何としても、ここで連敗ストップ!踏ん張りどころの1試合!
中地区5位の横浜ビー・コルセアーズは、1月15日(水)にアウェーシティホールプラザアオーレ長岡で同じ中地区4位の新潟アルビレックスBBと第17節1試合を闘う。
ビーコルは現在10連敗中で7勝20敗。中地区争いでは5位になっており、今回対戦する4位新潟(8勝20敗)とは「0.5」ゲーム差で僅差。11勝17敗で並ぶ3位富山と2位三河とは「3.5」ゲーム差になっている。
またB1総合順位でビーコルは17/18位。16位の新潟を「0.5」ゲーム差で、10勝18敗で15位の島根を「2.5」ゲーム差で追う。残留プレーオフ圏外の14位名古屋Dまでは「3.5」ゲーム差になっている。
今節で対戦する新潟とは、中地区の4位と5位、総合順位での15位と16位の直接対決だ。ゲーム差も「0.5」と僅差になっており、順位浮上がかかる。
ビーコルは、昨季新潟から勝利を挙げられなかったが、今季はここまでの3試合で全勝している。現在3連敗中の新潟もホームで総力を上げて挑んでくるだろうが、ビーコルは、望みのあるCS出場圏(地区2位)争い生き残り、残留プレーオフ圏脱出のためにも、対戦成績で分がある相手から何としても勝利を奪い、ここで連敗を止めておかねばならない。
ビーコルの10連敗は、12月7日と8日、今節と同じシティホールプラザアオーレ長岡で新潟から挙げた今季3度目の2連勝後から始まった。この時は、2試合共に接戦を制しての勝利だったが、GAME1では来日したばかりのジェームズ・サザランドが両チーム通じて最多の18得点10リバウンドのダブルダブルで鮮烈デビューを飾り、新潟からファウルを誘発して持ち味を発揮したアキ・チェンバースが15得点(6リバウンド)、キャプテンの田渡 凌が3Pシュート2/4本を含む12得点を挙げた。
GAME2では、4選手が二桁得点を挙げ、チェンバースが15得点(8リバウンド)、サザランドと田渡が共に14得点、ベクトンが10得点10リバウンドで今季5度目のダブルダブルをマークした。
直近のSR渋谷戦GAME2で18得点(8リバウンド)を挙げたウィリアム・マクドナルドの起用も気になるところだが、今回もサザランドとチェンバースが起点になるのではないか。連敗ストップに意気上がるキャプテン田渡の爆発にも期待がかかる。またSR渋谷戦GAME1で4Qの8分間だけで3Pシュート1/1本を含む10得点を挙げて、ここに来て存在感を高めている牧全にも期待したい。
新潟で要警戒となるのは、ニック・パーキンズと五十嵐 圭だろう。特にパーキンズにはGAME2で30得点(3Pシュート1/1本)を許しただけに、ビーコルディフェンスがこれをどこまで抑えられるかも鍵を握ってくる。
何としても勝たねばならない必勝のアウェー新潟戦。ビーコルにとって踏ん張りどころの一戦だ。
【記事おおかめともき・写真提供/©B.LEAGUE】