ビーコル、富山グラウジーズとアウェーで再戦!

浮上期する海賊たちが前回善戦したグラウジーズに噛みつき連勝を狙う!

ビーコルは、12月16日(土・18時5分 TIP-OFF)と17日(日・13時5分 TIP-OFF)に富山市総合体育館で富山グラウジーズと再戦する。B-COR MAGAZINEではこの試合を遠征取材し、GAMEレポートを試合後翌日にお届けする。

現在ビーコルは、4勝17敗で中地区6位。同じ中地区の富山グラウジーズは9勝12敗で3位。グラウジーズは11月と12月を、ビーコルとの対戦を含めて1勝1敗で来ている。ビーコルは苦しい6連敗が続き勝利を渇望しているが、前回グラウジーズとホーム横浜国際プールで闘ったときはGAME2で激勝し1勝1敗と善戦しているだけに、今節アウェーでの再戦を海賊一丸でぶつかり、今度こその連敗ストップを狙う。

前回のグラウジーズ戦でウィリアム・マクドナルドが加入し、インサイドを打てる選手を得たことでハシーム・サビート・マンカのパワーが覚醒し爆発した。マクドナルドの加入はチームにこれまでにないケミストリーを生み、GAME1、GAME2ともに80点台の高得点を挙げることが出来た。

#45ウィリアム・マクドナルド 前回のホーム富山戦でデビューして以降、ここまでコンスタントに二桁得点を挙げる

#34ハシーム・サビート・マンカ。マクドナルドの加入で大きく覚醒した

 

昨季、B1残留プレーオフ2回戦で敗れたグラウジーズに対し、海賊たちは、気迫を剥き出しにした渾身プレーの連続だった。前回の富山戦を振り返ってみよう。

GAME1 横浜ビー・コルセアーズ 87-92 富山グラウジーズ
18-14|27-19|17-23|18-24|7-12

GAME1では前半インサイドとアウトサイドから得点をかさね12点のリードを奪った。しかし後半でグラウジーズに追いつかれてしまい一進一退の展開になったが、川村卓也と細谷将司の3Pシュートで逆転する。

#1川村卓也

しかし勝利目前の残り6秒で同点にされ延長戦に突入。EX1でフリースローとターンオーバーでの失点から流れを失い逆転負けを喫した。しかし、今季の最高得点を挙げ(天皇杯は除く)、可能性を感じさせてくれる試合になった。川村が21得点、マクドナルドとサビートが共に16得点。佐藤託矢10得点。3Pシュートは川村3本、細谷が2本、山田謙治も1本沈めた。

#0細谷将司

 

GAME2 横浜ビー・コルセアーズ 83-78 富山グラウジーズ
24-15|16-24|19-18|24-21

延長逆転負けのショックは大きかったが、インサイドの職人マクドナルドという新たな武器を得たチームには手応えがあった。GAME2は、今季ここまでの闘いのなかでもベストゲームともいえる内容で激勝し、前日の嫌な流れを断ち切った。特にサビートが、マクドナルドの加入で余裕が出来たことは大きく、前日よりもさらに爆発して24得点を挙げ、14リバウンドでダブルダブルと大暴れ。今やサビートの代名詞となった圧巻のアリープダンク2本と5つのブロックショットでスーパーサビートを誕生させた。

ブロックショットで#33ドリュー・ヴァイニーのシュートを阻止するハシーム・サビート・マンカ

マクドナルドは前日同様に安定して得点をかさね16得点。田渡 凌と竹田 謙が共に二桁10得点。細谷将司は3Pシュート1本を挙げ6得点。攻守に存在感を示した高島一貴は3本の2Pシュートを沈め、大事な4Qでチームが失いかけた勝利への流れを確実にしたのは大きかった。

#2高島一貴のここぞでのシュートが勝利の流れを確実なものにした

しかし前回の富山戦は激闘を極め、このことからジェフリー・パーマーと竹田 謙を怪我で失ってしまう。以降、二人を欠いたチームはまた苦戦を強いられることになり、現在の低迷に至っている。前節栃木ブレックス戦で喫した連敗は、サビートがファウルトラブルになったことも響いたが、外国籍選手2枚ではどうしても苦しくなってしまう。

サビートとマクドナルドがコンスタントに二桁得点を挙げて好調を維持しているだけに怪我人の復帰が待たれるが、ジェフリー・パーマーが栃木戦での試合前練習で、ショットも含めていい感じに動けており、今節で復帰する可能性がある。

前節平塚での栃木戦試合前練習でいい動きをみせていた#4ジェフリー・パーマー

ジェフリー・パーマーは連敗ストップの鍵を握る。前回グラウジーズ戦での善戦は、パーマー、サビート、マクドナルド、3人の外国籍選手がいたことが大きかった。それだけに今節でパーマーが復帰すれば、前回の富山戦と同じ外国籍選手3人となり、サビートのファウルトラブルも解消されるだろう。

前回GAME1で30得点、GAME2で16得点を許した#11宇都直輝は特に要注意となる。この高得点はいずれも3Pシュートなしでのものだけに、海賊たちのディフェンスが宇都をどう防ぐか注目される。ゾーンディフェンスとマンツーマンを上手く切り替えてグラウジーズを苦しめたい。

川村卓也とマッチアップするグラウジーズ#11宇都直輝(写真左)

多くなってきている3Pシュートでの失点とターンオーバーの多さの解消は急務となっている。チームは富山入りするまで、勢力的な練習をおこないこの富山戦に臨む。

グラウジーズは、B1残留プレーオフで敗戦した相手だが、前節栃木戦のGAME2後、細谷将司にリベンジの意識はあるかを聞いた。その時、細谷は開口一番で強くこう言っている。

「リベンジの意識、ありますね!もう2連勝っていう気持ちで、まずは土曜日のGAME1に全てを掛けて、とにかく勝つことです。この悪い流れを断ち切るためにとにかく勝つことです!それだけを意識していきます!」

「みんな下は向いていないし、下を向いていられない。チーム自体も、ミーティングでも全然下を向いていません。富山で切り替えてやれると思います!」 

富山グラウジーズに2連勝することで昨季B1残留プレーオフのリベンジを果たすと意気込む#0細谷将司

 

富山戦再戦に挑む海賊たちの士気は高まっている。あとは勝利だけだ。勝利さえすれば、浮上への道が開ける。何としても今節の富山戦で勝って、今年最後のホーム3試合に繋げたい。今度こその勝利を!ゴービーコー!!

【写真・記事/おおかめともき】

 

Written by geki_ookame