ビーコル、関西大決戦!B1生き残りを掛けて大阪エヴェッサを撃破せよ!

勝ち続けなければならない崖っぷち!大阪戦もベテラン含めた海賊一丸で!

ビーコルは4月14日(土・17時05分 TIP-OFF)と4月15日(日・14時5分 TIP-OFF)に、アウェイ府民共済SUPERアリーナで今季初対戦となる西地区3位の大阪エヴェッサと2連戦を闘う。B-COR MAGAZINEではこの2試合を遠征取材。GAMEレポートを試合翌日にお届けする。

前節平塚でおこなわれた西宮戦GAME1での横浜ビー・コルセアーズ。ポイントガード二人を含む主力3選手を欠く逆境で強固に結束。今季初先発のベテランPG山田謙治が躍動するなどして勝利した

 

中地区6位のビーコルは前節西宮戦で連勝して15勝36敗とし、5位新潟とのゲーム差をひとつ詰めて「7」とした。

対する大阪は連敗を「5」で止めてから4連勝して西地区の3位に浮上。現在ここまで19勝32敗で来ている。

今節もB1残留プレーオフ回避が掛かったチーム同士の直接対決。その気になるB1残留プレーオフの指標ワイルドカード12チーム中の順位でビーコルは依然10位のまま。9位の滋賀とは3ゲーム差。8位大阪までは4ゲーム差になっている。

このワイルドカードで、ビーコルの下にいる11位西宮と12位の島根のB1残留プレーオフ出場が既に決定し、10位のビーコルはあとがない。何としても勝ち続けなければならない状況が続く。

残留プレーオフのデッドラインである8位大阪との直接対決となる今節。滋賀 対 渋谷の結果も絡んでくるが、ビーコルはここで差を縮めておかねばならない。

前節平塚での西宮戦GAME2でティップオフ直前のビーコルベンチ。平塚はこれが今季最終戦だった

 

大阪が4連勝中で波に乗っているとはいえ、今のビーコルもインフルエンザで3選手を欠場した苦境を海賊一丸で突破しており、勢いは負けてはいない。

「えべっさん」がチーム名の由来である大阪エヴェッサとは、これが今季初対戦。昨季もアウェイで2試合を闘い1勝1敗だったが、今季は大幅に選手を入れ替えている。

今シーズン途中に獲得したインサイドが要注意のセンタープレーヤー#8エグゼビア・ギブソンと#34キース・ベンソン。そして今シーズン前に獲得した外角を得意とし3Pも打てる#11デイビッド・ウェア。

大阪エヴェッサ#8エグゼビア・ギブソン。4月1日府民共済SUPERアリーナ対新潟戦GAME2で。【写真提供:©B.LEAGUE】

ホーム府民共済SUPERアリーナで2Pシュートを決める大阪エヴェッサ#34キース・ベンソン。4月1日府民共済SUPERアリーナ対新潟戦GAME2で。【写真提供:©B.LEAGUE】

大阪エヴェッサ#11デイビッド・ウェア。4月1日府民共済SUPERアリーナ対新潟戦GAME2で。【写真提供:©B.LEAGUE】

 

日本人選手では、スモールフォワードでポイントガードの#27熊谷尚也、ポイントガードの#17木下博之の3Pシュートが要警戒になってくる。

大阪は4月1日のホーム新潟戦GAME2で107点(1Qと4Qに30点台の得点)を入れているが、この時の3Pを熊谷が5本、木下が4本、ウェアが2本決めていて三桁得点の起点となっていた。大阪はインサイド陣も充実しているだけに、ビーコルは相手に内外で効率よく得点させず、オフェンスのリズムを崩したい。今節もディフェンスが鍵を握る。

大阪エヴェッサのスモールフォワード兼ポイントガード#27熊谷 尚也。4月1日府民共済SUPERアリーナ対新潟戦GAME2で。【写真提供:©B.LEAGUE】

大阪エヴェッサのポイントガード#17木下 博之。4月1日府民共済SUPERアリーナ対新潟戦GAME2で。【写真提供:©B.LEAGUE】

 

西宮とのGAME1でビーコルは、チーム最多得点差となる38点もの大差で西宮を圧倒したが、この2試合では連勝の一方でオフェンスリバウンドの課題を引き続いて残してしまった。

西宮戦でのオフェンスリバウンドはGAME1が「17」、GAME2が「18」と2試合とも西宮が上回った。先の富山戦では2試合とも「16」奪われており、課題を引きずってしまった。この結果に憂慮し危機感を持った尺野将太HCは連勝後の会見で何度もこの反省を口にしていた。

西宮戦GAME2での横浜ビー・コルセアーズ尺野将太HC

 

