常時オンザコート2の大幅なレギュレーション変更で、来季は外国籍選手2名と帰化選手1名の併用が可能に。
Bリーグが6月20日、来季の地区分けと競技レギュレーションを発表した。来季、横浜ビー・コルセアーズは今季に引き続いて中地区で闘うことが決定。中地区では、川崎が東地区より中地区になり、名古屋Dが西地区に移動する。
来季よりB1復帰する秋田は東地区。B1初昇格の福岡は西地区に振り分けられた。
また3シーズン目を迎える2018−19シーズンは、大幅なレギュレーション変更がおこなわれ、Bリーグ創設時からあったオンザコートルールが撤廃される。
これまでB1とB2での外国籍選手は、帰化選手1名を含めた3名以内がリーグへの登録と試合でのベンチ入り出場が可能で、総数6枠を上限にした0〜2名を各4つのクォーターに振り分けてオンザコート枠を決定し、試合前に申請していた。
また帰化選手はオンザコート0では出場可能で、オンザコート1では外国籍選手1名との併用が可能。オンザコート2では外国籍選手と帰化選手を合わせた2名以内となり、外国籍選手2名との併用は出来なかった。
来季からは、帰化選手を含まない外国籍選手が3名以内でリーグ登録可能となり、加えて帰化選手を1名以内で登録可能となった。ただし試合では、外国籍選手のベンチ入り登録は2名以内となり、これに帰化選手を1名以内で登録出来る。
これにより試合中、全クォーターを通じて常時外国籍選手2名がコートに立てることになった。さらにはこれに加えて帰化選手を併用出来る。チームによっては、外国籍選手2名と帰化選手1名を同時に使うということが可能になる。
代表チーム強化を見据えた措置だというこの大幅な変更が、各チームの編成、戦術に影響を与えることは必至で、特に帰化選手を保有するチームは、かなりの戦力アップが予想される。
ビーコルには、Bリーグ初年度の2016-17シーズンに帰化選手ファイ・パプ月瑠が在籍していたが、今季2017-18では帰化選手を保有していなかった。
ビーコルの来季の選手編成が未だ発表されていないが、来季ウィスマン体制となるビーコルが、今回の大幅なレギュレーション変更にどう対応していくかが注目される。
【記事・写真/おおかめともき】