ビーコル、アウェーで新潟と2連戦!


中地区2位の座がかかるバイウィーク明け最初の2連戦をチーム一丸で!

中地区2位の横浜ビー・コルセアーズは、12月7日と8日にアウェーシティホールプラザ アオーレ長岡で同地区4位の新潟アルビレックスBBと2連戦を闘う。

1試合少ないビーコルは、現在5勝10敗で2位につけているが、新潟も3位富山と同じ5勝11敗で勝敗が並ぶ4位。今節は、順位こそ2位と4位の対戦だが、2位の座をかけて争う直接対決だ。そのゲーム差はわずかに「0.5」。この結果如何では、順位が入れ替わる可能性があるだけにビーコルとしては、何としても勝って2位を死守しなければならない。

ここまでの15試合で怪我人が多くなってきたビーコルは、今節前の12月5日にジョルジー・ゴロマンとジェイソン・ウォッシュバーンの退団を発表。翌日6日には、共にBリーグ経験がある即戦力外国籍選手ジェームズ・サザランド(昨季三河でプレー)と、1ヶ月限定でのウィリアム・マクドナルド(2017-18シーズン途中からビーコルでプレーし、昨季は三河でプレー)の獲得を発表し、バイウィーク期間中での戦力補強をおこなった。サザランドは、今節からのベンチ入り登録が可能となり、マクドナルドは12月11日川崎戦以降でベンチ入りが可能になる。

新潟は、前節ホームでの対宇都宮2連戦で連敗。今季はダバンテ・ガードナーが移籍し、3選手が退団。柏木真介、五十嵐圭、ラモント・ハミルトンらが残留して、新加入はルーキー外国籍選手のニック・パーキンズのみのロスターで闘ってきている。

新潟アルビレックスBB #33 ニック・パーキンズ。写真は前回対戦。【写真提供:©B.LEAGUE】


ビーコルと新潟は、今季2度目の対戦。前回は第5節の10月23日横浜国際プールの水曜日ゲームだった。91-85でビーコルが勝利したこの試合は、2度のオーバータイム戦に持ち込まれた死闘となり、勝ったビーコルは、Bリーグになってから初めて勝率5割超えを掴んでいる。この試合でビーコルは、ビハインド展開だった前半から、後半に入ってからじわじわと差を詰めて同点に追いつき、終了間際残り1秒でアキ・チェンバースが超ロング3Pシュートをブザービーターで決めてリードを奪った。

しかし、4Qで新潟にリードを奪われてからはクロスゲームとなり、新潟2点リードの残り1分でビーコルが同点に追いつき、オーバータイム戦に突入した。最初のオーバータイム戦でもクロスゲームは続き、2度目のオーバータイム戦でも激しい一進一退の攻防が終盤まで続いたが、残り1分を切ってからチェンバースのシュートで逆転すると、さらには竹田 謙がレイアップを決めて3点のリードを奪い、以降のディフェンスでも新潟を無得点に抑え、勝負どころの最終盤では、生原秀将が得た4本のフリースローを3本仕留めて、勝利を決定づけた。

この試合で新潟は、今村佳太が3Pシュート3/7本を含む26得点、ニック・パーキンズが3Pシュート1/1本を含む24得点、ラモント・ハミルトンが3Pシュート2/5本で16得点を入れている。3Pシュートでは、新潟が8/30本、ビーコルは4/19本と差がついていただけに、今回も新潟の3Pシュートは警戒しないといけない。

ビーコルは、ジェイソン・ウォッシュバーンが今季最多26得点、ベクトンとチェンバースが14得点、生原秀将が11得点を挙げた。ウォッシュバーンは退団したが、今節よりベンチ入りが可能になる新戦力サザランドに期待がかかる。

今節前日にビーコル入りが発表されたジェームズ・サザランド。今節よりベンチ入り登録が可能になる。【写真提供:©B.LEAGUE】


前回対戦がそうであったように、今節も総力戦は必至。アウェーでの2連戦でチーム一丸となり、何としても2位の座を死守する。

【写真・記事/おおかめともき・新潟選手、サザランド写真提供©B.LEAGUE】


Written by geki_ookame