201cmの走れる日本人ビッグマンを獲得!
横浜ビー・コルセアーズは7月2日、パワーフォワードの土屋アリスター時生(つちや ありすたー ときお・25歳・201cm・95kg)との2021-22シーズンの契約締結を発表した。背番号は「17」。
イギリス人の父親と日本人の母親を持つ土屋は、イギリス・スコットランドで生まれ、幼少期に移住した兵庫県西宮市で育った。神戸市立葺合高等学校、大阪教育大学 へと進学し、同大学在学中3年時と4年時には特別指定選手として西宮ストークスでプレーした。大学卒業後に西宮とプロ契約を果たし、以来2シーズンにわたってプレー。昨シーズンは大阪に移籍し、出場8試合で14得点(平均1.8得点、成功率42.9%)、フリースロー成功率66.7%、5リバウンド、3アシスト、1スティールのスタッツを残していた。
土屋はクラブを通じて以下のようにコメントしている。
「横浜ビー・コルセアーズに新規入団することになりました土屋アリスター時生です。親戚で集まる時はいつも横浜のおばあちゃんの家だったので、自分にとって特別な思い入れのある横浜の地でプレーできることを光栄に思います。走力とドライブでチームに貢献しますので、応援よろしくお願いします」
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ビーコルが走れる日本人ビッグマンを獲得した。201cmという恵まれたフィジカルを持ち、ビッグマンでありながら「スピード」を併せ持つ。大学では芸術を学び、アーティスティックな感性も兼ね備える変わり種選手だ。
大阪でプレーした昨季は、出場機会に恵まれず、思うように力が発揮出来なかった。それでもシーズン終盤の三河戦では今季最長プレータイムとなる22分間をプレーして6/11本の2Pシュート、フリースロー1/1本を決め、チーム2番手となる13得点を挙げてみせ、その存在感を大きく示している。
これまでは生まれ育った関西でプレーしてきたが、今季はその関西を飛び出して、祖母が住むという横浜で心機一転のチャレンジになる。スピードとアーティスティックな感性を持つ、土屋のバスケットボールがビーコルにどんなケミストリーをもたらしてくれるか、今から楽しみだ。
青木勇人氏を新ヘッドコーチに迎える来季のロスターは、ここまで生原秀将、パトリック・アウダ、レジナルド・ベクトン、エドワード・モリス(帰化選手)、森川正明、森井健太、須藤昂矢(発表順)が継続し、レイトン・ハモンズ、古牧昌也、大庭岳輝が新たに加入。今回の土屋の加入で11人が決定している。
【記事/おおかめともき・写真提供/©B-CORSAIRS/©B.LEAGUE】
⬇土屋アリスター時生選手 B.LEAGUE2021-22シーズン 選手契約締結(新規)のお知らせ
https://b-corsairs.com/news/team_20210702_17/