ビーコル、アウェイで新潟と大事な直接対決!


もう負けられない!海賊一丸で、今季3回目のアウェイ連勝を!

ビーコルは、2月に入って最初の試合を2月3日(土・14時5分 TIP-OFF)と4日(日・14時5分 TIP-OFF)アウェイ シティホールプラザアオーレ長岡で新潟アルビレックスBBと2試合を闘う。B-COR MAGAZINEではこのゲームを遠征取材。GAMEレポートを試合翌日にお届けする。

4連敗中のビーコルはアウェイ千葉戦GAME2ホーム名古屋D戦GAME2でショッキングな負け方を喫しているだけに、今節で2018年最初の勝利を挙げて、悪い流れを払拭したい。

今節は中地区の6位と5位の直接対決となる。ビーコルは現在8勝24敗で、アルビレックスBBは12勝20敗。5位とのゲーム差は4に離されてしまったが、この直接対決で、何としても差を縮めておかないといけない大事な2試合だ。

ビーコルは今季、新潟とここまで2度対戦している。6連敗中の10月25日にアウェイで1試合、12月20日にホームで1試合対戦して、ともに星を落としている。

10月の対戦では63-70で敗戦。3Qまではビーコルが12点のリード奪い優勢も、4Qの得点がわずか6点に沈み失速。ハシーム・サビート・マンカ、佐藤託矢、川村卓也のファウルアウトも響き、4Qでの逆転負けでこの試合を落している。

富山での連勝後だった12月のホームでの再戦は接戦になったが、反撃期する4Qでサビートと川村がファウルアウト。チームは終盤ファウルゲームを仕掛ける執念をみせたが、オフェンスの要を失ったことは痛く、82-90で敗戦となった。

前節ホーム横浜国際プールでの新潟戦

 

後半の失速から喫してしまう逆転負けは、今季のビーコルの大きな課題だ。直近の試合、前節名古屋D戦GAME2では最大24得点のリードを奪いながら、4Qで逆転負けを喫した。今節で、この悪しき負けパターンを如何に払拭出来るか。

前節の悔しさのあと、尺野将太HCは「チームとして、いま何をしないといけないのか、チームとして自分の力をどう発揮していくのか。しっかりと乗り越えていく」と語っていた。今季3度目となる新潟戦に向けて出来うる限りの修正を施し、この大事な直接対決に挑む。

尺野将太HC

 

ビーコルの選手たちは好調といえる。満田丈太郎と田渡 凌が前節GAME2で12得点と10得点で、若き二人が二桁得点をマーク。

前節GAME2で果敢なレイアップを沈める満田丈太郎

 

外国籍選手の3人も好調だ。マクドナルドは、前節名古屋D戦GAME1でマークが厳しいなかでタフショットを続けて20得点を挙げている。今節でのインサイドの職人の大爆発に期待が掛かる。

前節名古屋D戦GAME1で20得点を挙げたウィリアム・マクドナルド

 

前回のホーム新潟戦でわずか8得点に終わったハシーム・サビート・マンカも、出場停止明けの前節GAME2で17得点11リバウンドでダブルダブルをマークして好調だ。

出場停止明けの前節名古屋D戦GAME2で17得点11リバウンドでダブルダブルを挙げたハシーム・サビート・マンカ

 

ジェフリー・パーマーは、前回12月の対戦でチームのスタッツリーダーとなる23得点を挙げた。前節ではここぞでシュートを沈め、GAME2に12得点を挙げている。

前回12月のホーム対戦でダバンテ・ガードナーを交わし3Pシュートを打つジェフリー・パーマー

 

そして、川村卓也が好調を維持している。前節GAME1で3Pシュート3本を沈めて17得点。GAME2では3Pシュート3本で21得点を挙げている。チームが危機に陥ったとき、連勝したアウェイ富山と滋賀でもそうだったように、ここぞでチームを牽引するエースの姿は頼もしい。今回のアルビレックスBBとの再戦でも、燃えに燃えてチームを引っ張ってくれるだろう。

前節名古屋D戦GAME2で3Pシュート3本を含む21得点を挙げた川村卓也

 

一方で、前節GAME2でコンディション不良から後半に出場出来なかった細谷将司と高島一貴がどこまで回復しているか。佐藤託矢が前節GAME2、3Qで出場しコンディションを取り戻しつつあるだけに気がかりだ。

前節GAME2、1Qで2Pシュートを沈める高島一貴

前節名古屋D戦GAME2での細谷将司

前節3Qの頭から出場した佐藤託矢

 

アルビレックスBBで、要マークはやはり#54ダバンテ・ガードナーだ。10月に34得点、12月には42得点を喫し、大きくやられているだけに、今季3度目の対戦でどんな対策で挑むかが注目される。

サビートとマクドナルドが、平均得点29.1点の重戦車を抑えにいくだろうが、12月の対戦では、敢えてガードナーの失点には目をつむり覚悟したのだが、#7五十嵐 圭らに3Pシュートを打たれてしまいアウトサイドの失点が増えてしまった。今節で、尺野HCがどのような策でくるかが注目される。

新潟アルビレックスBB #54ダバンテ・ガードナー

 

アルビレックスBBは、前節三河戦でGAME1を77-83で落としたが、GAME2でダバンテ・ガードナーのブザービーターで劇的な勝利を挙げている。アルビレックスBBは流れを持つが、ビーコルはさらなる策を施し、全力でぶつかり挑む。

前節名古屋D戦GAME2での悔しさは、前半を「チーム」で闘い素晴らしいビーコルバスケで最大24得点を奪いながら、後半を「個」で闘ったことから失速してしまい、勝てる試合を落とした。チームは、この新潟戦までの期間で、チームをもう一度見直し確認して、結束をさらに強くした。

新たなる決意を持って海賊一丸で挑む、今季3度目の対戦となる新潟アルビレックスBB戦。もう負けるわけにはいかない。長岡に来てくれるビーコルブースターも、来ることが出来ないビーコルブースターも、猛ブーストと強い勝利の念を送って、選手たちを、これでもかとあと押しして欲しい。アウェイ新潟で勝利を掴み、3回目のアウェイ連勝を成し遂げよう!勝利を!ゴービーコー!!

【写真・記事/おおかめともき】

 


Written by geki_ookame