ビーコル、アウェーで西地区の大阪と2連戦!


大阪で必勝!2度目の5割復帰と2位堅持がかかる!

【写真提供:©B.LEAGUE】


中地区の横浜ビー・コルセアーズは、11月9日(土)10日(日)にアウェーおおきにアリーナ舞洲で西地区の大阪エヴェッサと2連戦を闘う。ビーコルは、今季2度目の5割復帰がかかる。

現在、ビーコルは5勝6敗で2位。3位新潟(4勝8敗)と「1.5」差、首位川崎とは「3.5」差の位置にいる(順位は11月8日の滋賀対富山戦終了時点。富山が敗れために新潟が3位に浮上した)。アウェー2連戦で必勝期するビーコルは、何としても勝って2位を堅持したい。

一方の大阪は7勝4敗ながら4位。昨季の対戦で両者はホームで連勝、アウェーで連敗をして、2勝2敗と星を分けている。

大阪は今季、ヘッドコーチが天日謙作となり、ロスターでは、合田 怜、ジョシュ・ハレルソンが残留した一方で、熊谷尚也、木下博之、ファイ・パプ月瑠ら、外国籍選手を含む計8人が退団。代わって、日本代表経験のある帰化選手アイラ・ブラウン、伊藤達哉、長谷川智也、小阪彰久、外国籍選手ではリチャード・ヘンドリックス、ショーン・オマラを獲得して、ビーコルと同じ、帰化選手1人、外国籍選手3人となっている。ここまで7勝4敗と好調で、前節の三遠2連戦ではアウェーながら連勝。2連勝はここまで3度ある。

大阪エヴェッサ#33アイラ・ブラウン【写真提供:©B.LEAGUE】


前節のビーコルは、ホームで滋賀と2連戦を闘って1勝1敗。GAME1では、ルーキー秋山皓太がチーム最多20得点を挙げる活躍を見せたものの、チームのシュートと3Pシュートの成功率が明暗を分け、13点差で敗戦。しかし、翌日のGAME2で修正に成功。滋賀の得点を58点に抑える好ディフェンスを見せ、勝負どころの4Qではわずか9得点に抑え込んでみせた。オフェンスでは、チーム最多23得点を挙げたアキ・チェンバース、共に14得点を挙げた生原秀将とジョルジー・ゴロマン、13得点を挙げたジェイソン・ウォッシュバーンらが快調に得点をかさねて計79得点を入れる21点差で圧勝。連敗を「3」で止め、2位の座を守っている。75得点以上の得点、失点を70点以下に抑えるこの闘いぶりは今季のビーコルが目指す形であり、自分たちのバスケットボールが出来なかったGAME1から、1日で見事カムバックした勝利だった。

横浜ビー・コルセアーズ#22秋山皓太


大阪には3Pシューターが多い、直近の三遠戦GAME2で6/8本を入れた合田 怜、名古屋D戦で5/8本を入れた長谷川智也、三遠戦GAME1で4/6本、同GAME2で3/7本で共に30点台の得点を入れたジョシュ・ハレルソンと難敵は多い。これらの3Pシュートを如何に封じるかが鍵になってくるだろう。

前節では、GAME1でヘンリー・ウォーカーに3Pシュートを4/6本決められ、23失点を喫したが、トーマス・ウィスマンHCは、翌日のGAME2で、ウォーカーのマッチアップにアキ・チェンバースをつかせる策に打って出た。チェンバースは、持ち前の執拗なディフェンスでウォーカーを苦しませ、3Pシュート1/3本、一桁9得点に抑え込み、この指揮官の起用に見事応えている。今節でも、指揮官の策が注目されるが、オフェンスでも存在感を示すチェンバースがキーマンになってきそうだ。

横浜ビー・コルセアーズ#10アキ・チェンバース


現在リバウンドでリーグ1位、ブロックで2位のビーコルが、アシストでリーグ2位、リバウンドで5位の大阪にどう挑むか。2度目の5割復帰と2位堅持がかかるアウェーでの第8節は、これからの闘いへ弾みをつけるためにも重要な2試合になる。

【記事・写真/おおかめともき・アウェービーコル、大阪写真提供/©B.LEAGUE】

大阪とのアウェー2連戦のあとは、11月16日、17日にホーム横浜国際プールで川崎と2連戦を闘う。今節の結果次第では首位攻防戦になる可能性もある、同じ神奈川県勢同士がぶつかる必見の2試合だ。

対川崎2連戦のチケット詳細、観戦ガイドは以下リンクから。

横浜ビー・コルセアーズ【観戦ガイド】11月16日&17日 川崎ブレイブサンダース戦
https://b-corsairs.com/news/game_20191116_20191117/


Written by geki_ookame