チームバスケで、2試合とも取りに行く!
ビーコルは、2月10日(土・18時5分 TIP-OFF)と11日(日・14時5分 TIP-OFF)ホーム横浜国際プールで島根スサノオマジックと2試合を闘う。
この試合は、GAME1が「P・B・I Co., Ltd. Presents PARTY B-COR」、GAME2が「ジブラルタ生命 PRESENTS SPECIAL DAY」として行われる。
ビーコルは現在9勝25敗で中地区6位。対する島根スサノオマジックは、8連敗中で7勝27敗で西地区5位。昨年11月12日の富山戦の勝利以降ホームゲームでの勝利から遠のいているビーコルにとっては、勝率で上回っている相手をホームに迎えるだけに、今節は何としても勝たねばならない。
ビーコルは、前節長岡での新潟アルビレックスBB戦で2試合ともウィリアム・マクドナルドを欠きながらも1勝1敗。GAME1は86-81で勝利。エース川村卓也が3Pシュート3本を含む28得点を挙げて起点となり、チームバスケを40分間貫いての逃げ切り勝利だった。
GAME2では、マクドナルドに加えて、コーチライセンスの取得で川村卓也と山田謙治が欠場。チームは9人での闘いを強いられたが、ハシーム・サビート・マンカが16得点を挙げて起点となり、ジェフリー・パーマーも15得点を挙げて続いた。若き満田丈太郎も12得点と奮起。エース不在で奮起したチームが、GAME1よりもさらなる結束をみせた全員バスケで挑み、終始僅差のビハインドを維持し猛追したが、4Q終盤での勝負どころのシュートを外してしまい72-79で試合を惜しくも落としている。
中地区5位と6位の直接対決で1勝1敗だったが、この2試合で出来たチームのまとまりを、さらにまとめ上げて島根との2試合に全力でぶつかる。
スサノオマジックは、今季のB1昇格でチームを大きく入れ替えたが、ここにきて外国籍選手の入れ替わりが多くなってきており1月5日に#12ジャミール・マッケイ(206cm)、今節直前の2月7日にはジーノ・ポマーレ(203cm)を獲得している。
前節、スサノオマジックは川崎にGAME1を63-84。GAME2を75-100で共に落し連敗。#40ジョシュ・スコットがGAME1で19得点、GAME2で33得点。
日本人勢ではGAME1で#7渡邊翔太が10得点。また#0佐藤公威は13得点(3Pシュート3本)を挙げ、GAME2で21得点(3Pシュート5/7で成功率71.4%)を挙げている。
3Pシュートでは、#18相馬卓弥がGAME2で3本(3/5で成功率60%)を決めている。ビーコルディフェンス陣が、インサイドのスコットと、アウトサイドの佐藤を如何に抑えるか。ゴール下でのハシーム・サビート・マンカの異次元のブロックショット、そして高島一貴と、前節でスタート起用した和製ビッグマン佐藤託矢の護りに期待したい。
ビーコルは、マクドナルドの怪我がどこまで回復しているかが、気になるところだが、今節で川村卓也が復帰するのは心強い。新潟戦GAME1でチームを強く牽引し、アウェイでの勝利に導いたエースの復帰は、大きな勇気をもたらす。
川村自身も、欠場したGAME2でチームが惜敗しているだけに、今節に掛ける勝利の執念は並々ならぬものがあるだろう。引き続き好調のエースは、久々のホームでの勝利にこだわり、なりふり構わず奮闘してくれるだろう。捲土重来を期するエースと9試合ぶりのホームの歓喜を掴みたい。
ビーコルは、5位新潟まで4ゲーム差と離されているだけに、もう負けるわけにはいかない。このホームでの2試合を確実に取り一気浮上を狙う。
横浜国際プールで、めいっぱい声を出して海賊たちをあと押しして欲しい。そして、今度こそ、久々の勝利の歓喜をホームで味わおう。勝利を!ゴービーコー!!
【記事・写真/おおかめともき(島根写真提供・©B.LEAGUE)】