“世界に通用する選手輩出を目指す”ビーコルユースの練習に潜入!第1回 U15女子篇

和気あいあいのチームで、バスケの技を磨く。2019年度ユースチームトライアウト募集中!

横浜ビー・コルセアーズユースU15女子チーム


横浜ビー・コルセアーズは、『横浜ビー・コルセアーズユースチーム(ビーコルユース)』を立ち上げ、Bリーグクラブの中でも特に未来のプロバスケットボール選手の育成に力を入れている。Bリーグは、B1ライセンス発行の条件にユースチームの保有を義務付けているが、横浜ビー・コルセアーズはBリーグ以前のbjリーグ時代からユースチームを確立しており、今年で6年目となる。

ビーコルユースが掲げる目標は『世界に通用する選手』の育成であり、昨年にはバスケ男子日本代表候補にも選ばれた田中 力を輩出し、アメリカIMGアカデミーへの武者修行へと送り出して、実績をあげている。

また、ビーコルユースはいわゆるスカウト活動ということをおこなっていない。それでも有力な原石がスカウトなしでビーコルユースに集まってくるのは、プロチームが運営するバスケユースチームの老舗ビーコルユースならではのことだろう。

レベルの高い選手たちと一緒に、プロチームのノウハウを生かした指導を受けることで、バスケットボールのスキルをさらに向上させることが出来る。このことはビーコルユースが持つ魅力のひとつとなっている。

その『横浜ビー・コルセアーズユースチーム』が、2019年のトライアウトを実施する。トライアウトを考えている人たちには、ビーコルユースの練習が非公開にされているために、その内容が分からない部分がある。今回B-COR MAGAZINEがその練習を取材。全4回の連載でその内容をお届けしていく。U15チームの記事の最後には、現役選手に聞いたトライアウトを受験した時のことと、緊張の克服方法を掲載。また白澤 卓ヘッドコーチにも同じ質問をして掲載している。トライアウトを考えている人、トライアウトを受ける人の参考になれば幸いだ。

2019年度トライアウト実施【横浜ビー・コルセア―ズユースチーム】


最初に取材をしたのは中学校3年生のU15女子チームの練習。横浜市内の体育館で学校終了後の19時から練習開始。白澤 卓ヘッドコーチの指導で進められる練習メニューは、5分間シューティングから始まり試合形式の5on5まで約2時間にわたっておこなわれた。驚かされたのはそのスピード、とても中学生の女子とは思えない速さがあり、パスワーク、シュートの精度にも高いスキルを感じた。

ビーコルユース女子の中学生カテゴリーは「Jr.ユース」と呼ばれており、現在、中学校1年生のU13に3人、2年生のU14に4人、3年生のU15に15人が在籍。取材当日は14人のU15選手が集まった。選手は各学校でバスケットボール部に所属しており、その活動後にビーコルユースの練習に参加する。ビーコルユースの練習は毎週火曜日と土曜日の2回。部活動との両立は問題なくおこなわれているそうだ。


【当日おこなわれた練習メニュー】

5分間シューティング ①FT
②ミドルレンジのジャンプシュート
③3P
④3Pからワンドリブル・ジャンプシュートを、それぞれ4本連続で入れていく
2メンパス ワンハンドパスでレイアップ。2分ずつ左右サイドを変えて4セット
トレーニング ①可動域運動
②ラン
③アジリティ
④ジャンプ
コーンタッチ・シューティング ①ジャンプシュート、3P、3Pからワンドリブル・ジャンプシュート
②ドリブルからジャンプシュート、ドリブルチェンジからジャンプシュート、ドリブルチェンジ&ジャブからジャンプシュート、ドリブルチェンジからカウンターステップでジャンプシュート
③エンドからカールジャンプシュート、3P、3Pから2ドリブルジャンプシュート、3Pからミドルへワンドリブル・ジャンプシュート
④レイアップ
⑤ポストプレイ
1on1 ①ドリブル1on1
②ジャブステップ1on1
③ミドルレンジ1on1
5on5 ①エンドセットから5on5
②ハーフオフェンスから5on5