オフェンスが、さらに良い形になってきているだけに、オフェンスリバウンドが今節でも大きな鍵を握る。1週間でどれだけ修正されているかが注目される。

オフェンスリバウンドを如何に少なく出来るか。ここがクリアされれば、今節の大阪はまた歓喜の週末になるはずだ。

ビーコルはここまで、三遠戦とアウェイ富山戦GAME1を勝利して連勝。富山戦GAME2を落としたあとの西宮戦を連勝。アドバイザーであるトーマス・ウィスマンがベンチ入りした三河戦GAME2からは別のチームのような闘いぶりになり、4勝2敗と調子を上げてきている。

西宮戦GAME2でビーコルベンチから戦況を見守るトーマス・ウィスマンアドバイザー

 

得意数もさらに伸びて来ており、オフェンスでは安定感も出てきた。連敗を止めた三遠戦からビーコルが挙げた得点は、87、97、82、88、89と80点以上が続く。特に富山とのGAME1では3桁100点が目前だった。

好調の川村卓也が今節もスコアメーカーとなる。フィールドゴール成功率では過去5試合、全てで50%を越え、3Pシュートでは、成功率39.91%でリーグ4位。

過去5試合では、西宮戦GAME1こそ、インフルエンザで3人が欠場したためにポイントガードに就いたことから3Pはゼロに終わったが、それ以外の試合では50%越え。特に富山戦GAME1では71.4%の驚異的な成功率を挙げている。相手チームのマークはさらに一層厳しくなっているが、タフショットを連発して沈めている。

前節西宮戦GAME2で3Pシュートを沈める川村卓也

 

加えて、ウィリアム・マクドナルドが西宮戦GAME2で19得点2アシスト。ジェフリー・パーマーも14得点を挙げて4アシスト。パーマーにはリバウンドにも期待したい。

前節GAME2で19得点を挙げたウィリアム・マクドナルド

前節西宮戦で14得点4アシストを記録したジェフリー・パーマー

 

ハシーム・サビート・マンカはブロックショット数で引き続いてリーグトップ(平均ブロック数2.40)の座に君臨する。初対戦のエヴェッサは、リーグ最長身を誇るビッグマンのスカウティングはしているだろうが、コートで実際に対峙した時には脅威になるだろう。初対戦のGAME1で、相手がまだ高さに慣れていない状態でサビートがどれだけアグレッシブにいけるかが大事。ファウルに気をつけなければならないがインサイドにどれだけ切り込んでいけるかも注目したい。

現在リーグトップのブロックショット数を誇るハシーム・サビート・マンカ。221cmの高さがエヴェッサを圧倒する

 

そしてインフルエンザで前節西宮戦を欠場した細谷将司、田渡 凌、竹田 謙が戻ってくるだろうが、病み上がりでありプレータイムはそう多く望めないかもしれない。

しかし、西宮戦での窮地を救った山田謙治と蒲谷正之の二人のベテラン海賊が再び力になってくれるだろう。

山田は、西宮戦GAME1で、チームに残された唯一のポイントガードとして今季初先発して11得点4アシストをマーク。途中から出場した蒲谷は7得点とどまったが、後半、特に大事な4Qで7得点を入れ、攻守に渡るここぞの活躍と貢献、そしてキャプテンシーはチームの勝利にとって大きなものになった。

前節西宮戦GAME1でチームに残された唯一のPGとして先発して大きく躍動。チームの窮地を救いヒーローとなったベテラン山田謙治

 

蒲谷はなかなか出場機会に恵まれず、ゲーム勘に苦しんでいたがGAME1でのプレーで完全に取り戻した。盟友である山田の活躍にも刺激を受けた蒲谷は、翌日のGAME2でさらなる躍動を魅せて自己今季最多の15得点、4アシストで見事カムバックした。

今節の大阪戦でも、好調な二人のベテランの存在は心強く、大きな勇気を与えてくれる。

西宮戦GAME2でチームの窮地を救ったのはもう一人のベテランMr.ビーコル蒲谷正之だった。蒲谷は15得点を挙げる活躍を魅せてこの試合のヒーローになった。

 

エベッサ、ビーコル共にB1生き残りを掛けた雌雄決する一大決戦。7,000人を収容出来る巨大アリーナ府民共済SUPERアリーナで手ぐすねを引いて待つエヴェッサブースター。加えて多数の照明に、大型LEDビジョンがビーコルを待ち構える。

我々はB1残留のためには負けるわけにはいかない。勝ち続けなければならない。これまでやってきた自分たちのバスケを信じ、強い気持ちを持って挑み、大阪の地でも再び連勝する!これでもかの猛ブーストで選手たちをあと押ししよう!命運掛けた天下分け目の関西大決戦がいよいよ始まる!勝利を!ゴービーコー!

 

海賊は大阪でも強固に結束し、ビーコルブースターと共に勝利を掴む

【記事・写真/おおかめともき(大阪選手写真提供・©B.LEAGUE)】

 

Written by geki_ookame