来季も地元横浜のビーコルで!「不甲斐なかった自分と闘い、日々成長する」
横浜ビー・コルセアーズは5月13日、パワーフォワードの小原 翼との来季の契約基本合意(継続)を発表した。24歳の小原は、横浜高校、筑波大学を経て、大学在学中の2016-17シーズン途中で富山入り、昨季まで同チームでプレーしたが、今季はトーマス・ウィスマンHCに引っ張られる形で自身の地元横浜のチーム、ビーコルに入団していた。来季はビーコルで2シーズン目となる。
マッスル翼が来季もビーコルで闘うことを決めた。「変化を求めて上がっていく気持ち」でビーコルに移籍した今季は52試合に出場も、総プレータイムは昨年を下回る208分(平均4分)に留まり、総得点数15得点(平均得点は0.3点)総リバウンド数28本(平均リバウンド0.5本)と悔しい結果に終わり、レギュラーシーズンホーム最終戦後におこなわれたセレモニーでのスピーチでは悔し涙を流していた。
小原は、チームを通じて「どんな時も支えてくれる声は前を向くための力となりました。(来季は)不甲斐なかった自分と闘い、日々成長していきます。来シーズンも横浜ビー・コルセアーズの小原 翼をよろしくお願い致します」とコメントしている。
その恵まれた体格と鍛え上げられた筋肉は魅力で、シーズン終盤では外国籍選手を相手に体を張ったプレーでゴール下のディフェンスで奮闘して存在感を示し、大きな成長を見せていた。ビーコル2シーズン目となる来季は、日本人ビッグマンとして、さらなる進化が期待出来る。
小原の背番号は81番だ。自らが選んだこの重たい番号は、苦(9)✕ 苦(9)=81をあらわしている。ビーコルに来た時も「ビーコルブースターに『なんで、こんな選手を獲ってきたんだ』と思って欲しい」と言っていた。悔しさをバネにし、エナジーに変えるのが小原 翼の信条。今季、チームの一員としても、個人としても、これ以上の悔しさはないはずだ。今季の悔しさが小原 翼をさらに強くし、ビーコルにとって唯一無二の日本人ビッグマンに進化させる。地元横浜の選手であり成長株、マッスル翼のビーコル2シーズン目は楽しみなシーズンになるだろう。
【記事・写真/おおかめともき】
⬇小原翼選手 2019-20シーズン 契約基本合意(継続)のお知らせ
https://b-corsairs.com/news/team_20190513_1/
⬇横浜に帰ってきた期待のマッスルウィング#81小原 翼に聞く。
http://b-cormagazine.com/interview/2018/08/16/obara