約1ヶ月ぶりのホームゲームで連勝狙う!森井が500アシストまであと「11」
横浜ビー・コルセアーズは12月12日(土・15時5分TIPOFF)と12月13日(日・14時5分TIPOFF)に、ホーム横浜国際プールで西地区6位の信州ブレイブウォリアーズと2連戦を闘う。
ビーコルは前節、水曜日ゲームで川崎と対戦。追う展開から徐々に追い上げて4Qで1点差にまで迫ったが、あと1歩届かず惜敗。3連勝と昨季から続く川崎戦連勝を逃している。ここまでの成績は5勝14敗で東地区9位の位置にいる。
対する信州は今季からB1に昇格。今季のロスターでは千葉から小野 龍猛(SF)を獲得。開幕から川崎、三河、滋賀、琉球から勝利を挙げて、ここまで7勝12敗で西地区6位となっている。
信州は3Pシュート成功数でリーグ3位(177本/ビーコルは149本で9位)でアテンプトではリーグトップ(550本/ビーコルは425本で12位)。ただし、成功率が32.2%と少なくリーグ15位でビーコルの35.1%(8位)を下回る。ビーコルは、相手が外したリバウンドを多くものにしてシュートチャンスにつなげたいところだ。
ディフェンスを持ち味とするビーコルだが、ディフェンスの面で信州は手強い相手だ。平均失点数で信州はリーグで宇都宮と川崎に継ぐ3番目に少ない73.4点でディフェンス力がある(ビーコルは77.7点で9位)。ただ、オフェンスでは平均68.8得点と少なくリーグワーストの20位。ビーコルは平均72.5得点でリーグ18位だが、これらのデータが今節の対戦でどう影響してくるか。
三遠戦GAME2で90得点を挙げるなど好調なオフェンスを見せているビーコルがどこまで得点を伸ばせれるかも勝敗を左右する要素。カイル・ミリングHCは「信州は3Pシュートが多く、ピックアンドロールを多用してくる。これをどう封じていくかが鍵。オフェンスではボールを動かし続けていくことが鍵になる」このボールムーブに関して指揮官はこうも話している「(ボールムーブは)川崎戦で出来ていた。あれ以上のパフォーマンスが出来れば勝てるはず」と語っている。
見どころのひとつとして、信州には懐かしい顔がいる。かつてビーコルで2017-18シーズンにプレーした日本人ビッグマン・佐藤託矢だ。佐藤はビーコル退団後に引退を考えたが、信州から熱心なオファーを受けて入団。以来このチームでプレーを続けている。佐藤にとっても、久々の横浜国際プールでの試合となる。
今節では、個人記録達成もかかる。森井健太が500アシストまであと「11」本としている。森井はここまでの平均アシスト数が5.4本、直近3試合で三遠戦GAME1で10本、同GAME2で6本、川崎戦で5本と今節で達成する可能性は十分にある。森井は「アシスト数は自分だけの力ではない。周りの選手たちの合わせであったり、シュート成功があってこそ。今節も周りの選手たちがのびのびとプレーをして、その結果でアシスト数に繋がれば良い。まずはチームの勝利」とコメントしている。
三遠戦連勝、川崎戦惜敗とアウェーで善戦を見せて約1ヶ月ぶりにホームに帰ってきたビーコルが今季B1昇格を果たした信州との2連戦でどんな闘いを見せるのか。キャプテン生原秀将は「映像でしか見たことのない信州との対戦は楽しみである一方で、負けられない闘い」と意気込む。横浜の海賊たちは、今節以降で秋田、島根とそれぞれ2連戦が続く12月攻勢に大きく弾みをつけるためにも今節でのホーム戦初連勝を狙う。
【記事/おおかめともき・写真提供/©B.LEAGUE/©B-CORSAIRS/T.OOkame】
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【動画提供©横浜ビー・コルセアーズ】