ビーコル、滋賀でのレイクスターズ戦GAME1で快勝!

サビート26得点、川村卓也24得点!途切れぬ集中力とエナジー。追いすがるレイクスターズを4Qで突き放す!

横浜ビー・コルセアーズ 87-69 滋賀レイクスターズ(12月29日・ウカルちゃんアリーナ)
22-20|18-18|19-18|28-13

ビーコルは、アウェイ・ウカルちゃんアリーナでの滋賀レイクスターズ戦GAME1で、87得点を奪い勝利した。

前節北海道戦の悔しさを吹き飛ばす快勝だ。前節同様、激しい接戦になり3Qまでは一進一退。海賊たちはエナジーと集中力を最後まで途切れさせることなく、4Qでレイクスターズを引き離し、試合終了のブザーを待たずしての快勝した。この1勝でビーコルはひとつまた次のステージに進んだといっていい。

今節前、北海道戦でのベンチファウルとウィリアム・マクドナルドの乱闘による2試合出場停止で、チームは今一度引き締めこの試合に臨んでいた。それだけに海賊一丸で勝ち取ったこの一勝は、嫌な流れを払拭しただけでなく、チームがさらに強固に結束したことを証明した。

アウェイ滋賀レイクスターズ戦GAME1で快勝した海賊たち

ビーコルは1Qから、早いパス回しでレイクスターズを翻弄した。特に細谷将司のスピード感溢れるアシストは素晴らしかった。5分51秒に細谷が意表を突くゴール下でのフェイクシュート。それを受け取った高島一貴が2Pシュートを沈めたのは圧巻で、海賊たちは胸のすくようなオフェンスを展開してリードを奪った。

1Qで見事なフェイクシュートでパスを出す#0細谷将司

 

7分55秒の#3ファイ・サンバに2Pシュートを決められレイクスターズに逆転を許すと、一進一退のクロスゲームになった。しかし1分46秒で川村卓也の3点バスケットカウントで同点。さらには残り22秒でジェフリー・パーマーがアウトサイドから2Pシュートを沈めてビーコルが逆転に成功。1Qは22-20で2点のリードを奪った。

1Q1分46秒川村卓也は2Pシュートでバスケットカウントを奪う

川村卓也はフリースローを確実に仕留め3点のバスケットカウントとする

 

2Q、ビーコルはリバウンドで流れを作ったが、序盤で得点が止まり、その間にレイクスターズに得点を許しビハインドが8点に広がる。6分20秒で山田謙治がフリースロー2本を決めてからは得点をかさねレイクスターズを追撃した。

2Qでフリースローを沈める#13山田謙治

 

この間にビーコルのディフェンスが機能し、レイクスターズの得点を抑え続ける。4分40秒にジェフリー・パーマーが3Pシュート。4分16秒に高島一貴がレイアップを沈めて同点。

2Q 4分40秒にジェフリー・パーマーが3Pシュートを沈める

2Q 4分16秒にレイアップで2Pシュートを沈める#2高島一貴

3分41秒にサビートが2Pシュートを沈め逆転すると、ここから得点をかさねていく。ビーコルは走りに走った。ゴール下で川村と細谷が果敢に走り、レイクスディフェンスを翻弄した。

2Q 3分41秒に2Pシュートを沈める#34ハシーム・サビート・マンカ

 

2Q途中で#6長谷川智伸が左足を痛め担架で運ばれるアクシデント。GAME2での出場が心配される。ビーコルブースターからは長谷川コールが起こった。これぞ、ビーコルブースターの姿といえる。

レイクスターズは執拗に食らいついてきたが、1分28秒に川村卓也の3点バスケットカウントで逆転してからはリードを死守した。2Qは18-18の同点。トータル40-38でビーコルが2点をリードする。

2Pシュートでこの日2つ目の3点バスケットカウントを奪う#1川村卓也

バスケットカウントでのフリースローを沈める#1川村卓也

 

しかし3Qで、レイクスターズが反撃して逆転。ビーコルも食らいつき得点しクロスゲームに持ち込む。8分22秒に高島一貴がアウトサイドから2Pシュート

3Q 8分22秒に#2高島一貴がアウトサイドから2Pシュート。

 

7分32秒で細谷将司がレイアップで2Pシュート。さらには残り32秒で川村卓也の2Pシュートで逆転すると、残り1秒で細谷将司がレイアップでブザービーターを決めて3Qは19-18。トータルで59-56とし、リードを3点にした。

3Q2分13秒に1点差に詰め寄る2Pシュートを沈める#1川村卓也。

川村はさらにもう1本2Pシュートを沈めて逆転に成功する

3Q 7分32秒でレイアップを沈める#0細谷将司

 

4Qに入っても、ビーコルのエナジーと集中力は最後まで途切れることはなかった。パーマー、田渡、川村の2Pシュート。パーマーの3Pシュート、さらには川村が連続して3Pシュートを沈めて得点をかさねた。

4Qで2Pシュートを沈める#4ジェフリー・パーマー

 

ディフェンスでも選手たちはレイクスターズを抑え、リードをさらに広げていった。サビートが5分40秒で氣魄のダンク。さらに続けて1分55秒と同13秒に連続2Pシュートを沈めリードを揺るぎないものにした。

