逆襲の兆しみえるビーコルがレバンガ北海道へのリベンジに挑む!


総員逆襲!HC交代の荒波もここぞの海賊一丸でレバンガを迎え撃て!

横浜ビー・コルセアーズは、12月23日(土・18時5分 TIP-OFF)と24日(日・14時5分 TIP-OFF)、ホーム横浜国際プールにレバンガ北海道を迎え、今年最後の4試合のうちホームで行われるこの2試合で2連勝を掛けて挑む。

今節、GAME1は「焼肉BEEFMAN PRESENTS SPECIAL GAME」として、またGAME2は、モデルが大挙駆けつけるYOKOHAMA B-CORSAIRS × PARADOX「X’mas FASHION COLLECTION」-presented by BARK in STYLe model agency- が行われる。

前節新潟戦での海賊たち。チームの状態は上向きだ。さらなる結束でレバンガ北海道に2連勝と意気込む

 

ビーコルは、アウェイ富山でグラウジーズと対戦し今季初の連勝を挙げたが、前節ホームに戻って3連勝を目指したが新潟アルビレックスBB戦で惜敗。現在6勝18敗で中地区6位(5位名古屋に4ゲーム差)の位置にいる。一方、レバンガ北海道は、12勝12敗の5割で東地区5位。レバンガ北海道とは前回10月8日と9日にアウェイで対戦し連敗しているだけに、今回ホームに迎えてのこの再戦で連勝しリベンジ、そして浮上を狙う。

このレバンガ戦の前日にクラブからは、古田 悟から尺野将太へのヘッドコーチ交代が発表されている。尺野は琉球戦以降、代理HCとしてここまで、持ち前の分析力と、トーマス・ウィスマン氏のアイデアを大胆に取り入れてチームを再活性。富山で今季初連勝を挙げてチームを浮上に導いてきた。今節は正式にHCに就任してのデビュー戦。若き闘将の手腕に期待したい。

今節よりHC就任となった尺野将太

 

前回、アウェイ北海きたえーるで行われたレバンガ戦は、GAME1でエース川村卓也が23得点を挙げながらも86-67で敗戦。

前回北海道戦GAME1で23得点を挙げた#1川村卓也【写真提供:©B.LEAGUE】

 

89-82で敗戦したGAME2はキャプテン湊谷安玲久司朱が怪我をした試合だったが、田渡 凌が23得点、満田丈太郎が15得点を挙げ、若き二人が大きく躍動した試合だった。

前回北海道戦GAME2で23得点を挙げた#21田渡 凌【写真提供:©B.LEAGUE】

前回北海道戦GAME2で15得点を挙げた#8満田丈太郎【写真提供:©B.LEAGUE】

 

この連敗では、レバンガの選手兼オーナーである47歳#9折茂武彦にここぞで3Pシュートを決められたのが痛かった。

レバンガ北海道の闘うオーナーであり47歳のレジェンド#9折茂武彦 その正確な3Pシュートは要注意だ【写真提供:©B.LEAGUE】

加えて、GAME1で23得点、GAME2で19得点を喫した#15マーク・トラソリーニは要マークとなる。

前回北海道戦GAME2で19得点を喫した#15マーク・トラソリーニ【写真提供:©B.LEAGUE】

 

前節の新潟戦では、富山戦で復帰したジェフリー・パーマーが3連続3Pシュートを魅せて頼れる背番号4が完全復活。ハシーム・サビート・マンカとウィリアム・マクドナルドに加え、3Pシュートを打てて、走れるパーマーが復帰し、外国籍選手が3人になったことで選択肢は増えたことは大きい。

前節新潟戦で圧巻の3連続3Pシュートで魅せた#4ジェフリー・パーマー

 

ゲームでは、猛追した4Qでのサビートと川村卓也の連続ファウルアウトなどで、惜しくも3連勝を逃しているが、いまチームはいい状態の中にある。水曜日の新潟戦からわずか中2日、富山戦、新潟戦、1週間で3試合を闘った強行スケジュールの中で行われる今節だが、短い期間のなかでチームは出来る限りの準備を詰め込み、2連勝を合言葉に、このリベンジ・マッチに挑む。

前回の北海道戦は、まだジェイソン・ウォッシュバーンがいた時期で、ハシーム・サビート・マンカはまだ大きく覚醒していない時期だった。ウィリアム・マクドナルドは今回がレバンガと初対戦。レバンガは海賊が誇るこのインサイドの職人の対戦データがない。

インサイドから安定した得意力が光る#45ウィリアム・マクドナルド。北海道戦は初対戦となる。

 

そして今やスーパーサビートとなったハシーム・サビート・マンカは前回とは違う。冴え渡るそのブロックショットは、レバンガにとって脅威になるだろう。加えてサビートは、ここにきて、チームの状況をみてオフェンシブ、ディフェンシブと考えながらプレーするといったクレバーさも見せている。ただし、ファウルだけは注意だ。

平塚での栃木戦で圧巻のブロックショットで相手シュートを阻止する#34ハシーム・サビート・マンカ。オフェンスにディフェンスにその存在は相手にとって大きな脅威となる

 

レバンガには、筑波大出身の満田丈太郎の同期、東海大出身の#1関野剛平がいる。前回GAME2で23得点を挙げ、いま進化著しい満田丈太郎だけにこの同期対決も楽しみにしたい。

いま乗ってるビーコル#8満田丈太郎とレバンガ#1関野剛平の同期対決の再戦も楽しみだ。【写真提供:©B.LEAGUE】

 

前節で82点を挙げたビーコルはオフェンスが活発になってきている。走りに走る速攻、スピーディーなパス回しで、ボールもよく回ってきており、3Pシュートも決まるようになってきている。速攻を得意とするレバンガだが、ディフェンス面での修正がなされれば勝ち目は十分にある。

今季ここまで攻守での存在が光る高島一貴は、リベンジ期するレバンガ戦を前にした燃える意気込みをこう語っている。

「年内残り4試合のうちの、大事な2試合となる北海道戦です。今まで勝てていない相手ですが、ここを何としても2連勝して、今までの負けたぶんを払拭したいです。ここをふたつ勝つことによってチームがさらに勢いづくことが出来ると思うので、そのためには皆さんのブーストが必要なので、ぜひ横浜国際プールに来て、僕たちと一緒に闘ってください!2連勝します!」

レバンガ戦へのリベンジに燃える#2高島一貴

 

海賊たちはレバンガにこそ連勝してチームの浮上を狙う。その意気込みはますます大きくなっている。HC交代の荒波の中で、選手とビーコルブーストが力を合わせ団結し、一丸となることが必要だ。2017年最後のホーム2連戦は総員逆襲だ!北海道レバンガに連勝しよう!ゴービーコー!!

【写真・記事/おおかめともき(前回北海道戦写真提供:©B.LEAGUE)】

 


Written by geki_ookame