昨季ビーコルの危機を救ったウィルが同じ中地区の三遠に。
8月27日、三遠ネオフェニックスは昨季まで横浜ビー・コルセアーズでプレーしたウィリアム・マクドナルドとの選手契約締結を発表した。
マクドナルドは、昨シーズン途中の11月にビーコル入り。シーズン当初、怪我による帰国を余儀なくされたジェイソン・ウォッシュバーンの穴を埋め、チームのB1残留に大きく貢献。シーズン終了後は契約満了となり、今季の移籍先が注目されていた。
15年間のプロキャリアの中で世界各地のクラブチームを渡り歩き、日本でのプレーはビーコルが初めてだった。11月11日、12日の富山戦でデビューを果たし、歴戦の経験を活かして合流したばかりのチームにすぐさまフィット。両日ともに、いきなり16得点を挙げて結果を残した。
以降、安定した得点力でチームに貢献。レギュラーシーズン43試合の出場で522得点を挙げて、ダブルダブルが2回、二桁得点は28回にのぼった。強靭なフィジカルを活かしたインサイドからのシュートは相手チームの驚異となった。
また、フォア・ザ・チームの精神とクレバーさからチームにケミストリーをもたらし、救世主となったマクドナルドはビーコルブースターからも愛された。
今季はチームが目指す若返り方針から、惜しまれつつもチームを離れることになったが、新天地三遠ネオフェニックスでも、マクドナルドは歴戦の経験をいかんなく発揮していくだろう。
ビーコルにとっては、同じ中地区の三遠とあって強敵となるが、かつての盟友マクドナルドに新生ビーコルがどう立ち向かって行くか。コートでの再会、そして対戦が今から楽しみだ。
【記事・写真/おおかめともき】
三遠ネオフェニックス・2018-19シーズン 選手契約(新規)締結のお知らせ
https://www.neophoenix.jp/news/detail/id=7829
横浜ビー・コルセアーズ・ウィリアム・マクドナルド 選手契約満了および自由交渉リスト公示のお知らせ
https://b-corsairs.com/news/team_20180527-3/