横浜ビー・コルセアーズU15女子チームは、1月におこなわれた『第7回U15ジャパンクラブバスケットボールゲーム』で準優勝を挙げた強豪チーム。次々にこなされていく練習の合間、合間には、いつも笑顔が見られて和気あいあいの雰囲気。
それがこのチームの良いチームワークを生んでいる。

白澤HCはチームのことを「個々の能力が高いというのがありますが、それ以上にチームの仲が良い。お互いのコミュニケーションがしっかりと取れているチームです。積極的にプレー出来る選手がいるので、もの怖じせずに一生懸命プレーしていく。それが、このチームの特徴です」と話す。

この日の練習内容については「ここまで基本をやってきて、U15ジャパンクラブバスケットボールゲームも準優勝までいきました。ここからそれぞれの選手たちが高校のチームに出て行くので、今やっている練習では、選手個々のレベルを高校レベルにまで引き上げていくことを念頭に置いてやっています」と説明してくれた。どうりでスキルが高いはずである。

中学校3年生の選手たちは、中学卒業と同時にビーコルユースを引退して、次なるステージ、高校のバスケットボールチームへと進んでいくが、ビーコルユースの選手たちは、中学校3年生の段階で高校生と同じレベルのスキルを得ることが出来、高校に入ってすぐに他の選手よりも優位に立つことが出来る。これはビーコルユースの選手だけが持てる大きなアドバンテージだ。こういったところも、ビーコルユースが真の意味で『世界に通用する』選手の育成、輩出を実践しているということが分かる。

横浜ビー・コルセアーズユースチーム白澤 卓ヘッドコーチ

 



3人の選手たちに話を聞いた。


#12 朝比奈 あずさ(あさひな あずさ)選手

横浜市立洋光台第二中学校 3年生

2018年度バスケットボール女子U16日本代表チームエントリーキャンプ参加メンバー

身長:181cm

ポジション:センター

サンライズミニバスケットボールクラブでプレー

洋光台第二中学校バスケ部ではキャプテンを勤める

横浜ビー・コルセアーズユースチームU15女子#12 朝比奈 あずさ(あさひな あずさ)選手


―― 自分はどんな選手ですか?持ち味を教えてください。

「長身を活かしたインサイドでのプレーが出来る選手です。インサイドでの1対1のプレー、シュート力が持ち味です」

―― ビーコルユースにはいつから入りましたか?

「中学校3年生からです」

―― ビーコルユースに入ったきっかけを教えてください。

「中学校3年生になると部活動を引退しないといけないんですけど、そのあともバスケットボールを続けたいと思ったのがきっかけです」

―― ビーコルユースはどんなチームですか?

「とても明るくて、楽しいチームです」

―― 練習はキツくないですか?

「キツい時もあるんですけど、みんなと楽しんで出来るので乗り切ることが出来ます

―― ビーコルユースに入って良かったことを教えてください。

「今まではインサイドのプレーばかりだったんですけど、ビーコルユースに入って外のプレーも学ぶことが出来ました」

―― ビーコルユースに入って成長出来たところを教えてください

「外のドライブや、周りに合わせるプレーが出来るようになりました。プレー以外では、盛り上がるところは盛り上がるといったような切り替えが出来るようになりました」

―― ビーコルユースのコーチはどんな人ですか?

「とても優しくて、自分に必要なことを教えてくれるので、とても良いコーチです」

――トライアウトを受けた時はどうでしたか?

「トライアウトを受けた時は、チームにまだ友だちがいない状態だったんですけど、積極的にコミュニケーションをとって、チームとしてプレー出来るようになりました」

――トライアウトの時は緊張しましたか? 緊張はどうやって克服しましたか?

