天皇杯を前日に控えた中での突然の契約解除。
横浜ビー・コルセアーズは11月30日、アマンゼ・エゲケゼを双方合意の上で契約解除したと発表した。エゲケゼは既にアメリカに帰国しており、リーグの自由交渉選手リストには同日15時に公示された。
天皇杯出場の前日に発表された突然の報だった。エゲケゼは、アメリカ・ベルモント大学からトーマス・ウィスマンHCに認められてビーコル入り。ここまで出場した15試合全てで先発出場して、208得点96リバウンド24アシストを記録。最多得点は10月17日のホーム富山戦で挙げた23得点。リバウンドでの最多は10本、ダブルダブルは2回だった。
持ち前のとスピードと瞬発力からストレッチ4として期待され、開幕からの12試合全てで二桁得点をマーク。リバウンドでも貢献していたが、11月7日の三遠戦から得点がひと桁台となり低迷。チームが7連敗した11月17日福岡戦GAME1で挙げた6得点9リバウンドを最後にベンチ入りをプリンス・イベに譲っていた。
7連敗の原因はディフェンスの崩壊によるものだったが、今季2度目の大型連敗であとがなかったウィスマンHCは、GAME2でエゲケゼに代えてディフェンス力があるプリンス・イベを起用。オフェンシブなジャボン・マックレアと初めて組ませたこの起用がハマりチームは連敗を止め、以降イベとマックレアの併用が続いていた。
ベンチ外が続くエゲケゼの状態が心配されていたが、まさかの契約解除となってしまった。エゲケゼのここまでの貢献に感謝し、今後の活躍を祈りたい。
【写真・記事/おおかめともき】
アマンゼ・エゲケゼ選手 契約解除のお知らせ
https://b-corsairs.com/news/team_20181130_1/