またしても、寂しい別れ。外国籍選手の解除これで3人目。
横浜ビー・コルセアーズは12月25日、ジャボン・マックレアとの選手契約を双方合意の上で解除したと発表した。マックレアは既にアメリカに帰国しており、リーグの自由交渉選手リストには同日15時に公示された。ビーコルがここまで契約解除した外国籍選手はチャールズ・ガルシア、アマンゼ・エゲケゼに続いて3人目。
クリスマスの日に寂しいニュースを伝えなければならない。ビーコルブースターにも愛され、高い得点力を残していたジャボン・マックレアが、ビーコルを去ることになった。ビーコルは、12月15日にマックレアが天皇杯千葉戦で痛めた左肘の診察と治療のために一時帰国したことを発表していたが、横浜に戻ることなく契約解除となってしまった。
開幕戦の前日に獲得が発表されたマックレアは、ここまで13試合に出場して全試合で先発。12試合で二桁得点をマークし、20点台は7回、自己最多は11月7日ホーム三遠戦で挙げた32得点、ダブルダブルは6回で、その安定した得点力はチームの大きな武器になっていた。
平均得点も19.8得点と高い数字を残し、リバウンドも平均9.4本で遜色のない活躍を見せていたが、天皇杯千葉戦で負った左肘の痛みから以降の試合を欠場することになり、動向が心配されていた。
チームの勝利にこだわり、常にチーム優先の姿勢を貫いたジャボン・マックレア。その陽気で優しいキャラクターはビーコルブースターからも愛され、チャーミングなジャボンポーズや、シュートを決めた時のワッショイポーズは人気を呼び、彼のトレードになっていた。
B-COR MAGAZINEのインタビューでは「僕はチームプレーヤー」と言っていたジャボン。インタビューの撮影で自らこのポーズをしてみせ「最近、僕のお気に入りのポーズがあるんです。これ、ジャボンポーズっていうんですよ(笑)」と笑っていたのが忘れられない。
ジャボンは、横浜に来る前にお気に入りのスニーカーコレクションを全て捨てたそうだ。それは自身を再起動させるためだった。彼が良い新天地を見つけ出すことを願うばかりだが、新たな活躍場所を見つけた時、ジャボンはまた再起動するのだろう。彼の今後の活躍を祈りたい。ジャボン・マックレアに敬愛と感謝を込めて。
【写真・記事/おおかめともき】
ジャボン・マックレア選手 契約解除のお知らせ
https://b-corsairs.com/news/team_20181225_1/