あのブロックショットは忘れない。三河戦のテップオフで負った怪我で無念の長期離脱。
横浜ビー・コルセアーズは2月28日、プリンス・イベを双方合意の上で契約解除したと発表した。リーグの自由交渉選手リストには同日15時に公示された。ビーコルの外国籍選手の契約解除はこれで今季4人目。
またしても、寂しい別れを伝えなければならない。豪快なブロックショットとダンクで存在感を示していたプリンス・イベの契約解除が発表された。イベは1月30日ホーム三河戦でのティップオフで着地に失敗して転倒。負傷退場していた。その後の診察で左足三角靭帯損傷と診断され、イベにとっては無念の長期離脱となっていた。その後、治療に専念したが復帰は叶わず、今回の契約解除に至ってしまった。
イベは、昨年10月27日にビーコル入り、以降出場した19試合すべてで先発した。持ち前のジャンプ力とディフェンス力を発揮して、停滞するチームのステップアップに大きく貢献。守りの要となっていた。特にブロックショットでは高さに加えたスピードとジャンプ力で、相手チームの脅威となり50本を記録。一時はリーグトップにもなっていた。
総得点数は87得点に留まったが、そのほとんどが豪快なダンクによる得点だった。チーム連携が進んだころにはアリウープダンクも決めて、ホームのビーコルブースターを沸かした。それだけに、三河戦での怪我が悔やまれる。
イベのビーコルでの活躍と多大な貢献に感謝すると共に、怪我が早く癒え、次なる新天地が見つかることを願いたい。
【写真・記事/おおかめともき】
プリンス・イベ選手 契約解除のお知らせ
https://b-corsairs.com/news/team_20190228_1/