連勝目指すビーコル、アウェーで三遠に挑む!


今季最初の同地区対決。連勝へ!チーム力で勝利を奪え!

横浜ビー・コルセアーズは、10月16日(水)にアウェーでの第3節を同じ中地区の三遠ネオフェニックスと1試合対戦する。三遠はこれがホーム開幕戦。

前節でビーコルは、横浜文化体育館でのホーム開幕節で秋田と対戦。台風19号の影響でGAME2が中止となり、1試合開催となったが、秋田に15点差をつけて今季初勝利を掴み、良い流れを持って豊橋に乗り込む。

秋田戦では、前半こそ秋田のプレッシャーに手こずり、6点ビハインドになったが、後半でディフェンスの強度を上げ、3Qに26得点を入れて逆転。4Qでは秋田を8得点に抑えるディフェンスを見せて15点差での勝利を決めている。ここまで惜敗が続き、勝利が待望されていただけに、攻守にわたる好内容で掴んだこの今季最初の白星は、新チームに大きな自信を与えた。対する三遠は、開幕からここまで富山、名古屋と対戦して4敗と勝ち星がない。ホーム開幕戦で一気に巻き返しを図ってくるのは必至だ。今季は、新たに就任したブライアン・ロウサムHCのもとで新体制を組み、田渡修人、長谷川智伸、渡邊翔太、ジョシュ・チルドレス、ウィリアム・マクドナルドが退団し、新たに6人の選手が加入した。三河から西川貴之(SF)、金沢から柳川龍之介(SG)、東海大九州出身のルーキー北原秀明(SG)を獲得。外国籍選手では、デビン・イーバンクス(SF/PF)、ジェシー・ゴーバン(C)、カイル・バローン(PF/C)が加入した。

三遠ネオフェニックス#2デビン・イーバンクス【写真提供:©B.LEAGUE】


デビン・イーバンクスは、富山との開幕節GAME2で3Pシュート3/6本を含む36得点を挙げるなどしてここまで平均23.5得点。ジェシー・ゴーバンは名古屋との2試合に出場して共にダブルダブルをマーク。平均21得点、平均12.5リバウンドでリバウンド力もある。

日本人選手では、川嶋勇人がここまでの4試合で二桁得点。新戦力の西川貴之は3試合で二桁得点をマークしている。日本代表選手のセンター太田敦也も要警戒だ。

三遠ネオフェニックス#5川嶋勇人【写真提供:©B.LEAGUE】


ビーコルは、前節でポイントガードの生原秀将が鼻骨骨折の怪我を負ったが、同じポジションの田渡 凌が生原に代わって約35分間にわたる奮闘を見せた。両チーム最多となる12本のアシストで得点に繋ぎ、自身も9得点を入れて初勝利に貢献した。生原の状態が気になるところだが、ここまでベンチ入り登録がないもうひとりのポイントガード ハンター・コートの出番となれば、ハンターの奮闘にも期待がかかる。

横浜ビー・コルセアーズ#21田渡 凌


ビーコルの外国籍選手では、ここまでレジナルド・ベクトンが平均19得点、平均14.3リバウンドで好調。平均17得点、平均10.5リバウンドのジェイソン・ウォッシュバーンと共にチームの得点源になっている。開幕節北海道戦GAME1で21得点13リバウンドでダブルダブルをマークし、以降でベンチ入り登録がないジョルジー・ゴロマンの起用も気になるところだ。

横浜ビー・コルセアーズ#7レジナルド・ベクトン


チーム力と、ディフェンス力が上がってきたビーコルが、堅守速攻のチーム三遠にどう立ち向かうか。新生ビーコルが、敵地で連勝を狙う。

【記事・写真/おおかめともき・三遠写真提供/©B.LEAGUE】

 


Written by geki_ookame