ビーコルの小原 翼が上飯田中のバスケ部生徒と「ハマ弁」を試食!


マッスル翼も大満足!「僕の中学時代にはなかったハマ弁はちょっと羨ましく感じます」

横浜ビー・コルセアーズの小原 翼が横浜市泉区にある横浜市立上飯田中学校を訪れ、市が推進している横浜型配達弁当「ハマ弁」を同中学校のバスケットボール部2年生と試食した。

横浜ビー・コルセアーズの小原 翼が横浜市泉区の上飯田中学校に訪れておこなわれたハマ弁試食会

 

横浜市の中学校は給食がない。これは昭和30年代後半から昭和40年代にかけての急激な人口増加の中で、教室等の整備を優先して学校建設がおこなわれたために給食室の整備が間に合わなかったことに起因する。そのため、横浜市の中学生は弁当持参というのが通例になっていた。

しかし近年において、共働きの家庭が増え、生活スタイルが変わったことで、毎日弁当を作ることが難しいという課題が出てきた。横浜市はこの対策に乗り出したが、給食を新たに実施するには給食室や給食センターなどの設備が必要になる。しかし、そのためには用地と財源の確保が難しかった。そこで市は、配達型弁当の「ハマ弁」を2017年1月から横浜市の全中学校で導入。現在では「ハマ弁」「家庭弁当」「業者弁当」の中から選べる選択制として実施している。5月からは当日注文も始まり利便性も良くなっている。

「ハマ弁」は、栄養バランスの整ったメニュー(献立)で、ごはんと汁物が温かいのが特徴だ。価格もごはんとおかずのみのセットが280円(教職員は360円)、これに汁物と牛乳を付けたフルセットにしても340円(教職員は470円)と安価に設定されている。何より、味が美味しいのが魅力だ。実際にハマ弁を食べてみたが、食べやすくて美味だった。

共働き世帯が増えている中、価格、味、利便性と魅力が多くライフスタイルに応じて選べる「ハマ弁」をさらに普及させたい市は、ぜひ一度食べてみて欲しいという思いがあった。そこで今回の小原を招いた試食会がおこなわれたのだが、小原は横浜市金沢区出身で、中学生時代はやはり「家庭弁当」だった。「今日食べたハマ弁は、鶏肉がボンッボンッって入ってて、麻婆なすもありました。ハマ弁を実際に食べてみて、本当に美味しかったので、これは良いなと思いました。僕の時代にはなかったので、ちょっと羨ましく感じます」と初めて食べたハマ弁は新鮮な驚きだったようだ。

ハマ弁を試食する小原「本当に美味しかったので、これは良いなと思いました。僕の時代にはなかったので、ちょっと羨ましく感じます」と好評だった


アスリートである小原が気になるのは、やはり栄養バランス。「メニューを見せてもらったら、バラエティが豊富で、栄養バランスも取れているんです。中学生の年代って、食事がどうしても好きなものばかりになりがちで、偏ってしまうと思うんです。今日、食べさせて頂いたメニューは、バランスが考えられていました。栄養バランスがしっかりと考えられていて内容も良い。それで味も美味しいんですから、良いですよね」

小原に、いま中学生だったらハマ弁を利用するかを聞くと「僕自身は、ぜひ利用したいです。あとは親次第なんでしょうね。個々の家庭の事情もあると思います。でも、お母さんが毎朝お弁当を作るのって本当に大変だと思うんです。ハマ弁を、生活の中に上手く取り入れていけば良いですよね」

小原に子供が出来たらどうだろう「僕に子供が出来たら“あり”です。今は共働きの家庭が多いと思います。僕の両親もそうだったし、横浜市も多いと思うんですけど、そう考えたら、こういったものがあるんだったら利用しない手はないですよね。ハマ弁、本当にナイスでした!」試食会は、昼休みの午後0時45分から午後1時25分にかけておこなわれた。相澤 順校長、主に女子バスケットボール部の顧問を務める笠井健太先生、主に男子バスケットボール部の顧問を務める末政敦司先生を交え、バスケットボール部に所属する2年生の生徒男女10名が参加。憧れのビーコル選手であり、郷土の大先輩である小原を目の前にして、最初は緊張気味だったが、ハマ弁を食べていくうちに徐々に打ち解けていった。食事中、小原には生徒や先生から質問が相次ぎ、小原はそれをひとつひとつ丁寧に答えていた。

どうやったら身長が伸びるかの質問には「しっかりと食べて寝ること。中学校の時には必ず夜10時には寝ていました。寝ることが一番成長に繋がると思います」バスケットボールをはじめた理由は「背が高かったから」。バスケットボールで一番大切なことは?の質問には「気持ち」と即答。「上手い下手は関係ない。バスケットボールをやりたいという気持ち、相手に勝つんだという気持ち、自分がこのリングを守るんだという気持ち、全部気持ちです。気持ちがなかったら上手くはなれない」と話し、生徒たちは真剣な眼差しで聞き入っていた。

ドリブルはどうやったら上手くなるかといった質問もあった。これには「一番難しい質問」としながらも「ドリブルは、今の年齢の時に一番頑張って練習したほうがいい。中学の時に頑張れば、高校、大学へと繋がっていく。今やっておかないと、大人になってからでは不器用になって体が覚えてくれないんです」とアドバイス。バスケ部2年生の生徒たちにとって、プロのBリーガーの言葉は金言になったようだ。

今回の試食会は、中学校昼食の在り方を変えるハマ弁を実食しただけでなく、憧れのBリーガー小原 翼と食事を共にする事も出来て、生徒たちには、またとない貴重な時間となった。

小原選手を囲んで上飯田中学校バスケットボール部2年生の皆さん。右端が相澤校長、右端から二人目後ろが主に女子バスケットボール部の顧問を務めている笠井先生、左端が主に男子バスケットボール部の顧問を務めている末政先生


ハマ弁の申し込みは、パソコンやタブレット端末のインターネット、スマートフォンからは専用アプリから注文出来る。注文の締切は、クレジットカード支払いの場合で配達日の7日前、コンビニ支払いでは10日前となっており、5月からは注文の前日20時から当日朝7時30分まで注文が可能な当日注文も始まり、利便性も良くなった。詳しくは、記事最後のリンクを参照して欲しい。横浜ビー・コルセアーズの小原 翼も大満足の「ハマ弁」。ぜひ一度、試してみてはいかがだろうか。

「ハマ弁、本当にナイスでした!」横浜ビー・コルセアーズのBリーガー小原 翼も大満足のハマ弁だった


【取材・記事・写真/おおかめともき】

 

・ハマ弁注文サイト / ホーム
https://www.hamaben.jp

 


Written by geki_ookame