ビーコル今季2度目の連勝!大阪に前回対戦のリベンジ果たす!

連勝歓喜で海賊みな笑顔!2試合連続で機能したディフェンスに自信と手応え!

2018-19シーズン第14節・GAME2(12月16日 横浜国際プール)
横浜ビー・コルセアーズ 60-58 大阪エヴェッサ
16-13|17-16|16-14|11-15

横浜ビー・コルセアーズは、12月16日ホーム横浜国際プールで大阪エヴェッサとの2連戦GAME2を闘い、前日同様の接戦となったなかで大阪を60-58で破り、今節を連勝した。ビーコルの連勝は、10月20日と21日のホーム滋賀戦以来今季2度目。中地区争いでは、5位三遠が渋谷に連敗ために6位ビーコルとの差はさらに縮まり「3」になった。大阪の西地区4位は変わらず。3位の京都が三河に連勝したため差が「5」に広がった。

前日に続く激しい接戦を制し、大阪から2連勝した横浜ビー・コルセアーズ


5連敗を前日に止めた海賊が今季2度目の連勝だ。前回、大阪でやられた借りをホームでしっかりと返した。リベンジを果たしただけではない。挙げた2つの勝ち星は共に課題のディフェンスが大きく機能してのものだった。キャプテンの細谷将司が試合後「自分たちが目指してきているディフェンスをひとつクリアして、チームとしてひとつ成長出来た。ディフェンスでひとつ一歩前進出来たという手応えを感じている」と話していることからも、ここからの巻き返しに向けて、ウィスマンビーコルは大きな自信を得たといっていい。

横浜ビー・コルセアーズ#0細谷将司


またエース川村卓也は「チームで勝った白星だと思う。今までとは違う形を今日は見せることが出来た。今週末、トムHC(トーマス・ウィスマンHC)がやりたいディフェンスの強度、作りたいチームを、初めて相手の失点を抑えた上で、勝ちに繋げることが出来た。これが本来のトムHCの考えであり、やりたいバスケットなのかなと、改めて選手として感じている」

横浜ビー・コルセアーズ#1川村卓也


一方で、オフェンスが課題を残した。今節のスコアは、GAME1が60-59、GAME2が60-58と2試合とも似た数字となり、またもや60点。2試合共にロースコアに終わった原因を細谷は「僕自身も含めたフリースロー(9/20)です。あとはいらないターンオーバーや、決め切らないといけないシュートを決めることが出来なかった。こういったところがまだまだ甘い。上位チームは、こいいったところで必ず点を取って勝ち切ってくる。そういうチームになるためには、みんながもっと集中して、練習から取り組んでいくことが大事」と勝利の中にあって反省点も見つけ出している。

試合後、B-COR MAGAZINEの取材に応じる細谷将司


オフェンスを補ったのがリバウンドだった。前日に初めて大阪と対戦して相手の脅威となっていたプリンス・イベとアーサー・スティーブンソンがリバウンドで揃って活躍。イベが14本、スティーブンソンが21本とリバウンドで共に高い数字を残したことが大きかった。

この試合も、前日同様に激しい接戦となった。大阪がディフェンスの強度を上げてきたなかで、立ち上がり8分39秒まで両チーム共に無得点が続いたが、川村のフリースロー2本でビーコルが先制。以降、川村の外からの2Pシュート、スティーブンソンのダンクでビーコルが6点のリードを奪い、この試合もビーコルが主導権を握った。

1Qでダンクを決めるアーサー・スティーブンソン


大阪は、4分を過ぎて木下の3Pシュートでようやく得点。ビーコルは、川村、田渡の2Pシュート、細谷と川村の3Pシュート、イベのダンクで得点。1分以降で失点を許したが1Qを16-13、3点のリードで終えた。

1Q終了間際にダンクを決めて吠えるプリンス・イベ


2Q、開始9分でスティーブンソンがダンク。8分には川村が3Pシュート、7分には細谷が3Pシュートを沈め以降、田渡が内外から2Pシュートを沈めた。

2Qで3Pシュートを沈める川村卓也

2Qにアウトサイドから2Pシュートを沈める田渡 凌


大阪は7分と6分に熊谷が決めた連続2Pシュートなどで追撃してきた。2分にはハレルソンの2Pシュートで同点にされるが、残り58秒でスティーブンソンがダンクを決めて勝ち越し。21秒に田渡がセカンドチャンスで2Pシュートを沈めて33-19、4点のリードを持って前半を終えた。

2Q終了間際にセカンドチャンスから2Pシュートを沈める田渡 凌


3Q、開始早々に田渡がアウトサイドから2Pシュートを沈めるが、さらに執拗になった大阪ディフェンスに苦戦し、シュートを決め切ることが出来ない。その間大阪に得点を許し、7分にハレルソンのフリースローで同点にされると6分、同じハレルソンに2Pシュートを決められ大阪に勝ち越しを許してしまう。

前半で3Pシュート2本で12得点を挙げて起点になっていたエース川村卓也は、大阪の執拗なディフェンスにあい得点が停滞したが、ここで二人のキャプテンが奮起した。最初は湊谷安玲久司朱だった。5分にテクニカルファウルで得たフリースロー1本を決めると、同12秒で3Pシュートを沈めて1点差。さらに4分には2Pシュートを沈めて、ビーコルが逆転に成功する。

3Q5分、1点差に迫る3Pシュートを沈める湊谷安玲久司朱

さらに湊谷は4分32秒に一時は勝ち越しの2Pシュートを沈める


3分32秒、ギブソンにダンクを許し再び1点ビハインドとなるが、ここからはもうひとりのキャプテン細谷将司だった。脳しんとうで前節を欠場、前日に復帰していた細谷は3分21秒にフリースロー1本を決めて同点にすると、2分48秒で3Pシュートを沈めて3点のリードを奪う。さらには残り27秒でも3Pシュートを沈めて49-43。追いすがる大阪を6点差に突き放した。

