今節もディフェンスが鍵。ビーコルBリーグ初対戦の福岡とホーム2連戦!

もう負けられない!元富山同士の対決となる橋本、小原のピットマン封じに期待!

横浜ビー・コルセアーズは、11月17日(土・18時05分 TIP-OFF)と11月18日(日・14時05分 TIP-OFF)に、ホーム横浜国際プールで、bjリーグから3年ぶり、Bリーグになってからは初顔合わせとなるライジングゼファー福岡と第10節2連戦を闘う。

ビーコルは現在6連敗中で中地区6位。ここまで3勝12敗で、5位三遠には3ゲーム差をつけられている。それだけに、今節はこれ以上引き離されないためにも勝利だけが求められる。

今季からB1に昇格し、指揮官がボブ・ナッシュHCに代わった福岡は、2勝13敗で西地区6位。開幕から11連敗して10月は全敗とビーコル同様に苦しい闘いが続くが、ホーム京都戦GAME2を100-47で大勝して連敗を止めると、その後におこなわれたアウェーでの水曜日ゲーム琉球戦でも77-73で勝利して、強豪琉球から金星を挙げて連勝した。しかし前節アウェー栃木戦では、共に60点台のロースコアに終わり連敗している。

ビーコルは、抱えているディフェンス難がここに来て再び露呈している。連勝したホーム滋賀戦と勝利したSR渋谷戦GAME1でディフェンスの改善が見られたものの、マンツーマンディフェンスの不備からゾーンディフェンスを多用したことで、相手を攻めやすくさせ、イージーシュートでの失点が多くなっている。

直近試合のアウェー大阪戦GAME2で、チームのB1通算10,000得点を達成したが、新潟戦GAME2以来久々の60点台ロースコアが響き敗戦している。ディフェンスでは、1Qでのマンツーマン、後半でのマンツーマンとゾーンを織り交ぜたチェンジングディフェンスが機能して大阪の得点を10点台に抑えた。

しかし一方で、2Qで敷いたゾーンディフェンスは、序盤こそ相手のリズムを狂わせることが出来たものの、徐々にアジャストされて得点を許し26点を失っている。

前節大阪戦GAME2でのビーコルディフェンス【写真提供:©B.LEAGUE】


オフェンスでは1Qに21点を入れたものの、ゾーンを敷いた2Qでオフェンスも失速してしまい、わずか12点止まり。後半も19点、16点と得点が伸びなかった。

成績が均衡し、総得点数で勝っていた大阪にアウェーとはいえ、ひとつも勝てなかったのは痛かったが、今節の福岡とは成績がさらに均衡している。総得点数ではビーコルが1159点(リーグ7位・平均得点77.3)で、福岡が1102点(リーグ11位・平均得点73.5)と今節もビーコルが上回るが、問題はディフェンス難。ここまで相手の平均得点よりも多い失点を許してきているだけに、今節もディフェンスの出来不出来が勝敗の行方を大きく左右する。

今節もディフェンスの出来不出来が勝敗を大きく左右する


今節は前回試合から、久々に中5日があいたが、この期間でどこまでディフェンスが改善されたか。大阪戦では、マンツーマンが改善を見せ、チェンジングディフェンスも一応の効果を見せた。初めて対戦する福岡に対してトーマス・ウィスマンHCがどのようなディフェンスを敷いてくるか注目だ。

福岡とは、名称がライジング福岡だったbjリーグ時代に対戦しているが、ビーコルにとっては2012−13シーズンにリーグ優勝を果たした験がいい相手でもある。

あれから両チーム共に大きく様変わりしているが、ライジングゼファー福岡となった福岡の主な得点源は、今季から新加入したデクスター・ピットマン(富山から移籍)、ベンジャミン・ローソン(U-18、U-20イギリス代表)のインサイド勢と、3Pが打てる城宝匡史(新潟から移籍)、津山尚大(琉球から移籍)らがあげられる。

ここまでチームトップの得点は、ピットマンの261得点(平均得点18.6)で、2番手は城宝の151得点(平均得点10.1)。ピットマンは、直近試合栃木戦GAME2で26得点。名古屋2連戦では共に30点台を挙げている。

今季富山から移籍したライジングゼファー福岡#34デクスター・ピットマン【写真提供:©B.LEAGUE】


城宝はミドルシュートが上手く、外からも打ってくるだけに、ディフェンスでスペースを作ってしまうと怖い存在。注意が必要だ。

今季琉球から移籍したライジングゼファー福岡#31城宝匡史【写真提供:©B.LEAGUE】


面白いのは、昨シーズン富山でピットマンとチームメイトだった小原 翼と橋本尚明がいること。マッチアップとなれば、互いに読み合い、駆け引きになっていくことが想像されるが、小原と橋本のピットマン封じに期待したい。

今季、富山からビーコルに移籍してきた#7橋本尚明

同じく今季富山から移籍してきた小原 翼。橋本と共にピットマンは元チームメイトであり、その経験を活かしたピットマン封じが期待される


またハンター・コートが、B2広島時代に福岡と対戦して、昨年10月の試合で7分43秒のプレータイムがある。1試合だけだったが、この経験がどう活かされるか。

横浜ビー・コルセアーズ#10ハンター・コート。B2広島時代に福岡と1試合の対戦経験がある


ビーコルは、ジャボン・マックレアが直近3試合で32、24、25得点を挙げて、引き続いての好調をみせる。大阪2連戦では2試合とも二桁リバウンドで、連続ダブルダブルをマークしている。

エース川村卓也も、相手の厳しいマークの中でここぞで3Pを決めてチームを牽引している。

横浜ビー・コルセアーズ#12ジャボン・マックレア

横浜ビー・コルセアーズ#1川村卓也


前節大阪戦でウィスマンHCは、ディフェンス重視から高島一貴を先発させたが、今節ではどんな策を打ってくるか。ここ数戦でベンチ入り登録のないディフェンシブな選手プリンス・イベの存在も気になるところだ。

大阪ではディフェンス重視から2試合とも先発起用された横浜ビー・コルセアーズ#2高島一貴【写真提供:©B.LEAGUE】


とにもかくにも、今節もディフェンス。オフェンスで好調な選手が多いだけに、改善されたディフェンスで一気に連勝して、巻き返しに弾みを付けたい。

【写真・記事/おおかめともき(大阪戦写真、福岡選手写真提供・©B.LEAGUE)】

 

Written by geki_ookame