期待の若き逸材2選手が新たに海賊入り!
7月13日、横浜ビー・コルセアーズは、中村太地とアマンゼ・エゲケゼとの2018-19シーズンの選手契約締結を発表した。中村は現在法政大学在学中(3年)で特別指定選手としての契約。エゲケゼは大学卒業後のプロ初契約、初来日となる。
新生ウィスマン体制のビーコルに、新たに二人の若き逸材が乗船する。一人は、現在法政大学在学中(3年生)、2016-17シーズン三河で、2017-18シーズン富山で、共に特別指定選手としてプレーしたポイントガード、シューティングガードの中村太地(山口県出身、190cm、83kg)。富山からは、橋本尚明、小原 翼に続く3人目の移籍選手となる。
もう一人は、エドワード・モリスに続く外国籍のフォワード選手。アメリカ出身で、NCAA、OVC(Ohio Valley Conference)のベルモント大学でプレーした22歳のアマンゼ・エゲケゼ(203cm、100kg)だ。イリノイ生まれのエゲケゼはこれがプロ1年目の船出であり、プロとしてのバスケ人生を日本のBリーグ、横浜ビー・コルセアーズからスタートさせることになる。
エゲケゼは、いわゆるストレッチ4のフォワードで、ベルモント大では昨季2017-18シーズンにフィールドゴール成功率50.5%、フリースロー成功率80.2%、平均得点は16.8をマークした。特に3Pシュートの成功率は42.5%といった高い数字を残している。
トーマス・ウィスマンHCは、6月27日の契約選手発表で、エドワード・モリスに続く二人の外国籍選手を探しており、そのうちの一人は高さとスピード、シュート力のある選手と明言していたが、その枠にアマンゼ・エゲケゼという若き逸材が収まった。
チームの若返りを示唆していたウィスマンHCだが、今回発表された選手二人もその方針に合致する伸びしろが期待出来る選手だ。さらにストレッチ4の外国籍選手が加わったことで、新生ビーコルのバスケは、よりスリリングでスピード感溢れるものになっていくだろう。
中村の三河と富山でのプレータイムは限られており、エゲケゼも日本でのプレーは未知数だが、トーマス・ウィスマンがどのように育て、実戦で起用していくかが、大きく注目される。
【記事・おおかめともき・写真提供/©B.LEAGUE・©横浜ビー・コルセアーズ】
『2018-19シーズン新加入選手契約締結のお知らせ』
https://b-corsairs.com/news/team_20180713-1/