浮上期する2連戦!チームディフェンスで連勝狙う!
ビーコルは、3月10日(土・18時5分 TIP-OFF)と11日(日・14時5分 TIP-OFF)に、今季4度目の対戦となる新潟アルビレックスBBをホーム横浜国際プールに迎えて2試合を闘う。
この試合は、GAME1が「メモワール PRESENTS SPECIAL DAY」「佐藤(310)」さんの日」、GAME2は「ポケモンセンターヨコハマDAY」ビーコルアカデミー主催の「横浜ビー・コルセアーズ DREAM GAME」など盛り沢山のイベントが行われる。
また竹田 謙が自身のキャリア通算3,000得点まであと13得点としており、ベテランの偉業が今節で達成される可能性がある。
残り20試合となり、ビーコルは現在4連敗中で11勝29敗で中地区6位。金曜日の試合で富山が大阪に敗れたために新潟が4位に浮上。富山が0.5差で5位になった。ビーコルとのゲーム差は5位富山とが5.5ゲーム差。4位新潟とは6ゲーム差になった。
また回避しなければならない下位4チームに課されるB1残留プレーオフの指標ワイルドカード12チーム中でビーコルは10位。9位の滋賀とはゲーム差1。残留プレーオフのデッドラインである8位大阪との差は2.5ゲームとなっており、勝利が渇望される。
前節でビーコルは、強豪川崎ブレイブサンダースと闘いGAME1で105点を奪われ大敗したが、翌日のGAME2でディフェンスを修正。その修正が実り、前半でターンオーバー10を奪うなどして川崎を苦しめ、2Qで速攻を仕掛け逆転に成功。前半をリードで終えた。しかし、後半3Qでミスから逆転を許し、高確率で3Pシュートを決められるなどしてビハインドが広がり、奮戦むなしく敗戦した。
連敗という結果に終わったが、GAME2で出来たディフェンスの修正で川崎を苦しめ、闘えることを示すことは出来た。それだけに勝ち切ることが、いま大きな課題となっている。
今節の闘いでも、ディフェンスは海賊浮上の鍵を握る。今季ここまで新潟とは、昨年10月25日にアウェイ新潟で、昨年12月20日にホームでそれぞれ1試合。2月3日と4日にアウェイ長岡で闘い1勝3敗の成績で今回が4度目の対戦だ。
前回2月の対戦では、今節と同じく4連敗中だったビーコルがGAME1で、終始新潟のリードを許さず86-81で勝利した。
特にGAME1では#54ダバンテ・ガードナー対策が機能。トータルで24点を奪われてはいるが、アグレッシブなディフェンスを展開した1Qでわずか2点に封じ、新潟の得点を9点に抑えることに成功した。
1Qのオフェンスでは、8点の川村、5点の細谷、4点の高島などの活躍で26得点を奪い、1Qを26-9で終えたことがビーコルに主導権をもたらした。
また先発だったウィリアム・マクドナルドがゲーム直前のコンディション不良で出場出来なかった中で、勝利出来たことは自信となり、「個」ではない「チーム」で4Qを守り、勝ち切れことは大きな収穫だった。
川崎戦GAME2で、勝ち切ることへの重要さを痛感しただけに、この新潟戦GAME1でみせた勝ち切るバスケを、今度はホームで再現して欲しい。
連勝を狙った新潟戦GAME2では、前日に28得点を挙げ、チームを大きく牽引した川村卓也と山田謙治がコーチライセンス取得のために欠場。マクドナルドはGAME1に引き続いて欠場し、9人という限られた戦力での闘いを強いられた。
GAME1同様にビーコルは、チームバスケを徹底し、ディフェンスを中心にしてゲームを作った。ガードナーに逆襲を許し31点を奪われたが、満田丈太郎が12得点、ジェフリー・パーマーが15得点を挙げて川村の穴を埋め、久々の先発だった佐藤託矢がディフェンスで奮起するなどして僅差3点のビハインドをキープして白熱した接戦を展開した。
しかし、4Qで勝負どころでのシュートを外してしまいビハインドが7点に開き、ファウルゲームを仕掛ける執念をみせたが、勝利ならず。72-79での悔しい敗戦となっていた。
今節では、川崎戦で出れなかった蒲谷正之と山田謙治の状態が心配されるが、マクドナルドも出れるし、もちろん川村も出れる。またハシーム・サビート・マンカも川崎戦で攻守に復調し再び乗ってきているだけに期待出来る。
加えて、前節で川崎の北 卓也HCも賞賛した海賊自慢のPG細谷将司と田渡 凌のスピード。また川村不在の中で12得点と奮闘した満田丈太郎も以降で、さらなる成長を遂げている。
そして、体を張ったディフェンスで挑む佐藤託矢もここに来てシュートが好調だ。3月10日は「佐藤(310)」さんの日」で和製ビッグマンは意気上がる。4度目の対戦で新潟に連勝出来る武器は揃っている。
前回GAME1で出来たガードナー対策は、さらなる進化を持って新潟の重戦車を迎え撃つだろう。もちろん、新潟も前節でアルバルク東京から連勝し、上位進出を虎視眈々と狙っているだけに激戦は必至だが、ホームのビーコルブースターと一丸となって今季2度目のホーム連勝を狙う。
B1残留プレーオフを阻止するために、何としても勝たねばならない!猛ブーストで後押ししよう!勝利を!ゴービーコー!!
【写真・記事/おおかめともき】