序盤でのビハインドを跳ね返すことが出来ず12点差負け。今節での5割復帰を逃す。
2019-20シーズン第8節GAME1(11月9日おおきにアリーナ舞洲)
大阪エヴェッサ 78-66 横浜ビー・コルセアーズ
27-19|20-13|19-20|12-14
【BOX SCORE / PLAY BY PLAY 11.9 [SAT] 大阪エヴェッサ vs 横浜ビー・コルセアーズ】
https://www.bleague.jp/game_detail/?ScheduleKey=4273&TAB=B
中地区2位の横浜ビー・コルセアーズは、アウェーおおきにアリーナ舞洲で西地区4位の大阪エヴェッサと2連戦のGAME1を闘い、12点差の66−73で敗れた。ビーコルは、今季3度目の2連勝ならず、これで通算5勝7敗となり、今節での5割復帰を逃した。大阪は3連勝となり、4位から一気に首位に躍り出た。
中地区争いでは、首位川崎が三遠に勝利したために2位ビーコルとのゲーム差が「4.5」に広がった。また、3位新潟はSR渋谷に敗れ、ビーコルとのゲーム差「1.5」は変わらず、そのままになっている。
1Q、ウォッシュバーンの2Pシュートでビーコルが先制。開始からの2分間は打ち合いになったが、ヘンドリックスの2Pシュートで同点にされると、7分では大阪に7点ランを決められ、ビハインドを背負った。ビーコルは、アキ・チェンバース、ウォッシュバーンの2Pシュートで得点したが、大阪ディフェンスに苦戦し、シュートを決め切れない。1分を切って、途中から入った田渡と竹田が2Pシュート。終了間際には竹田が3本のフリースローを奪い、うち2本を決めてビハインドを一桁に戻し、8点差で1Qを終えた。
2Qでビーコルは、ウォッシュバーンの2Pシュート、秋山、チェンバースの3Pシュートで追い上げ、中盤5分には差を4点にまで詰めた。しかし、ここから得点が伸びず、フリースローでの失点と帰化選手ブラウンらのシュートで二桁差にされる。終盤で秋山が3Pシュートとブザービーターで2Pシュートを決めて32−47、15点差で前半を終えた。
3Q、橋本、生原、ウォッシュバーン、チェンバースのシュートなどで追撃したが、合田、ヘンドリックス、ハレルソンにシュートを許し、差を縮める事ができない。終盤で生原が3点バスケットカウント、秋山とウォッシュバーンが2Pシュートを決めて差を14点にした。
4Q開始9分で生原がレイアップ。3Q終盤からの6点ランで12点差とし、流れを掴みかけたが、ハレルソンに2Pシュートを入れられ14点差。途中から入った牧がミドルシュート、ホールがフリースロー2本を入れて12点差に戻して食らいついたが、4分でアイラ・ブラウンにこの日4本目のダンクを決められ、再び14点差にされてしまう。残り3分と2分でウォッシュバーンがフリースロー2本とダンクで12点差としたが、ハレルソンに2Pシュートを許し、12点以下のビハインドにすることが出来ない。残り1分でハレルソンに2Pシュートを入れられて16点差。このクォーターで失点を12点に留めたが、要所でシュートを決められてしまった。それでも、秋山がフリースロー2本、残り1分40秒から出場して好ディフェンスを見せた小原 翼が2Pシュートを決めて12点差としたが、反撃はここまでだった。
この試合でのビーコルのスタッツは、ジェイソン・ウォッシュバーンが18得点(8リバウンド)を挙げてチーム最多。秋山皓太が3Pシュート2/3本で14得点、アキ・チェンバースが3Pシュート2/2本で8得点(6リバウンド)を挙げた。26分間出場したジョルジー・ゴロマンはフィールドゴール1/11本、3Pシュート1本のみの3得点に終わっている。
ビーコルはターンオーバーとセカンドチャンスでの得点で大阪を上回ったが、ペイントエリア内での得点で24対44と大きく差を付けられた。また、オフェンスリバウンドでも大阪の10本を上回る17本を取ったが、シュート成功率が35.3%と伸びず、得点に繋げることが出来なかった。
GAME2は、翌日10日に同じおおきにアリーナ舞洲で15時5分ティップオフでおこなわれる。
【記事/おおかめともき・写真提供/©B.LEAGUE】