「緊張しました。自分のプレーが出来るようにと考えてプレーをしたら、緊張はなくなっていきました」

―― トライアウトを受ける人へのメッセージ

「自分の持ち味を活かしたプレーをしながら、周りとも合わせたプレーが出来るようにしていけば良いと思います。頑張ってください」



#34 逸見春奈(へんみ はるな)選手

横浜市立名瀬中学校 3年生

身長:156cm

ポジション:ポイントガード

小学校ではミニバスでプレー(県大会優勝、準優勝)

横浜ビー・コルセアーズユースチームU15女子#34 逸見春奈(へんみ はるな)選手

 

―― ビーコルユースには、いつから入りましたか?

「中学校1年生の時からです」

―― 自分はどんな選手ですか?

「周りを見ながら、決めるところではシュートを決めることが出来る。ドライブから打ってもしっかりと決めることが出来る選手だと思います」

―― ポイントガードで苦労するところを教えてください。

「ポイントガードは、ゲームの流れを感じながら、みんなの個性を活かさないといけないので、考えながら試合をするのが一番難しいです」

―― ビーコルユースに入ったきっかけは?

「中学校のチームがあまり強くなくて、他にチームがないかと探したんですけど、横浜ビー・コルセアーズユースというのがあったので、そこで練習してみようと思ったのがきっかけです」

―― ビーコルユースはどんなチームですか?

「楽しい雰囲気の中でやりながらも、プレーでは厳しく、細かいところまで指摘してくれるので成長が出来るチームです」

―― ビーコルユースに入って良かったことは?

「まずひとつは、凄くいい仲間に会えたことです。プレー中以外のところで、仲間と話したりするのがとても楽しいんです。本当にビーコルユースに入って良かったと思っています。もうひとつは、ここに入ってから自分が本当に上手くなって、オールスターにも入れるようになりました。サポートしてくれる方々やチームメイトがやさしかったり、面白かったり、みんなとても良い仲間です。ビーコルユースにとても感謝しています」

―― ビーコルユースに入って成長出来たところを教えてください。

「ビーコルユースに入ってからは、身長が伸びながらだったんですけど、体を当てるプレーが出来るようになりました。あとは、今までよりも視野が広くなって、ゲームの流れを感じながらプレーすることが出来るようになったことです」

―― ビーコルユースのコーチはどんな人ですか?

「シラさん(白澤 卓HC)は、チームのマスコット的なキャラクターです。でも、プレーの時はとても厳しくて、シラさんが言ってくれることは、ちゃんとやろうと思えるんです」

――トライアウトを受けた時はどうでしたか?

「トライアウトには、もともとチームにいた選手たちもいたんですけど、その人たちが私にパスを回してくれてチャンスを与えてくれました。バスケを楽しみながら出来ました」

――トライアウトの時は緊張しましたか? 緊張はどうやって克服しましたか?

「はい。緊張しました。でも、みんなと話をしたりして、楽しんでバスケをやったら緊張はどんどんほぐれていきました」

―― トライアウトを受ける人へのメッセージ

「トライアウトは、とても貴重なチャンスだと思います。そのチャンスを掴めるように、まずは声を出して、ディフェンスを頑張って、自分でいくところはいく。そして、考えながらプレーしていくと良いと思います。あとは、思い切って、全力で、悔いのないように頑張ってプレーしてください」



#7 和田 緒実(わだ つぐみ)選手

座間市立西中学校3年生

身長:165cm

ポジション:フォワード、パワーフォワード

横浜ビー・コルセアーズユースチームU15女子#7 和田 緒実(わだ つぐみ)選手


―― バスケはいつから始めましたか?

「小学校3年生から始めました」

―― 自分はどんな選手ですか?

「周りの選手たちを活かしながら、シュートをしっかりと打てる選手です」

―― ビーコルユースにはいつから入りましたか?

「小学校6年の時からです」

―― ビーコルユースに入ったきっかけを教えてください。

「ミニバスをやっていた時の先輩が横浜ビー・コルセアーズユースに所属していて、とても良いチームで勉強になると紹介してもらったのがきっかけです」

―― ビーコルユースに入ってみた印象は?

