ビーコル、島根とのホーム戦GAME1を落とし3連勝を逃す


後半で失った流れを取り戻せず、10点差で敗戦。

2019-20シーズン第4節GAME1(10月19日 横浜国際プール)
横浜ビー・コルセアーズ 64-74 島根スサノオマジック
20-15|16-17|13-23|15-19

【BOX SCORE / PLAY BY PLAY 10.19 [SAT] 横浜ビー・コルセアーズ vs 島根スサノオマジック】
https://www.bleague.jp/game_detail/?ScheduleKey=4202&TAB=B

Bリーグ中地区の横浜ビー・コルセアーズは19日、ホームタウン都筑区にある横浜国際プールでの開幕節GAME1で、西地区の島根スサノオマジックと対戦して10点差の64−74で敗れた。島根は連敗を「5」で止めた。

今節で、レジナルド・ベクトンが家庭の事情で欠場。代わってジェイソン・ウォッシュバーンがベンチ入り登録され、ジョルジー・ゴロマンが前節三遠戦に続いて先発起用された。また、秋田戦で鼻骨骨折の怪我を負っていた生原秀将が、この試合から復帰している。

フェイスガードをつけて復帰した横浜ビー・コルセアーズ#46生原秀将


1Qでビーコルは、2連勝の勢いそのままにゴロマンが3Pシュートと3点バスケットカウントを続けて先制。中盤で島根の追い上げを受けたが、田渡の連続レイアップなどで引き離し、最初のクォーターを20−15で終えた。
2Qでも、島根の追い上げにあい3分で1点差にされると、残り1分でクウェリに2Pシュートを入れられリードを許した。それでも、途中から入った牧全が3Pシュートを決めてビーコルが再逆転。さらにはチェンバースが2Pシュートを決めてリードを4点にした。カーターに2Pシュートを入れられ2点差にされたが、ウォッシュバーンが2Pシュートを決めて36−32。4点のリードを持って前半を終えた。3Qでビーコルは中盤まで、ゴロマンの3Pシュートと2Pシュートなどでリードを伸ばしたが、5分で田渡が決めた2Pシュートから得点が止まってしまう。ここから4Qの頭にかけて島根に19点ランを許してしまい同点から一気に10点差にまで引き離されてしまった。二桁のビハインドを追う展開となったビーコルは立て直しを図ったが、一度失った流れを取り戻すことが出来ず、最終的に64−74、10点差で2連戦の初戦を落とした。

この試合で、ジェイソン・ウォッシュバーンとジョルジー・ゴロマンが共に18得点を挙げてチーム最多得点。ウォッシュバーンは13リバウンドも記録してダブルダブルだった。田渡 凌が10得点(5アシスト)をマークしている。〈トーマス・ウィスマンHC試合後会見全内容〉

「今日の試合は本当に酷い試合だった。いろんなミスもあり、自分たちのバスケットボールが出来なかったことが非常に残念。島根は5連敗中で勝ちを取りにいこうという気持ちがパフォーマンスに溢れていた。今回は、それに負けてしまったことが残念でならない。島根も、この試合前にターンオーバーで苦労していたが、今回の試合で、自分たちも彼ら以上に苦労した。我々の3Pシュート成功率は21.1%、シュート全体の成功率は35.9%だった。ターンオーバーは17本もしてしまった。こういった数字があると、勝てる試合も勝つことは出来ない」

「ターンオーバーに関しては、これからコーチ陣と話す。これからどういったスペーシングをするのか。どういったオフェンスをすればいいのかを確認して修正するが、この試合でのターンオーバーに関しては、本当にいらないターンオーバーばかりだった。ケアレスミスばかりで、プロのレベルでやってはいけないことが沢山あった。本当に残念でならない。これからチームとして、しっかりと修正する」

「(4Q中盤でモリスを投入。ビッグラインナップにして、ディフェンスをゾーンにした狙いは?)あのビッグラインナップの前にもゾーンをやったのだが、ゴール下でやられてしまった。それでビッグラインナップにしてゾーンディフェンスを敷き、新たな答えを探そうとしたのだが、それでも上手くいかなかった。試合の中で答えをみつけることは出来なかったが、これからまた工夫をしていく」

「今回、レジー(レジナルド・ベクトン)がいなかったが、こういった時こそ、他の選手たちがステップアップをして、頑張らないといけないのだが、それ以上に強いガードプレッシャーがあった。それに負けてしまったところがある。ゴール下のポストフィードもあまり出来なかった。インサイドアウトでも、いいリズムが全く作れなかったのが敗因だ」<ジョルジー・ゴロマン試合後コメント>

「(今日の試合を振り返って)今回の試合は、本当に悪いパフォーマンスでした。それでも、このリーグでは2日続けて試合をするのでチャンスがあります。また明日切り替えて、チームとして勝てるように準備をしたいと思います」

「(今日18得点。ウォッシュバーン選手と共にチーム最多だった)試合に負けてしまったので、自分のパフォーマンスは、あまり気にしていません。得点は取りましたが、ミスショットも沢山してしまいましたし、ターンオーバーもして、そこからの失点も多かったです。やはり、こういったことがあると、残念な気持ちのほうが強くなるので、切り替えたいと思います」

「(開幕戦以来、出場がなかったが、前節の三遠戦から続けての出場となった。やってやるぞっていう気持ちが強かったのでは?)そうです。ただ、三遠戦の時にも、あまりいいパフォーマンスが出来ませんでした。今日の試合で、しっかりと切り替えていこうと臨んだのですが、あまり上手くはいきませんでした」

「(明日のGAME2の意気込み)チームとして、ターンオーバーを減らして、しっかりとシュートを決める。チーム一丸となって闘っていきます」翌10月20日には、島根とのGAME2が「KOWA presents バンテリンDAY」として、14時5分ティップオフでおこなわれる。

横浜国際プール開幕節対島根2連戦のチケット詳細は、以下リンクから。

横浜ビー・コルセアーズ【観戦ガイド】10月19日&20日 島根スサノオマジック戦
https://b-corsairs.com/news/game_20191019_20191020/

【記事・取材・写真/おおかめともき】


Written by geki_ookame