12月戦線突入!海賊たちの逆襲が始まる!
ビーコル、12月の闘いに突入だ。まずは12月2日(土・18時5分TIP-OFF)と、3日(日・14時5分TIP-OFF)にホーム横浜国際プールに琉球ゴールデンキングスを迎える。
ここまでビーコルは4勝13敗で中地区6位。5位名古屋には2ゲーム差、2位新潟までは4ゲーム差となっているだけに、もうこれ以上離されるわけにはいかない。
12月はホームゲームが7試合組まれ、チームはこの師走を逆襲の月として大きく意気込んでいる。ビーコルブースターの猛ブーストが得られるホームで、ひとつでも多く勝利して巻き返しへ弾みをつけたい。
今回対戦する琉球ゴールデンキングスは、ここまで5連勝中で現在12勝5敗で西地区1位。初参戦した天皇杯では、代表戦に出場した#33アイラ・ブラウン(帰化選手)と#51古川孝敏を欠きながら、バンビシャス奈良とライジングゼファー福岡を下し、ベスト8に進出している。
ビーコルは、ゴールデンキングスにbjリーグ時代を含めて過去未だ勝てていない。前節シーホース三河戦、天皇杯千葉ジェッツ戦に続いて今節も強敵との対戦になるが、今季は自慢の戦力ハシーム・サビート・マンカとウィリアム・マクドナルドの外国籍選手、ゴールデンルーキー田渡 凌、和製ビッグマン佐藤託矢が加わり、これまでとは大きく違っている。
マクドナルドが加入し、サビートに余裕が生まれたことは大きい。チームはここに来て得点力が上がり、天皇杯仙台戦では三桁110得点を挙げた。今回もこの二人を起点とした攻撃は大きな武器になる。
そして、今節前にアドバイザー契約が発表されたBリーグ初代王者栃木ブレックスのHCを務めたトーマス・ウィスマン氏の経験豊富な知識が今節でどう活かされるか?いまのビーコルがどこまで闘えるかは、大きな楽しみであり、対ゴールデンキングス初勝利への期待も大きい。
ゴールデンキングスは伊佐 勉HCから佐々 宜央(さっさ のりお)HCに変わり、選手も多く入れ替わった。今季は、千葉ジェッツから#30ヒルトン・アームストロング、サンロッカーズ渋谷から帰化選手のアイラ・ブラウン、ロードアイランド大を卒業したルーキー#12ハッサン・マーティン、名古屋から#0石崎 巧、A東京から#8二ノ宮康平、栃木から#11須田侑太郎と#51古川孝敏が新たに加入しいる。
天皇杯を含めた直近の3試合で二桁得点をマークしているマーティンは特に要注意だ。ゴールデンキングスには帰化選手アイラ・ブラウンがいるために、相手がオンザコート1でのクォーターは難しい戦いになるが、古田HCの采配に期待したい。
ハシーム・サビート・マンカとヒルトン・アームストロングは共にコネチカット大学出身。この二人の激突も大きな見どころになる。
サビートは、引き続き好調を続けている。もはや代名詞の必殺技となったアリウープダンクを毎試合決め、ダブルダブルも多い。ディフェンスではゴール下の守護神として相手の脅威になっているだけに今節も頼もしい存在になる。ただし、天皇杯千葉戦でファウルアウトになってからチームが失速し敗戦しているだけに、ファウルには気をつけたい。
個人の記録達成では川村卓也が、通算1000回3P成功達成まであと3に迫っており、節目の記録が今節で達成される可能性がある。また、B1個人通算1000得点達成にもあと36に迫っている。
未だ勝てていないゴールデンキングスに勝てば大きな勢いになる。12月攻勢、海賊たちの逆襲がいま始まる!勝利を!ゴービーコー!!
【記事/おおかめともき(ビーコル写真提供・©横浜ビー・コルセアーズ/ゴールデンキングス写真提供:©B.LEAGUE)】