「今のチームは練習から、とても声が出ていて良い雰囲気です。その雰囲気が試合でも出て、成果に繋がっています。ディフェンスでもコミュニケーションが取れて、オフェンスリバウンドも全員でいけて、全員で闘えるチームです」

―― 練習はキツくないですか?

「トランジションを攻め続けるゲーム形式の練習はキツいです」

―― そういった練習は、実際の試合でどう活かされていますか?

「速攻の場面で、活かされていると思います」

―― ビーコルユースに入って良かったことを教えてください。

「ドライブなどの細かい技術が上達出来ました。シュートでの細かい技なども学べました。トレーニングではストレングスコーチがいるのですが、そのメニューをしっかりとやっているので、身体も作ることが出来ました」

―― ビーコルユースに入って成長出来たところを教えてください

「積極的に声を出せるようになったことです。1 on 1でも積極的にいけるようになりました」

―― ビーコルユースのコーチはどんな人ですか?

「オフの時は、とても楽しくて、みんなに優しく接してくれます。練習の時は、厳しく指導してくれて、ダメな時はちゃんと言ってくれます。注意してくれたあとには、ちゃんと出来ているかを確認してくれるので、とても助かっています」

――トライアウトを受けた時はどうでしたか?

「他の人よりも目立つように、積極的に声を出してアピールしました」

――トライアウトの時は緊張しましたか? 緊張はどうやって克服しましたか?

「とても緊張しました。でも、このチームに入りたいと思っていたので、その気持ちを持ってプレーしたら緊張はなくなりました」

―― トライアウトを受ける人へのメッセージ

「トライアウトは少ない時間しかありませんが、積極的にプレーをして、周りを使いながら自分もアピールしていくと良いと思います」



白澤HCに、トライアウトについて聞いた。

―― トライアウトを受けた時の緊張のほぐしかたを教えてください。

「緊張することは仕方がありません。トライアウトでは5対5、4対4の試合を繰り返してやるので、その中で徐々に緊張はほぐれていくと思います。試合の中で自分らしさをしっかりと出してくれれば良いと思います」

―― トライアウトを受ける時の心構えを教えてください。

「トライアウトに受かる、受からないは必ず出てくるのですが、まずは自分の可能性を信じてトライしてみるということが大事です。トライアウトでは、上手い選手もいるでしょうし、自分よりもレベルの高い選手もいるでしょう。合格、不合格だけでなくトライアウトは、その中で自分がどこまで通用するのかを試す場でもあります。全力を出し切ってプレーしてもらえれば良いと思います」

厳しい練習を次々とこなしていく合間に弾けた選手たちの笑顔。和気あいあいの雰囲気の中で仲間たちと切磋琢磨しながら、バスケのスキルを上げている彼女たちの姿はバスケットボールへの情熱に溢れていた。

 



自分のバスケスキルをさらに向上させていくことが出来るビーコルユースは、
2019年度ユースチームのトライアウトを募集中。ぜひトライアウトを受けて、世界を目指す選手への一歩を踏み出して欲しい。


⬇横浜ビー・コルセアーズ バスケットボールアカデミー

2019年度トライアウト実施【横浜ビー・コルセアーズユースチーム】
https://ybc-academy.com/archives/information/2019tryout

 

⬇B-COR MAGAZINE ビーコルユース連載(全4回)
第2回 U12男子・女子、U13、14男子篇
http://b-cormagazine.com/b-cor_academy2019/02/20

第3回 U15男子篇
http://b-cormagazine.com/b-cor_academy2019/02/21

 

⬇横浜ビー・コルセアーズユースU15女子練習・写真ギャラリー


⬇ビーコルユース紹介動画


次回は、U12男子・女子、U12~13男子の練習をレポートする。

【記事・取材・写真/おおかめともき】

 

 

2019年度トライアウト実施【横浜ビー・コルセア―ズユースチーム】

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Written by geki_ookame