海賊魂を持った両者が強力タッグ！アスリート向けコンディショニング管理のスマートウェア開発にビーコルが全面協力する！

横浜と京都の海賊が強力なタッグを組んだ。横浜ビー・コルセアーズは、12月20日に行われた新潟アルビレックスBB戦で「MITSUFUJI presents hamon INNOVATION DAY」を開催。試合前にはミツフジ株式会社との業務提携契約締結を発表し、相互がさらに発展するため、スポーツインテリジェンスの分野において両社の経営資源を利用して新技術・新サービスの開発推進をすることになった。

その一環として、今後ミツフジ社が開発するウェアラブルIoTブランドhamon®をビーコルの選手たちが練習時に着用してデータを蓄積し、体調の管理やコンディションチェックを行っていくことになる。

ビーコルはかねてから「B-COR SPORTS wellness 構想」を掲げている。これは、横浜ビー・コルセアーズの選手が身体運動と健康管理のプロとして地域住民の健康生活の増進に貢献することで、地域を活性化させ、ホームタウンである横浜市と都筑区の人々のために役立て還元するというものだ。

hamon®を着用した選手たちのデータは、商品開発にフィードバックされるだけでなく、ビーコルのホームタウン横浜市、都筑区に住む子供たちをはじめとした幅広い年齢層にも応用して、バスケットボールだけでないスポーツを通した健全な育成と健康を維持するためのシステムにつなげることを目指している。

今回のミツフジ株式会社との画期的な取り組みは、地域に貢献し、地域と共に歩むプロバスケットボールチーム、横浜ビー・コルセアーズならではのイノベーションサイクルの一環といえる。

京都府精華町に本社を構えるミツフジ株式会社は、昭和31年に西陣帯工場として創業。以降導電性繊維の用途開発、銀メッキ繊維のブランドAGposs®を立ち上げるなどした。このAGposs®は、国際宇宙ステーションにおける宇宙飛行士の下着素材に採用されている。

オープニングでhamon®のプレゼンテーションをする三寺歩代表取締役社長

hamon®は、同社の西陣帯で蓄えられたノウハウを応用し、平成28年に着衣型センサーを使ったIoTウェアラブルデバイスとして発表された。現在まで開発が進められてきており、スポーツをはじめてとした幅広い分野での活用が期待されている。

この日の試合では、試合前にhamon®のプレゼンテーションが行われ、hamon®を実際に着用した男女のモデルがコートに立ち、フリーアナウンサー竹内香苗さんにより紹介された。モデル二人の生体情報が、横浜国際プールのビジョンモニターに実際に表示され、来場した観客を驚かせていた。

ミツフジ社がのhamon®を紹介する竹内アナウンサーとhamon®を着用したモデルさんたち

この「MITSUFUJI presents hamon INNOVATION DAY」では、日本人初の「オリンピック金メダリスト」で「世界王者」WBA世界ミドル級チャンピオンの村田諒太選手が駆けつけ、ハーフタイムで竹内香苗さんとのミニトークショーも行われた。

ハーフタイムでは竹内アナウンサーの進行でWBA世界ミドル級チャンピオンの村田諒太選手のミニトークショーが行われた

また村田諒太選手は、横浜ビー・コルセアーズのチアリーディングチームB-ROSEとともに、激戦の合間のバズーカタイムで観客を沸かせた。

村田諒太選手はバズーカタイムに参加して、観客を沸かした。

この試合では、海賊大忘年会としても行われた。飲み放題プランも用意され、平日にもかかわらず、2,706名の観客が横浜国際プールに訪れゲームを満喫していた。竹内アナウンサーは海賊大忘年会のスペシャル幹事としてもこの試合を盛り上げ、自身も楽しんでいた。試合後、激戦に感動した竹内アナウンサーから、この試合を盛り上げたB-ROSEに特別賞が贈られた。

試合中ビーコルを応援して、頬にビーコルフェイスシールも張ってノリノリだったという竹内香苗アナウンサー。

試合は接戦となり、惜しくもビーコルが敗戦したが、試合後、ミツフジの三寺歩代表取締役社長からチームにhamon®賞が贈られた。この賞は当初ビーコルが勝利したときのみ贈られる予定だったが、三寺社長から健闘したチームにぜひとも贈呈したいということでチーム全体に授与された。受賞したチームは次戦での勝利を誓っていた。