横浜ビー・コルセアーズがアウェーで滋賀と2連戦!


カイル・ミリングHCがいよいよ指揮!敵地で2連勝狙う!

横浜ビー・コルセアーズは10月10日(土・17時5分TIPOFF)と4日(日・13時10分TIPOFF)にウカルちゃんアリーナで滋賀レイクスターズと対戦する。ビーコルはこの試合から、新指揮官カイル・ミリングHCが指揮を執る。

ビーコルは新潟とアウェーで対戦した開幕節を1勝1敗で終えた。GAME1ではアグレッシブなディフェンスで2Qをわずか4得点に抑え込むなど新潟オフェンスを封じ、21点差で快勝。GAME2では修正してきた新潟ディフェンスに苦戦し、前日とは真逆の展開となった中で最大24点差を追い掛けることになった。しかし、徐々に流れを取り戻し、3Pシュートを11本決めるなどして反撃。4Qの残り1分では2点差に詰め寄ったが、逆転までには至らず、悔しい敗戦となっていた。

前節、古巣新潟相手にGAME1で12得点、GAME2で10アシストを記録した横浜ビー・コルセアーズ#18森井健太【©B.LEAGUE】


それでも、新型コロナウイルスの影響から外国籍選手が揃わず、指揮官もまだ合流出来ていなかったにもかかわらず、開幕戦勝利に加えて、今季のチームが持つ可能性を見出せた。今節の滋賀戦は、ホーム開幕節へ弾みをつける大事な2連戦となる。

今節前には、ようやくカイル・ミリングHCが合流し、今節より指揮を執る。開幕節は、加藤翔鷹ACがHC代行を務めたが、カイルHC不在の中でも日米間でオンラインミーティングを繰り返し、今季のスタイルであるディフェンスを軸にしたスーパーアグレッシブなビーコルのバスケットボールを構築していった。

今節より横浜ビー・コルセアーズの指揮を執るカイル・ミリングHC【©横浜ビー・コルセアーズ】


対戦する滋賀は、島根と対戦した開幕節で勝利出来なかった。今節では、巻き返すべくショーン・デニスHCのもと、相当な意気込みでビーコルにぶつかってくるはずだ。今季のロスターでは、狩野祐介、高橋耕陽、クレイグ・ブラッキンズら7選手が移籍または退団。代わって晴山ケビン、今川友哲、外国籍選手ではウィル・クリークモア、アンガス・ブラントらが加入し、大幅な入れ替えをおこなっている。

滋賀レイクスターズ#2ウィル・クリークモア【写真提供©B.LEAGUE】


要警戒は、晴山ケビンだろう。3Pシュートの成功確率も高く、前節では3/4本(成功率75%)決めている。新潟戦でゾーンディフェンスを多用したビーコルがどう抑えていくか、注目したい。

滋賀レイクスターズ#7晴山ケビン【写真提供©B.LEAGUE】


ビーコルのオフェンスでは、前節ダブルダブルのレジナルド・ベクトンを筆頭にして、同じく
前節で古巣相手に攻守で大活躍した森井健太、GAME2で3Pシュート4本を含む16得点を挙げた森川正明、同じく16得点を挙げたアキ・チェンバースが起点になるだろう。

横浜ビー・コルセアーズ#10アキ・チェンバース【写真提供©B.LEAGUE】


また、ビーコルオフェンスが抑えられていたGAME2の2Qで、ひとり気を吐き7点の連続得点を挙げた特別指定選手ケドリック・ストックマン・ジュニアにも期待がかかる。

横浜ビー・コルセアーズ#2ケドリック・ストックマン。ジュニア【写真提供©B.LEAGUE】


これが初陣となるカイル・ミリングHCがどんな采配を振るうのか。新潟戦GAME1で見せたスーパーアグレッシブなディフェンスが出来るかどうかが勝利への鍵だ。
ビーコルは滋賀から2つの勝利を奪って、横浜に帰るつもりだ。

【記事/おおかめともき・写真提供/©B.LEAGUE/©横浜ビー・コルセアーズ】


Written by geki_ookame