ビーコル、天皇杯2次ラウンドで北海道に33点差敗戦。


小原がチーム最長プレータイムで攻守に奮闘。特別指定選手ホールがチーム最多14得点。

第95回天皇杯2次ラウンド(11月30日 ノーリツアリーナ和歌山)
レバンガ北海道 87-54 横浜ビー・コルセアーズ
18-10|24-10|20-17|25-17

レバンガ北海道 vs 横浜ビー・コルセアーズ BOX SCORE 
https://zennihon2019-20.japanbasketball.jp/boxscore/?schedulekey=6438&period=18

横浜ビー・コルセアーズは、11月30日ノーリツアリーナ和歌山で、レバンガ北海道と第95回天皇杯2次ラウンドを闘い33点差をつけられた54−87で敗戦。今季の天皇杯を終えた。ビーコルは、インサイド陣不在の中で、一時は5点差にまで詰める追い上げを見せたが、最後までリードを奪えなかった。

ビーコルは、橋本尚明、レジナルド・ベクトン、ジョルジー・ゴロマン、ジェイソン・ウォッシュバーンが欠場。先発では、アキ・チェンバース、田渡 凌、エドワード・モリス(帰化選手)、生原秀将、小原 翼の布陣を敷いた。

1Qで追いかける展開となったビーコルは、序盤でシュートが決まらず、苦しい出だし。ターンオーバーもかさなってしまい主導権を握られた。それでも、今季初先発の小原 翼がリバウンドと2Pシュートを決める奮闘を見せて追撃。中盤では、ディフェンスを徐々に修正して北海道のシュートを阻止するが、一方でファウルが増え、フリースローでの失点が増えた。残り2分で牧全が投入され、落ち着いたプレーから2Pシュートと3Pシュートを続けて8点差とし、最初のクォーターを終えた。

2Qでは出だしで秋山皓太が3Pシュート、牧全が2Pシュートを決めて差を5点にまで詰める追い上げを見せた。しかし、2Qでもターンオーバーがかさみ、中盤で10点ランを許し、北海道を逃してしまう。4分で牧全が3Pシュートで返したが、残り2分でも10点ランを許したことから、一気に点差が開いてしまい24点差。終了間際に小原が2Pシュートを決めたが、1Qに続いて10得点しか入れられなかったことも響き、22点差と離されてしまった。

3Qで、ビーコルはチェンジングディフェンスに変更。ターンオーバーも2本にまで減らす修正を見せる。オフェンスでは、小原、田渡、竹田、生原、モネがシュートを決めて17得点を入れた。

4Qではモリスの3Pシュート、ホールのフリースロー2本で得点を続け、中盤ではホールと秋山の3Pシュートで返したが、4分以降で北海道に9点ランを許すなどして、ビハインドは30点台に広がった。それでも果敢にリングにアタックしてファウルを奪い、コートと小原がフリースローで3点を入れる執念を見せたが、大量失点を返すまでには及ばず、33点差の54−85での敗戦となった。

この試合で、ホール 百音 アレックスと牧全が二桁得点。28分54秒プレーしたホールは、3Pシュート2/6本を含む14得点でチーム最多(5リバウンド)。牧は25分17秒プレーして、3Pシュート1/1本を含む10得点(3リバウンド)を挙げた。今季初先発だった小原 翼は、チーム唯一のビッグマンとなった中で、チーム最長30分5秒にわたってプレー。チーム3番手となる8得点、7リバウンドと奮闘した。

リーグ戦は、12月7日(土)、8日(日)のアウェー新潟戦から再開する。

【記事/おおかめともき】


Written by geki_ookame