ビーコル凌とネオフェニックス修人が初めて激突する!田渡兄弟対決を見逃すな!
ビーコルは、11月4日(土・18時5分TIP-OFF)と5日(日・14時5分TIP-OFF)現在5勝6敗で中地区2位の三遠ネオフェニックスと対戦する。
4連敗中だったネオフェニックスは、滋賀レイクスターズとのGAME2で75−61で勝利し連敗を止めている。一方ビーコルは、前節青山学院記念館で行われたサンロッカーズ渋谷戦とのGAME1で勝利し連敗を7でストップしたがGAME2で敗戦し連勝を逃した。
ビーコルは、湊谷安玲久司朱とジェイソン・ウォッシュバーンを怪我で欠いているが、ネオフェニックスもロバート・ドジャーが怪我の治療で帰国。先日11月2日、かつてネオフェニックスでプレーしたことがあり、昨季愛媛オレンジバイキングスでプレーしたローレンス・ブラックレッジと契約。今節よりベンチ入りが可能になる。
今節での注目はなんといっても、#21田渡 凌と#73田渡修人との兄弟対決だ。楽しみにしているビーコルブースターも多いだろう。このことを田渡 凌に聞くと目を輝かせて、興奮気味に語ってくれた。
「僕が一番楽しみです!まじで!」
思い入れはあるのだろうか。
「めっちゃ、あります!僕、一回もそういう試合でお兄ちゃんと対戦したことないんです。いつも僕がチャレンジャーでやってて、今やっと同じ舞台に立てて、今回試合するので、ぜったいに、負けたくないっすね!!(マッチアップすることがなかったら)無理矢理スイッチしに行きます!!ガンガン攻めに行きます!!」
兄の修人は前節GAME2で3ポイント1本を含む5得点を挙げ、今季ここまで109得点。現在、平均得点数は9.9得点とチーム2位につける。
弟 凌も負けてはいない。ここまで102得点。平均得点数は9.3得点。前節のサンロッカーズ渋谷GAME2では14得点を挙げ、レバンガ北海道GAME2ではプロになって最多の23得点を挙げた。「厳しいからこそ、やりがいがある」と勝つことの喜びを見い出すために敢えてビーコルを選び、ルーキーらしからぬプレーで存在感を示し、今や欠かせない戦力となっている田渡 凌。それだけに今節は、二人のマッチアップに目が離せない熱い試合になりそうだ。
そして、もう一人懐かしい選手がネオフェニックスにいる。昨シーズン途中からビーコルでプレーし、今季からネオフェニックス入りした#6岩田 涼太だ。ここまでなかなか出場機会に恵まれなかったが、前節GAME2で出場して、3ポイント2本を決めて6得点を挙げた。仲のいい高島一貴、満田丈太郎も、対戦を心待ちにしているだろう。その成長ぶりが楽しみだ。
今節は、前節10月22日シーホース三河GAME2で、Bリーグにおけるレギュラーシーズン・ホーム通算入場者数が10万人を達成した記念イベントが行われる。小学生はアッパーデッキ自由席エリア10円、10万円シュートチャレンジなど、ビーコルならではの企画が目白押しだ。こちらも、是非楽しみにして欲しい。
チームとしては、2位ネオフェニックスから勝利して浮上への足がかりにしたいところだ。前節GAME2がそうだったように、序盤での大量失点から後手後手になって敗戦してしまうケースが多くなっている。それだけに序盤の攻めは重要になる。勝利したGAME1のように1Qからリードして主導権を握りたい。
古田HCは、前節でこれまで多用して来たゾーンディフェンスをほとんど使わず、相手を困惑させた。タイムシェアも含めて今節ではどんな戦術で挑むかも注目だ。
前節の青山学院記念館で敵地ながら怒濤のブーストで海賊たちを猛後押ししたビーコルブースター。今度はホームで、2位ネオフェニックスに挑む海賊たちを強く後押しして欲しい!勝利を!ゴービーコー!!
【写真・記事/おおかめともき/ネオフェニックス写真のみ写真提供:©B.LEAGUE】