3Q終了間際、大阪を6点差に突き放す3Pシュートを沈める細谷将司


4Q開始早々に湊谷がアウトサイドから2Pシュートを沈めるが、最終クォーターでビーコルの得点が停滞。田渡が2Pシュート2本、スティーブンソンが2Pシュート1本を決めたが、あとは細谷とスティーブンソンのフリースローでの得点のみに終わって計11得点。最終クォーターで思うような追加点を入れられないビーコルは、大阪に追撃の機会を与えてしまう。

4Q残り2分で2Pシュートを沈め、吠える田渡 凌


しかし、大阪もシュートを決め切ることが出来なかった。ビーコルは、スティーブンソン、イベらが奮起を見せて相手ゴール下でリバウンドを阻止。大阪にセカンドチャンスを与えなかった。

1分50秒と残り32秒で熊谷と木下に連続して3Pシュートを許して4点差。僅差となった最終盤で両チームは互いに駆け引きを見せた。残り12秒で、フリースロー2本を得た木下が1本を決めて大阪が2点差にまで肉薄。木下が外した2本目のフリースローを高島が決死のリバウンドで奪ってその場に転倒。残り9秒、これでフリースロー2本を得た高島は2本とも外してしまう。このリバウンドをギブソンが奪いそのままドライブしてシュートを打ったが外れ、スティーブンソンがリバウンドを奪いセカンドチャンスを阻止したところで試合終了のブザーが鳴った。ビーコルはこれで5連敗脱出からの2連勝。大阪は前節滋賀戦で連敗を止めてからまた連敗となった。

ドライブから2Pシュートを狙ったギブソンが外したボールをスティーブンソンが決死のリバウンドで奪ったところでビーコルの勝利が決まった

ビーコルのスコアリーダーは、15得点(3アシスト)を挙げた細谷将司。2番手は12得点の川村卓也と田渡 凌。川村は3スティールも記録した。

前日フル出場22得点のアーサー・スティーブンソンは10得点も21リバウンド(3アシスト)。リバウンドで高い数字を残して4試合連続のダブルダブルをマークしている。


試合後、トーマス・ウィスマンHCはこう振り返っている。

「ディフェンスが出来ないチームから、いきなりディフェンスが出来るチームになった。今週はディフェンスで勝てた試合だ。選手たちが本当に頑張り、しっかりとしたディフェンスをやってくれた」

ゴール下で大阪のシュートを阻止するビーコルディフェンス


「今日は運が味方に付いた試合だった。最後のフリースローのパフォーマンスであったり、シュートを決め切れなかったこと、総合的に見ると本来ならば勝てない試合だったと思う。今日は本当に運が味方してくれた」

「最終クォーターに11本のフリースローを打ったが3本しか決められなかった。試合を通じては20本を打って、決められたのが9本。こういった現実もありながら、今日勝てた要因はディフェンスとリバウンドだ。イベ選手が14本、スティーブンソン選手が21本と、この二人がリバウンドで本当に頑張ってくれた」

「大阪は、シュートが入らなかった試合だった。大阪の2Pシュートは15/47で31.9%。我々はそれよりも悪く15/51で29.4%、これは本来ならば勝てない数字だ。だが、ディフェンスがこれを補った。ディフェンスがしっかり出来たからこそ、この試合を勝てたと思っている」

前日の会見で期待していると話していた細谷の活躍については。

「細谷選手は、ストリークシューター(ムラがあるシューター)だと思う。1本入れば、立て続けて連続シュートを決めれる選手だ。今日の3Pシュートはシュートタッチが良く4/6だった(チーム最多の3Pシュート成功数)。彼が得点することによってチームの得点も伸びる。今日チームの3Pシュートは7/17で41.2%だったが、3Pシュートが決まっていなければ、今日の試合は勝てなかった。細谷選手の3Pシュート4本が大きかった」

指揮官は、さらに二人の選手のことを称賛した。

「もう一人、湊谷選手をあげたい。彼が今日試合に入ってきてくれて、得点で引っ張ってくれた。彼と細谷選手が試合の最終盤で得点を引っ張ってくれた。二人の活躍が今日の勝利で大きかったと思う」

「(前日16得点だった)アーサー選手は10得点と伸びなかったが、昨日40分間フルに出場した疲れが響いたのだろう。得点のパフォーマンスはあまり上がらなかった。試合前、全然大丈夫と言っていたが、やはり体には疲れが残っていたんだと思う。それでもリバウンドを21本も取ってくれて勝利に貢献した。彼のコンディションを上げないといけない。今日も30分間出てくれたが、これからコンディションがさらに上がってくれば、昨日のような(16得点13リバウンドの)姿が、何試合か連続して見れるようになると思っている」

連勝も、冷静に語ったトーマス・ウィスマンHCだったが「やっと2連勝出来た。良かった」と言い残して会見場をあとにしている。

今季2度目の連勝後に会見する横浜ビー・コルセアーズ トーマス・ウィスマンHC


次節は、2018年最後となるホームゲーム。横浜国際プールに昨シーズンの覇者アルバルク東京を迎える2連戦だ。

【取材・写真・記事/おおかめともき】

【BOX SCORE / PLAY BY PLAY】12.16 [SUN] 横浜ビー・コルセアーズ vs 大阪エヴェッサ
https://www.bleague.jp/game_detail/?ScheduleKey=3191&TAB=P

 

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Written by geki_ookame