ビーコル、ホーム国プで大阪と2連戦!


ここまで3試合連続惜敗。ホームで今度こそ勝ち切って大阪にリベンジ!

中地区5位の横浜ビー・コルセアーズは、2月1日(土)2日(日)にホーム横浜国際プールで西地区首位の大阪エヴェッサと第21節2連戦を闘う。ビーコルは中2日前におこなわれたアウェー富山戦で惜敗。前々節琉球2連戦でも2試合続けて惜敗していたが、ディフェンスは上向き、ホームでの海賊一丸で今度こその勝利を掴む。

ビーコルは、1月29日に青山学院大学3年生の赤穂雷太(あかほらいた・196cm94kg)との特別指定選手契約締結を発表したばかり、ベンチ入り登録が可能になっていた前節富山戦では登録が見送られたが、今節での登録、初出場があるか注目される。

横浜ビー・コルセアーズ#6特別指定選手・赤穂雷太(青山学院大学3年)


ビーコルは、中地区争いで4位新潟まで「2.5」ゲーム差。3位富山までは「4.5」ゲーム差。チャンピオンシップ出場圏の2位三河までは「6.5」ゲーム差としており、B1総合順位では依然17/18位のままで残留プレーオフ圏内にいる。圏外脱出のためには「2.5」ゲーム差の14位北海道を超えなければならない。14位北海道との差を少しでも詰め、地区争いでこれ以上離されないためにも、勝つことが求められている。

対する大阪は、前節のアウェー宇都宮戦を1勝1敗で終えて、ここまで22勝10敗。西地区で琉球と首位を争い、現在「1」ゲーム差で首位に立っている。

ビーコルは、昨年11月アウェーおおきにアリーナ舞洲で2試合を闘って勝利することが出来なかった。12点差で敗れたGAME1ではルーキー秋山皓太が3Pシュート2/3本を含む14得点の活躍を見せたものの、1Qでの27失点が響き、加えて2Qと4Qでロースコアだったことが敗因につながった。

大阪エヴェッサ#55ジョシュ・ハレルソン【写真提供:©B.LEAGUE】


GAME2では、1Qでタッチが冴えた橋本尚明の内外のシュートなどで、ビーコルが前日とは打って変わって27得点を入れたオフェンスでやり返し、4Q中盤までリードを維持。アキ・チェンバースも3Pシュート2/5本を含む16得点11リバウンドでダブルダブルをマークしたが、以降で逆転を許し、悔しい幕切れを味わった。

大阪は、ジョシュ・ハレルソン、リチャード・ヘンドリックス、ショーン・オマラの外国籍選手3人を2試合で上手く使い分け、ビーコルは、3選手に二桁得点許した。さらには今季から加入した帰化選手アイラ・ブラウンに18得点と13得点を入れられている。

大阪エヴェッサの帰化選手#33アイラ・ブラウン【写真提供:©B.LEAGUE】


今回の再戦でどう抑えていくかだが、ビーコルのディフェンスはいま上向き傾向にある。
ジェームズ・サザランドとウィリアム・マクドナルドが加わった第2次チームがまとまりを見せ始めたこととが要因のひとつ。橋本尚明の復帰もチームの戦術に余裕を与えている。ビーコルは、接戦を演じた琉球戦、富山戦同様にインテンシティの高いディフェンスからオフェンスの流れを作っていきたいところだ。サザランドとマクドナルドは前回の対戦まだ加入しておらず、今回が初めての対戦となる。大阪はスカウティングをしているだろうが、この点では有利だろう。

横浜ビー・コルセアーズ#00ジェームズ・サザランド


そして帰化選手同士の争い。大阪の帰化選手アイラ・ブラウンは手強い相手だが、前節富山戦でふた桁10得点をマークした海賊の帰化選手エドワード・モリスにも期待したい。

横浜ビー・コルセアーズ#32エドワード・モリス


前回の大阪戦GAME2では、4Q途中までリードしたビーコル。サザランドとマクドナルドが加入したチームが今回の再戦でどんな闘いを見せるか。新戦力の特別指定選手・赤穂雷太のデビューの加って期待は高まる2月最初のホーム2連戦。3試合連続の惜敗を払拭する今度こその勝利を西地区首位の大阪からもぎ取る。

【記事・写真/おおかめともき・大阪選手写真提供/©B.LEAGUE】


Written by geki_ookame