4Qでダンクを沈める#34ハシーム・サビート・マンカ

 

残り34秒で田渡がダメ押しとなる2Pシュートを沈めて終了のブザーを待たずして勝敗が決まった。結果4Qは28-13。ファイナルスコア87-69でビーコルが18点差で快勝。大事な年末滋賀戦のGAME1をまず取った。

残り34秒で#21田渡 凌がダメ押しのレイアップを沈めた時、勝敗が決まった

勝利を確信し、川村卓也を中心に沸き立つビーコルベンチとビーコルブースター

 

勝利が決したときベンチで川村卓也は雄叫びを上げ、湊谷安玲久司朱と笑顔で抱き合い喜びを爆発させた。

レイクスターズとのGAME1を勝利し湊谷安玲久司朱と抱き合う川村卓也

そして、年末のアウェイ戦にもかかわらず、横浜から遠く離れた滋賀に大挙駆けつけたビーコルブースターも歓喜に包まれた。

勝利の歓喜に沸き立つ横浜から駆けつけたビーコルブースター

 

選手たちは試合後のハイタッチで、共に闘ったビーコルブースターと勝利の喜びを分かち合った。

レイクスターズのチーム最多得点は#7並里 成の18得点で、20点台の選手はいなかった。対してビーコルはサビートが26得点、川村が24得点。20点台の二人を起点にして87得点を挙げた。

ファウル数にも差が出た。ビーコルのファウル14に対し、レイクスターズは23。バスケットカウントも多く出した。ただ、一方でビーコルはフリースローの成功率が57.7%で、レイクスの81.8%と大きな差が出ている。ここはGAME2で修正しないといけない。

尺野将太HCは試合後の会見でこの勝利をこう振り返っている。

「前半から、お互いに良いところが出ながら、得点を取りながら、守りながらの展開が続きました。先週が2試合ともラスト1分で相手に勝ちを奪われてしまったゲームが続いていたので、今日は40分間をしっかり闘い抜いて、最後までしっかりプレーすることに集中してゲームに臨みました。4Q7分ぐらいでウチに波が来たときの向こうのタイムアウトでも選手の集中力は切れませんでした。40分間最後のところまで、選手の集中力が高いレベルに維持されていた。それが4Qの点数の差に表れたと思います」

「今日と同じゲームには絶対ならないし、今日は20点を越えている選手が二人がウチは出ました。明日は、向こうもこの二人をしっかりとマークして守ってくると思います。その時にウチがどう相手にアジャストして、エースの川村選手、インサイドの起点であるハシーム選手を止めに来られたときにウチがまた、ビーコルらしいバスケをしっかりと出来るかどうかが、また大事になってくると思います」

試合後会見する尺野将太HC

 

バスケットカウント2つ、連続3Pシュートを含む24得点をマークした川村卓也は、コートに立った29分31秒で走りに走った。この価値ある勝利を振り返り「今シーズンはずっと自分らしさを出せなかった。シュート確率も低くチームに迷惑を掛けた。これから継続していく」と意気込みを高める。

ハシーム・サビート・マンカは、両チーム通じてのダンク2本を含む最多26得点を挙げ、15リバウンドで久々のダブルダブルをマークした。しかし、試合後のサビートにこのことを聞くと「もっとフリースローが入ってれば、もっと得点を取れていました」とフリースローの成功率が46.2%に終わったことを悔やんだ。フリースローをさらに決めていたら30得点を越えていただろう。さらに翌日のGAME2への意気込みを強くした。

「今日はチームとして、本当によくプレー出来たと思います。明日のGAME2があるので、そこで勝たないと意味がありません。本当に明日の試合が重要になります」

「チームで試合後に言っていたのが、“アシタ、モウイッカイ!”、“モウイッカイ!” 勝とう!と言っていました。年内最後のゲームですし、明日の勝って、その勝利をさらに来年へと繋げていくというのが重要になります。

「今年をいい終わり方にして、それを来年に繋げ持ち越していく。それがチームが成長していくために必要ですし、チームとしての課題だと思っています。今日のような勝ちが、どんどんチームを強くしていくので、“モウイッカイ” 明日勝って、新しい2018年に繋げていきたいと思います!明日も勝ちもいきます!ゴービーコー!」

覚えたての日本語「モウイッカイ」を何度も口にして、GAME2で連勝し、今年最後のゲームを最高の形で締めくくることへ意欲を示した。この覚えたばかりの「モウイッカイ」が口グセになり、チームに浸透して勝ちグセになれば、ビーコルは浮上する。

B-COR MAGAZINEの読者に得意のサビートポーズを決めてくれたハシーム・サビート・マンカ

 

海賊たちは、またひとつ壁を乗り越えた。今あるこの結束はこれまで以上に強固だ。このチームは勝てる。滋賀にまで駆けつけ、必死のあと押しを続ける沢山のビーコルブースターと共に、2017年のラストゲームを必ず勝利し、最高の結果でこの1年を締め括ろう。連勝を!ゴービーコー!!

【写真・記事/おおかめともき】

 

Written by geki_ookame