待望の開幕戦の相手は昨季の指揮官・福田HCが指揮する新潟!森井はいきなりの古巣凱旋対決!
いよいよBリーグ2020-21シーズンが開幕する。今季、節目の10周年を迎える横浜ビー・コルセアーズは10月3日(土・18時5分TIPOFF)と4日(日・17時5分TIPOFF)にシティホールプラザアオーレ長岡で新潟アルビレックスBBとのアウェー2連戦に臨む。
ビーコルにとって開幕の相手は縁の深い相手になる。新潟の指揮を執るのは昨季途中からビーコルの指揮を執っていた福田将吾HCだ。ビーコルは新指揮官カイル・ミリングHCが来日後の新型コロナウイルスによる隔離期間が終了していないために加藤翔鷹ACがHC代行を務めるが、双方共にお互いを知り尽くしているだけに開幕カードにふさわしい好ゲームが期待される。
今季新潟から移籍してきた#18森井健太は、開幕節でいきなりの古巣凱旋試合を迎える。森井はビーコルの新司令塔として、ここまでの練習や対外試合において良い動きを見せてきた。移籍後初の開幕試合が古巣対決とあって燃えに燃えているはずだ。森井が見せる恩返しの活躍に期待しよう。
新潟は、今季ロスターが大きく変わった。HCも庄司和広から福田将吾に代わり、選手では五十嵐圭ら4選手が継続した一方で、ラモント・ハミルトン、柏木真介、上江田勇樹、今村佳太ら9選手が移籍。代わって島根から佐藤公威、川崎から林翔太郎、大阪からリチャード・ヘンドリックスら8選手を加入させて一気に若返りを図っている。
ビーコルも今季、森井に加えて、三河から森川正明、西宮から地元横浜出身の須藤昂矢を加入させ、若い選手を中心にしてロスターを固めた。オフシーズンではカイルHCとオンラインを通じて濃密なミーティングを繰り返し、新指揮官とチームは既に強固なコミュニケーションを築いており、2度のキャンプを含む猛練習でカイルHCが目指す“スーパーアグレッシブ”なディフェンスを軸にしたバスケットボールを作り上げてきた。
アグレッシブなディフェンスからオフェンスの流れを生み得点していくビーコルが、アップテンポなバスケットボールを展開してくる新潟に対してどんな闘いを見せてくれるか期待したい。新しいアリーナ観戦様式でおこなわれる2020-21シーズン。今季10周年のビーコルが新潟の地でスタートダッシュを狙う。
【記事/おおかめともき・写真提供/©横浜ビー・コルセアーズ/©B.LEAGUE】