河村の日本人最多二桁得点実らず札幌で連敗 チェンバースが500リバウンドを達成
2020-21シーズン第17節GAME2(1月24日 北海きたえーる)
レバンガ北海道 78-68 横浜ビー・コルセアーズ
19-16|18-18|24-20|17-14
【BOX SCORE / PLAY BY PLAY 1.24 [SUN] レバンガ北海道 vs 横浜ビー・コルセアーズ】
https://www.bleague.jp/game_detail/?ScheduleKey=6125&TAB=B
横浜ビー・コルセアーズは1月24日、アウェー北海きたえーるでレバンガ北海道との2連戦GAME2を闘い10点差で敗れた。ビーコルは連勝から連敗。勝った北海道は4連勝になった。ビーコルはこれで10勝19敗となり、東地区で8/10位、B1総合では13/20位になっている。
この試合で、アキ・チェンバースが個人通算500ディフェンスリバウンドを達成した。B1での500リバウンドは50人目の達成。
先制されたビーコルは森川の連続2Pシュートで逆転。以降で一進一退の接戦になった。残り4分で北海道がリード、3点ビハインドで最初のクォーターを終えた。
2Q、インカレの得点王・山口(特別指定選手・筑波大学2年)に二桁得点を決められるなどして点差が開き、北海道に主導権を握られた。残り3分で二桁のビハインドを背負ったビーコルは、終盤で河村(特別指定選手・東海大学1年)が連続3Pシュートを決めて反撃。差を3点にまで縮めて前半を終えた。
3Qの7分でビーコルは、ファウルを奪った河村が得たフリースローを2本とも決めて同点から勝ち越ししたが、北海道に連続得点を決められ再びビハインドを背負った。中盤に入ると河村がこの試合3本目の3Pシュートを決めて追撃。残り3分では森川が外角2Pシュート、カーターが3Pシュートを決めたが、一方で失点がかさみ、終盤で10点差にされた。残り32秒でアウダが3点バスケットカウントを決め、7点差で最終クォーターを迎えた。
4Qでビーコルは、開始早々にアウダが2Pシュート。8分ではベクトンがオフェンスリバウンドから決めた3点バスケットカウントと2Pシュート2本を続けて同点に追いつくが、以降で北海道に9点ランを決められるなどして再び点差が開いた。残り1分を切ってアウダの2Pシュートで6点差にしたが、テイラーと多嶋にフリースロー4本を決められ、10点差にした北海道が勝利した。
ビーコルの二桁得点は3選手。ロバート・カーターが3Pシュート2/7本を含む18得点でチーム最多(8リバウンド)。パトリック・アウダが14得点11リバウンドでダブルダブルをマーク。河村勇輝が3Pシュートでチーム最多の3/6本を含む、日本人選手最多となる11得点をマークした。河村の二桁得点はビーコルで初。
【カイル・ミリング試合後会見コメント】
「今日の試合は、昨日とは全く違う試合になることを意識していた。前半ではオフェンスの判断力、シュートセレクションが良くなかった。後半にかけて改善されてきたが、勝利には結びつかなかった」
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前日のリベンジを期して挑んだGAME2だったが、2連勝から一転して手痛い連敗になってしまった。見せ場はあった。チーム最多の3Pシュート3本でビーコルで初の二桁得点を挙げた河村勇輝の躍動や、3Qでの森川とカーターの連続シュート、4Qではベクトンの3点バスケットカウントから始まった3連続シュートもあったが、これらを大きな流れにすることができなかった。
下を向いている暇はない。次節は中2日後の1月27日(水)、アウェーで対戦する千葉戦だ。東地区2位の強豪に札幌での悔しさをぶつけ挑む。
【記事/おおかめともき・写真提供/©B.LEAGUE】