエナジーを持った方と出会えるのを楽しみにしています」

チームは今季を覚悟のシーズンと位置付けているが、B-ROSEもそれは同じようだ。

「B-ROSEも今季は変化、進化のシーズンです。ベテラン、ルーキー関係ありません。自分のパワーで、B-ROSEを更に輝かせたいという想いの強い方!ぜひチャレンジしてください。皆さまのエントリーをお待ちしております」

B-ROSEは今シーズンで咲き誇る次なる“薔薇”を求めている。第2回オーディションは8月6日(火)、第1回と同じビーコルセンター内スタジオで開催。応募は7月30日(火)必着で受け付ける。ここから、さらにどんな新規メンバーが加わるのか、楽しみにしたい。

【取材・記事・写真/おおかめともき】

⬇第2回オーディションの詳細はこちらから
・横浜ビー・コルセアーズ チアリーダーズ「B-ROSE 2019-20」第2回オーディション開催決定!!
https://b-corsairs.com/news/brose_20190709-2/

 


Written by geki_ookame