ディフェンスとオフェンスリバウンドを取り戻してSR渋谷にリベンジ!
中地区5位の横浜ビー・コルセアーズは、2月15日(土)と16日(日)にホーム横浜国際プールで東地区4位のサンロッカーズ渋谷と第23節2連戦を闘う。
この試合はGAME1が「ウエインズグループ Presents 横浜ビー・コルセアーズ対サンロッカーズ渋谷」、GAME2が「セガサミーグループ presents スペシャルゲーム」として開催。GAME1には女優の釈由美子、GAME2には女優の桜井日奈子が来場。様々なイベントやアトラクションが盛り沢山でおこなわれる。
ビーコルは、ここまで9勝28敗で中地区5位が続く。4位新潟とは「4」ゲーム差、2位三河までは「8」ゲーム差。B1総合順位でも依然残留プレーオフ圏内の17/18位であり、16位島根とは「2」ゲーム差、残留プレーオフ圏外14位北海道までは「4」ゲーム差になっている。
SR渋谷とは、1月におこなわれた第16節の2連戦で対戦してGAME1、GAME2共に20点台の失点を喫して連敗した。現在ビーコルは勝利した対大阪戦GAME1以降で90点台の失点が続いて4連敗中。ホーム2連戦での勝利で連敗を止め、ここからの巻き返しに弾みをつけたいところだ。
SR渋谷はビーコルとの対戦後で6勝3敗、前節のアウェー京都2連戦も連勝して勢いがある。前回対戦で28得点、30得点12リバウンドとやられたライアン・ケリーには特に注意していきたい。
前回対戦のGAME1では、4Q途中から出場した牧全が、プレーした8分9秒間だけで3Pシュート1/1本を含む二桁10得点(オフェンスリバウンド2本)を挙げて起点になった。前々節アウェーA東京戦GAME2では、今季初先発してディフェンスを中心に存在感を示している。今節で期待される選手のひとりだろう。
また、加入してこれが6試合目になる特別指定選手(青山学院大学3年)の赤穂雷太の活躍も楽しみだ。赤穂は前節秋田戦でサザランドと並ぶチーム最多タイの16得点(3Pシュート2/4本)を挙げた。要所でシュートを決め、3Qでは1点差に迫る3Pシュートと2Pシュートを続けてチームに流れをもたらしていた。A東京戦GAME1では自己最多10得点を挙げていたが、加入してからわずか5試合で早くも自身の記録を更新。次世代の日本バスケを担うサラブレッドといわれる赤穂だが、試合をこなしていくにつれて、そのポテンシャルを発揮してきている。
その赤穂は、今節に向けた意気込みをこのように語っている。「やはり、まずはディフェンス。ここ3試合で相手に90点台の得点を入れられています。これを立て直さないと絶対に勝てないと思うので、ディフェンスにしっかりとフォーカスして臨みたいと思います」
またこれが10試合目の指揮となる福田将吾HCは、「今回も練習する時間が1日しか取れませんが、その中でSR渋谷さんがどうかというよりも、まず我々がどう闘っていくか、横浜のバスケットとは何かということをしっかりと再確認した上で臨みたいと思っています。秋田戦では、後半(4Q)で崩壊してしまいました。後半で59失点というのは、正直ウチのバスケットではありません。これをもう一度詰めて臨みます。何故こうなったのかの原因も含めて、選手たちとしっかりと話し合って闘いたい」と話す。
前回の対戦でビーコルは、武器であるオフェンスリバウンドを止められ、逆に取られてしまったことが失点に直結した。今回の再戦でこれを改善し、持ち前のオフェンスリバウンド、そしてディフェンスを取り戻せれるかが勝利への鍵になってくる。
SR渋谷の伊佐 勉HCは選手のローテーションを駆使してゲームを作っている。福田HCもタイムシェアを多用しており、中2日ゲームが続く中でおこなわれる今節でどんな采配を見せてくれるかも注目だ。
対SR渋谷2連戦のチケット詳細、観戦ガイドは以下リンクから。
横浜ビー・コルセアーズ【観戦ガイド】2月15日16日 サンロッカーズ渋谷戦
https://b-corsairs.com/news/game_20200215_20200216/
【記事・写真/おおかめともき・SR渋谷選手写真提供/©B.LEAGUE】