横浜ビー・コルセアーズがアウェーで三遠と2連戦!


成績拮抗のチーム同士が激突!ビーコルは敵地で連勝期する!

横浜ビー・コルセアーズは12月5日(土・18時5分TIPOFF)と6日(日・14時5分TIPOFF)に、浜松アリーナで、西地区の三遠ネオフェニックスとアウェー2連戦を闘う。

ビーコルと三遠は今季初顔合わせ。両チームは現在、共にリーグ最下位に低迷し、ビーコルは3勝13敗で3連敗中、三遠は2勝14敗で5連敗中と今節は共に負けられない試合となる。ビーコルは敵地で連勝を狙うが、タフな試合になることは必至だ。

ビーコルは中2日前、17日ぶりのリーグ戦再開となったSR渋谷とのアウェー戦1試合で、キャプテンの生原秀将が再復帰を果たして先発。カイル・ミリングHCは同じポイントカードの森井健太も先発起用したが追い掛ける展開を強いられた。それでも、4Qでは猛攻から最大19点差あったビハインドを3点差にまで縮め、SR渋谷の背中を捉えた。しかし、ここから勢いを増したSR渋谷に12点ランを喫して流れを失い、以降で得点することなく15点差で敗れている。

前節SR渋谷戦での横浜ビー・コルセアーズ【写真提供©B.LEAGUE】

前節で再復帰を果たした#46生原秀将【写真提供©B.LEAGUE】


カイルHCは試合後の会見で「惜しい試合を最後にどうやったら締めることが出来るのか課題」と語り、チームは三遠戦までの2日間の練習で
前節の修正に加えて対三遠対策への連携確認を入念におこなった。

前日練習で指導する横浜ビー・コルセアーズ カイル・ミリングHC【写真提供©B-CORSAIRS/T.OOkame】


対する三遠は、前節をアウェーで島根と対戦。ビハインド展開から4Qで接戦に持ち込み一時は逆転したものの最終的には2点差で敗れている。今季のロスターでは川嶋勇人、太田敦也らが継続した一方でロバート・ドジャー、デビン・イーバンクスらが退団。ステヴァン・イェロヴァツ、サーディ・ラベナ、カイル・ハントらを新たに加入させている。

三遠ネオフェニックス#31ステヴァン・イェロヴァツ【写真提供©B.LEAGUE】

三遠ネオフェニックス#5川嶋 勇人【写真提供©B.LEAGUE】

両チームは、平均得点数でビーコル70.8得点(リーグ19/20位)三遠71.8得点(リーグ18/20位)と拮抗する一方で、失点ではビーコルが78点(リーグ9/20位)、三遠は85.1点(リーグ16/20位)と差が開く。ビーコルは持ち前のディフェンスを活かしつつも、同じく差をつけている3Pシュート(ビーコルリーグ9/20位、三遠19/20位)で得点を伸ばしたい。

ただ、フリースローにおいて三遠は、成功率78.4%でリーグ2/20位と精度が高い。ファウルには気をつけていく必要がある。

今節では、3Pシュートが鍵を握るのではないか。ビーコルが誇る3Pシューター森川正明と秋山皓太に期待がかかる。森川は「勝ちを積み重ねられていない。この土日しっかりと連勝する。アウトサイドシュートも鍵になってくる。パスが来た時に決め切れるよう準備したい」と話し、秋山は「勝つために(練習で)やって来たことをしっかりと出すだけ。(3Pシュートは)決めるつもりで打っている。いつも通りやるだけ」とそれぞれ今節への強い意気込みを話してくれた。

前日練習での横浜ビー・コルセアーズ#9森川正明【写真提供©B-CORSAIRS/T.OOkame】

前日練習での横浜ビー・コルセアーズ#22秋山皓太【写真提供©B-CORSAIRS/T.OOkame】


カイルHCは練習後に「重要な試合。三遠と我々はチーム状況と戦況が似ているから、今回の対戦は双方共に負けられない試合になる。当然、タフな試合になるだろう。ハードに全力で挑み、昨日と今日でやった練習を活かして良い結果を残したい」と話した。成績が拮抗している相手だけに激戦は必至。ビーコルは巻き返しの12月攻勢のためにも、この2試合を何としても勝たねばならない。必勝の2連戦だ。

【記事/おおかめともき・写真提供/©B.LEAGUE/©B-CORSAIRS/T.OOkame】

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⬇ビーコルNEWS・三遠2連戦前日レポート&HCインタビュー

⬇ビーコルNEWS・三遠2連戦前日選手意気込みインタビュー(#22秋山皓太&#9森川正明)

【動画提供©横浜ビー・コルセアーズ】


Written by geki_ookame