第16節 vs 滋賀レイクスターズGAME1 横浜 83−78 滋賀


 2021年初勝利!河村勇輝がホームデビュー戦でチーム最多7アシストの活躍!

2020-21シーズン第16節GAME1(1月2日 横浜国際プール)
横浜ビー・コルセアーズ 83-78 滋賀レイクスターズ
25-18|23-17|17-20|18-23

【BOX SCORE / PLAY BY PLAY 1.2 [SAT] 横浜ビー・コルセアーズ vs 滋賀レイクスターズ】
https://www.bleague.jp/game_detail/?ScheduleKey=6112&TAB=B

横浜ビー・コルセアーズは、新年明けた1月2日、ホーム横浜国際プールで滋賀レイクスターズとの2連戦GAME1を闘い、5点差で勝利した。ビーコルは2021年の初勝利を挙げ、ここまでの勝敗を9勝17敗とした。

この試合でホームデビュー戦を果たした横浜ビー・コルセアーズ 特別指定選手#0河村勇輝(東海大学=19)【写真提供©B-CORSAIRS/T.OOkame】


1Qの5分で、特別指定選手の河村勇輝(東海大学=19)がコートに立ち、ホーム戦デビューを果たした。河村は22分32秒のプレータイムでチーム最多となる7本のアシストを記録。チームの勝利に貢献した。

1Qの立ち上がりから接戦となり、スコアが行き来したが、ビーコルが終盤で逆転。2Qではリードを二桁に伸ばした。後半に入った3Qでも二桁差を維持したが、滋賀の追撃ムードが高まり、4Qの終盤では5点差にまで詰められ、チーム最多の19得点を挙げていたアウダがファウルアウト。それでも落ち着いた試合運びで終盤の闘いを制し、1Qの終盤で奪ったリードを守り切ったビーコルが勝利した。

【写真提供©B-CORSAIRS/T.OOkame】


【カイル・ミリング試合後会見コメント】

「チームとして全体的に、良いエナジーと頑張りを見せられた。特に前半で遂行力やオフェンスとディフェンス、どちらもチームとして目指していたことができていた。一人一人がチームに貢献して勝利することができた。誰か一人に頼るのではなく、チーム全体として勝利を掴めた、目指していたチームとしての勝ち方ができた」

横浜ビー・コルセアーズ カイル・ミリングHC【写真提供©B-CORSAIRS/T.OOkame】


◇ ◇ ◇

見事な逃げ切り勝利だった。後半での滋賀の追い上げはタフだったが、1Q終盤以降で奪ったリードを攻守で、最後まで守り切ったことは、大きな自信になるし、カイル・ミリングHCが目指している形が選手たちに浸透し、完成度が高まってきていることを示したといえるだろう。

タフショットを入れる横浜ビー・コルセアーズ#4ロバート・カーター【写真提供©B-CORSAIRS/T.OOkame】


大きな注目の中、河村勇輝がホームデビュー戦を果たした。奇しくも新年と同じ数字の2021人が詰めかけた試合で、19歳の若武者は持ち前のスピードを存分に活かした躍動で好アシストを連発。終わってみれば、チーム最多の7アシストを記録したのだ。試合後、河村は「自分としては、シュートよりアシストに重点を置いていた。それを遂行できたことは良かった」と謙虚に話してくれた。「ディフェンスでミスもあったし、シュートは大事な場面がきたら打って決めないといけない時間帯もある。そういったところを修正しながら明日2連勝できるよう頑張りたい」と意気込んだ河村。さて、明日はどんな躍動でホームのファンを魅了してくれるのか
楽しみだ。

19歳対32歳のマッチアップ。河村は滋賀の狩俣昌也と堂々たるポイントガード対決で魅せた【写真提供©B-CORSAIRS/T.OOkame】


【記事/おおかめともき・写真提供/©B-CORSAIRS/T.OOkame】


Written by geki_ookame