海賊一丸で必勝!今季最初の踏ん張りどころ!
中地区3位の横浜ビー・コルセアーズは、12月25日にホーム横浜国際プールで同じ地区6位の三遠ネオフェニックスを迎えて第14節1試合を闘う。
クリスマスの夜におこなわれるこの試合は、クリスマスに合わせたイベントが盛り沢山になっている。「Xmas大抽選会」、チアリーダーズB-ROSEの「Xmasスペシャルパフォーマンス」などがおこなわれる。また、本サイトB-COR MAGAZINEの厳選写真から制作されたB-COR MAGAZINE✕ビーコル2020卓上カレンダーをこの三遠戦から部数限定で販売する。
7勝15敗で5連敗中のビーコルは、前節GAME2で順位を2位から3位に落とした。8勝15敗で2位富山とのゲーム差は、わずかに「0.5」(今節、富山は川崎と対戦)。2位再浮上に加えて、残留プレーオフ回避、そしてクラブ初のCS出場を果たすためにも、この試合と次節ホームでの三河2連戦は、何としても勝たなければならない今季最初の踏ん張りどころだ。ビーコルは前節のアウェー千葉戦で連敗。三遠もアウェーで宇都宮に連敗した。両チームとも強豪と対戦して2つ敗れたが、三遠はここまでの3Pシュート成功率が35.6%、フリースローの成功率も73.2%とそれぞれリーグ5位と7位で高い数字を残している。ビーコルは、5連敗を喫した川崎、A東京、千葉に3Pシュートを多く許しただけに、西川貴之、寺園脩斗の3Pシューターは要警戒。また、この連敗中ではファウルアウトも多くなっていた。積極性を失ってはいけないが、ファウルには注意をしていきたいところだ。
前節の千葉2連戦では、同じ負けでも試合内容で明暗を分けた。GAME1は、最大18点差から4Qで一時は逆転する好内容をみせ、一進一退の攻防の中、土壇場で同点に追いつき、オーバータイム戦に持ち込んだ末での敗戦だった。GAME2は、1Qでいきなり29失点、得点も10点止まりでスタートから大差のビハインドを背負ってしまい、最後までリードを奪えず、37点差での大敗を喫した。その中で、GAME1で36得点(10リバウンドでダブルダブル)、GAME2で26得点、2試合ともに両チームを通じての最多得点を挙げたジェームズ・サザランドは、今節も得点の起点になるだろう。
GAME1では、4Qの反撃で機能したゾーンディフェンスからオフェンスの流れを掴んだが、GAME2では、失点が続いたマンツーマンディフェンスからゾーンディフェンスに変更したものの、千葉に対応されたことで3Pシュートを多く打たれ、失点がかさんだ。ただ、全てが悪かったわけではない。2Qからはオフェンスを改善させている。3Pシュートでは、2Qでアテンプトを増やし、サザランドが3本、牧が1本を決めて、計4/8本の成功率50%で千葉の3Pシュート成功率44.4%を上回った。またフリースローも5/6本の高確率で決めて、23得点を入れている。牧全は、ここに来て調子が上がって来ているだけに、ここぞの活躍に期待したい。
三遠の3Pシュート阻止に加えて、ビーコルが3Pシュートをどれだけ決めれるか。今節は、3Pシュートが鍵を握ってくるのではないか。
三遠とは10月の第3節、アウェーで1試合を闘って80−71の9点差で勝っている。この時は、生原秀将が鼻骨骨折で欠場した中で、同じポイントガードでキャプテンの田渡 凌が奮起。27得点8アシストを挙げて勝利に貢献した。
田渡は千葉戦GAME2後に今節への意気込みを「出だしからアグレッシブにいく。絶対に勝たなければならないという意識を持って、プライドを持って闘う」と話している。今節の三遠戦、次節の三河2連戦は、ビーコルがCS争いに残るためにも、重要な踏ん張りどころの闘いになる。
対三遠戦のチケット詳細、観戦ガイドは以下リンクから。
横浜ビー・コルセアーズ【観戦ガイド】12月25日 三遠ネオフェニックス戦
https://b-corsairs.com/news/game_20191225/
【記事・写真/おおかめともき・三遠写真提供/©B.LEAGUE】