次世代の日本バスケ界を担うサラブレッドが海賊入り!
横浜ビー・コルセアーズは、1月29日に青山学院大学3年生の赤穂雷太(あかほらいた・196cm94kg)とBリーグ2019-20シーズンの特別指定選手契約締結を発表。入団したばかりの赤穂に話を聞いた。
バスケ一家に生まれた赤穂は、市立船橋高等学校から青山学院大学に進学して現在3年生で在学中。父・赤穂 真は横浜市出身で元日本代表選手、母もバスケットボール選手で、姉の赤穂さくらはバスケットボール女子日本代表選手、双子の姉・赤穂ひまわりもバスケットボール選手で日本代表候補、さくらと共にデンソーアイリスに所属している。
市立船橋と青学ではポイントガードとしてプレーしているが、ビーコルではシューティングガードでの登録になった。本人によると大学では主に2番と3番をやっており、これまでに経験してきたポイントガードに加えて、シューティングガードからスモールフォワードまでこなせられるオールラウンダー選手といえる。赤穂は、自身のプレースタイルと持ち味について、こう話す。
「196cmのサイズがあるので、大学では相手選手とのミスマッチを活かしたプレーで得点しています。アウトサイドからのシュートが多いと思っています」
「自分の一番の特徴としてはプッシュすることです。ディフェンスリバウンドからファストブレイクに繋げられる突破力、リバウンドを取ったあとのプッシュや、フィニッシュまでもっていく力が持ち味だと思っています」
赤穂の持ち味は、今季のビーコルが目指しているバスケットボールと合致する。チームが最も重視するディフェンスについては、このように話している。
「自分のバスケットボールは、オフェンスよりもディフェンスだと思っています。ビーコルで、ディフェンスへの意識をしっかりと持つことが出来れば、この先の自分のバスケットボール人生にも良い影響を与えてくれると思っているので、吸収出来るところはしっかりと吸収していきたいと思っています」バスケ界の未来を担うサラブレッドがビーコルを選んだ理由はひとつだ。
「プレータイムです。少しでも試合に出て、経験したい気持ちがあったんです。練習でも、ひとつ、ひとつの練習がインテンシティが高く、やはり大学とは違いました。いい経験が出来そうです。本当に来てよかったと思っています」
たきがしらでおこなっていたシューティングでは、軽快な動きから、しなやかなタッチでリングを揺らし続けていた。
「シュート確率を上げることを、いま自分の中で一番の課題にしています。シュートの成功率が上がっていけば、もっともっとプレーの幅がひろがっていくと思っています」ビーコルの試合も観たという。その時の印象を赤穂はこう話す。
「常にディフェンスを頑張るチームだと思いました。ハードにハードに闘って、選手ひとり、ひとりが頑張るチームだと思いました。自分もそれを見習ってしっかりとやっていかないといけないと思いました」
「あとは応援の迫力です。早くあの中でプレーしたいです。ビーコルブースターの皆さんとしっかりと盛り上げていきたいです。応援をよろしくお願いします!」赤穂の海賊デビューは、早ければ2月1日、2日横浜国際プールでのホーム大阪2連戦で実現するかもしれない。躍動の時が楽しみだ。
【取材・写真・記事/おおかめともき】
対大阪2連戦のチケット詳細、観戦ガイドは以下リンクから。
横浜ビー・コルセアーズ【観戦ガイド】2月1日&2日 大阪エヴェッサ戦
https://b-corsairs.com/news/game_20200201_20200202/