何としても勝って連敗ストップ!国プで優勝はさせない!竹田 謙のキャリア通算3,000得点まであと3。
ビーコルは3月24日(土・18時5分 TIP-OFF)と25日(日・14時5分 TIP-OFF)に、同じ中地区1位で優勝へのマジックを「3」にしているシーホース三河をホーム横浜国際プールに迎え、今季4度目の対戦となる2連戦を闘う。勝敗の行方によっては、三河がGAME2で優勝する可能性があるが、ビーコルは全力で噛みつきこれを阻止する。
この試合は、GAME1が「AOKI SPECIAL GAME DAY」、GAME2は「KOWA バンテリンDAY」としておこなわれ盛り沢山のイベントが行われる。
また試合前には、ビーコルのホームタウンである都筑区の子供たちに夢を与えるエキシビジョンゲームが行なわれる。24日は都筑区内中学生のオールスター戦ともいえる「ビーコルCUP」を、25日は都筑区内ミニバスチーム小学校6年生による「ビーコルCUP チャレンジ」が開催される。ホームタウン都筑の子供たちが、憧れのビーコル戦士と同じコートで闘う熱戦にもぜひ注目して欲しい。
前節名古屋で個人通算500試合出場を達成したベテラン竹田 謙が、自身のもうひとつの記録キャリア通算3,000得点まであと3にしており、今節での達成が濃厚になった。ビーコルが誇るいぶし銀の偉業達成を勝利で飾りたい。
シーホース三河は、現在36勝8敗で2位名古屋Dに14ゲーム差をつけて独走中。中地区の優勝マジックを3にしており、今節での優勝の可能性がある。
一方のビーコルは、前節アウェイ名古屋D戦で連敗を喫し、ここまで今季最多となる8連敗中。5位の富山とは7ゲーム差を離されてしまい、勝利を渇望している。
何としても回避しなければならない下位4チームに課されるB1残留プレーオフの指標となるワイルドカード12チーム中で、ビーコルは依然10位。9位滋賀とは2ゲーム差。残留プレーオフのデッドラインである8位大阪とは4ゲーム差になっている。相手の優勝が掛かる今節だが、ここでおいそれと負けるわけにはいかない。
前節は、川村卓也が熱を伴う胃腸炎で遠征帯同せず苦戦を強いられた。GAME1では12月以来となる60点台62得点のロースコアで敗戦したビーコルは、翌日のGAME2で前日とは打って変わった覇気溢れるチームバスケを見せカムバックした。
そのGAME2では、川村を欠くなかで攻守に善戦した。勝ちたい気持ちで終始押し続け、4Q終盤での怒濤の猛追で最大17点あったビハインドを一時は1点差にまで肉薄。2位を争うドルフィンズに恐怖を与えた。
あの善戦は川村抜きでも闘えることを証明し、チームはまたひとつ自信を得た。今節で優勝達成を狙ってくるシーホースにも怒濤の海賊バスケで恐怖を与え、勝利をもぎ取りたい。
川村卓也のコンディションが心配されるが、前節GAME2でバスケットカウント4本、ダンク3本を沈め、両チーム最多となる21得点を挙げたハシーム・サビート・マンカに期待が掛かる。
またこのGAME2では田渡 凌が久々の二桁得点となる14得点を挙げた。ルーキーゆえの試練からか、ここに来て伸び悩んでいた田渡だったが、相手の優勝が掛かる試合で燃えに燃えるのではないか。そのエナジーがコートで爆発すれば、勝利に繋がる大きな武器になる。
今季、三河とは、10月にホーム横浜国際プールで2試合、11月にアウェイウィングアリーナ刈谷で2試合を対戦して、ビーコルはここまで勝てていない。
ただ希望はある10月21日のホームでのGAME1では73-79と善戦。4Qに細谷将司を起点にした怒濤の追撃で3点差にまで肉薄している。また初期段階だったゾーンディフェンスが機能し三河を苦しめた時間帯もあった。
ただし、ゾーンのアキレス腱である外からのシュートで3Pを決められたことはビハインド展開の要因になっていた。
インサイドアタックを多用してくる三河だが、佐藤託矢、高島一貴をはじめとするビーコルディフェンス陣がどう対峙するか。ビーコルはディフェンスに大きな課題を残しているが、名古屋から戻ってきてからどこまで修正出来ているが注目される。チームディフェンスの出来が、今節の勝敗を左右するといっても過言ではない。
昨季、目の前で見せつけられた川崎の優勝。あの悔しさは繰り返したくない。横浜国際プールでの試合も残すところあと3試合。海賊たちよ、シーホースに噛みつけ!選手とビーコルブースターが一丸となって三河の優勝を阻止し、何としても勝ってここで連敗を止める。力の限りにブーストしよう!勝利を!ゴービーコー!
【写真・記事/おおかめともき】