第17節 vsレバンガ北海道GAME1 北海道 80−74 横浜


3Qまで優位な展開も終盤でリズム崩す

2020-21シーズン第17節GAME1(1月23日 北海きたえーる)
レバンガ北海道 75-71 横浜ビー・コルセアーズ
23-20|15-21|11-18|31-15

【BOX SCORE / PLAY BY PLAY 1.23 [SAT] レバンガ北海道 vs 横浜ビー・コルセアーズ】
https://www.bleague.jp/game_detail/?ScheduleKey=6124&TAB=B

横浜ビー・コルセアーズは1月23日、アウェー北海きたえーるでレバンガ北海道との2連戦GAME1を闘った。2連勝中同士の対戦となったこの試合、ビーコルが3Qまで優位を保っていたが、4Qの終盤で逆転した北海道が勝利。3連勝を逃した。

【写真提供©B.LEAGUE】


1Qの立ち上がりから両チームは接戦になった。残り3分で北海道が同点から勝ち越し、3点ビハインドで最初のクォーターを終えた。

追いかけるビーコルは、2Q開始早々にカーターの3点バスケットカウントを決めてリードを奪い返した。終盤で流れが北海道に傾きかけたが終了間際10秒で河村が外角からの2Pシュートを決めて流れを取り戻し、3点のリードを持って前半を折り返した。

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流れに乗ったビーコルは、3Qの立ち上がりからカーターと森川の3Pシュート、カーターのインサイド2Pシュートで8点ランを決めてリードを二桁に広げた。残り2分では河村が3Pシュートを沈めて快調なオフェンスで得点を伸ばした。ディフェンスでもオフェンス力のある北海道の得点を11得点に抑え、10点のリードを持って最終クォーターに突入した。

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4Qで北海道の反撃を受けたビーコルは、残り1分で多嶋に3Pシュートを決められ、逆転を許す。カーターが2Pシュートを決めてリードを奪い返したが、以降で北海道が再逆転。残り7秒で4点差にされた。残り3秒でファウルゲームに持ち込んだが、このフリースローを2本とも決められ、6点差で試合を落とした。

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【カイル・ミリング試合後会見コメント】

「今日の試合はハードに闘った試合だった。自分たちのリズムが崩れてしまった。特に4Qでのオフェンスでリズムが掴めず、相手チームにうまく決められてしまい、一歩届かなかった」


◇ ◇ ◇

3Qまでは、バイウィーク期間中にやった練習の成果が出て、オフェンスではBリーグらしい魅せる好プレーが続出して胸が躍った。ディフェンスでも3Qを11得点に抑えて優位を維持していた。だが、仕上げの4Qで31点を失い、最後の最後で見えていた勝利を逃した。4Qを除けばチームの進化が随所に見られた試合ではあったが、”仕上げ”の部分で課題を残してしまった。だが前を向こう、この悔しさから得られるさらなる進化に期待しよう。明日のGAME2でやり返せ。


【記事/おおかめともき・写真提供/©B.LEAGUE】


Written by geki_ookame