今こそ海賊一丸で、浮上のきっかけ掴む勝利を!
ビーコルは、12月10日(日・17時5分 TIP-OFF)と11日(月・19時5分 TIP-OFF)にトッケイセキュリティ平塚総合体育館で栃木ブレックスと闘う。
この闘いを前にした8日、チームからの発表で、古田悟HCが体調不良のために今節の栃木戦でベンチ入りをせず、尺野将太ACが代理で指揮を取ることになった。
ビーコルは、現在4勝15敗で中地区の6位、対する栃木ブレックスは、昨季のチャンピオンチームでありながら現在8勝11敗で東地区6位に低迷している。ビーコルはここまで4連敗(天皇杯を除く)しており、これ以上負けるわけにはいかない。チケットも完売して多くのビーコルブースターが駆けつけてくれるだけに(立ち見券は当日発売あり)、勝利を渇望する強い気持ちでブレックスにぶつかり、浮上への糸口となる勝利を狙う。
11月28日には、前栃木ブレックスHCのトーマス・ウィスマン氏のアドバイザー就任が発表されたが、ウィスマン氏は、2014年から昨季までブレックスの指揮を取って来ただけに、ブレックスのことは誰よりも熟知している。これは強みだ。
ブレックスを昨季チャンピオンチームに導き、優勝も数多く経験してきたウィスマン氏の知恵とアイディアはすでに練習に取り入れられ、その練習メニューは以前にも増してハードなものになっている。ウィスマン氏はアドバイザーという立場だが、今回の古巣対決で彼のアイディアがどう活かされていくか注目したい。
バスケファンにとっての注目は、日本人として初めてNBAプレイヤーとなったパイオニア#0田臥勇太だろう。同じアメリカ帰りの田渡 凌との対戦も楽しみだ。
そして、田臥と闘うことを夢見た細谷将司との0番対決も注目だ。 細谷は、前節琉球戦GAME2で2本の3Pシュート2本を含む10得点を挙げているだけに期待は大きい。今季、さらなる進化を遂げた細谷将司のプレーを憧れの田臥にみせつけて欲しい。
前節でブレックスは、三遠と対戦して1勝1敗。GAME1で3Pシュート2本を含む15得点、GAME2で同じく3Pシュート2本を含む14得点で両日共にチームのスコアリーダーになった#31喜多川 修平。GAME1で3Pシュート1本を含む14得点、GAME2で3Pシュート成功率100%(2-2)で13得点を挙げた#30山崎 稜は要マークだ。
ビーコルは、ウィリアム・マクドナルドがここまで二桁得点を続け、ハシーム・サビート・マンカもダブルダブルを多くマークし、琉球戦GAME1ではB1リーグ最多となる8ブロックショットを記録し、攻守に持ち味を発揮して好調を維持している。
そして、川村卓也は1000回3Pまであと2、B1個人通算得点1000得点達成もあと20に迫っている。川村がGAME1で偉業を達成することになれば勝利に大きく近づくだけに期待は膨らむ。
琉球戦でサビートはTIP-OFF直前に雄叫びを上げ、闘争心を剥き出しにしていた。海賊たちの気持ちはいつになく強い。あとは勝利だけだ。立ち見が出る今節満員の平塚2連戦、今こそ選手とブースターが気持ちをひとつに一丸となり、今度こそ勝利を!今度こその歓喜を!力の限りに闘おう!ゴービーコー!!
【写真・記事/おおかめともき(昨季対栃木戦、栃木ブレックス写真提供:©B.LEAGUE)】