ビーコルアウェーで連勝!ライバル北海道から連日の逃げ切り勝利!


アウェー戦連勝でB1残留プレーオフ回避へ大きな一歩!回避の8位秋田に1差に迫る!

2018-19シーズン第28節・GAME2(3月17日北海きたえーる)
レバンガ北海道 75-86 横浜ビー・コルセアーズ
20-24|22-16|15-27|18-19

BOX SCORE / PLAY BY PLAY 3.17 [SUN] レバンガ北海道 vs 横浜ビー・コルセアーズ】
https://www.bleague.jp/game_detail/?ScheduleKey=3392&TAB=B

【ダイジェスト映像】
https://basketball.mb.softbank.jp/videos/4419

【写真提供:©B.LEAGUE】


横浜ビー・コルセアーズは3月17日、北海きたえーるでB1残留プレーオフ回避を争うレバンガ北海道とアウェーでの2連戦GAME2を闘った。最初のクォーターでリードしたビーコルは、2Qでペースを上げてきた北海道に勝ち越しを許したが、3Qで同点から勝ち越し。以降も訪れた勝負どころを確実に仕留めてリードを拡大。追い上げる北海道に対し4Qでエース川村卓也が両サイドからここぞのフェイダウェイを連発して一気に突き放した。北海道は前日同様に、ゲーム最終盤でファウルゲームを執拗に繰り返す執念をみせたが、最後のフリースロー2本を川村が確実に仕留めて、ビーコルがB1残留プレーオフ回避へ向けて貴重な連勝を挙げた。

ビーコルはこれで14勝33敗。B1残留プレーオフ回避の指標ワイルドカード9位は変わらず。回避となる8位秋田がA東京に連敗したために「1」ゲーム差にまで肉薄した。またビーコルを追う10位滋賀も富山に連敗しために9位ビーコルとの差は「3」。12位北海道とは「4」ゲーム差に広がった。

試合会場となった北海きたえーるには遠い北海道にもかかわらず大勢のビーコルブースターが横浜から駆けつけた。また地元横浜ではバグース横浜西口店で「Engate presents『レバンガ北海道戦パブリックビューイング』」がおこなわれ札幌で闘う選手たちに勝利の念をこめた熱いブースターを送った。


1Q、橋本尚明の連続シュートでビーコルが5点を先行すると、北海道は直後に桜井とドブラスの連続2Pシュートで得点して追撃。ビーコルは、コストナーが3Pシュートですぐさまやり返した。6分には前日にやられたミュレンズに3Pと2Pシュートを決められたが、直後に橋本がミドルシュートを沈めてビーコルが逃げる。前日無得点だった橋本はシュートタッチが冴えた。

中盤で両チームはシュートの精度に苦しんだが、3分に田渡が3Pシュートを沈めてからシュートが決まり始める。ビーコルは、スティーブンソンとモリスが2Pシュートを沈め、北海道は野口がレイアップを決めてB1個人通算1000得点に王手をかけた。

終盤でビーコルは、山本と川邊に連続してレイアップを決められ4点差。特別指定選手中村太地がセカンドチャンスを押し込んだが、終盤間際で折茂にインサイドから2Pシュートを許して24-20。ビーコル4点のリードで最初のクォーターを終えた。

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2Qの開始早々、折茂に3Pシュートを許したが、コストナーがすぐさま3Pシュートでやり返すと、ここからビーコルは7-0のランを決めてリードを伸ばした。北海道はビーコルのマンツーマンディフェンスに苦戦し、得点が停滞。

しかし、北海道がかけたタイムアウト後にこの流れが変わった。ミュレンズが川邊のロングパスからアリウープダンクを決めると今度は川邊が2Pシュートを決めて1点差。ビーコルは、スティーブンソンが2Pシュートを入れて逃げたが、残り2分の時間帯で点の入れ合いとなり、北海道が肉薄すると直後にビーコルがシュートを決めて逃げるといった展開が続いた。

しかし、1分を切って多嶋にレイアップを許してしまい北海道が同点に追いつく。さらには、ミュレンズにワンハンドダンクを決められ北海道が勝ち越し。40-42となり、ビーコルは終了間際で2点のビハインドを背負ってしまう。

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3Qの開始から両チームは互いに譲らないクロスゲームになったが、6分にコストナーが決めたフリースロー2本でビーコルが同点から勝ち越しに成功すると、ここからコストナーの3Pシュート、スティーブンソンのセカンドチャンスなどでビーコルがリードを奪う。

さらにビーコルは、4分に川村がテクニカルファウルで得たフリースロー3本を決めた得点と橋本のレイアップで計5点を入れてリードを徐々に拡大。終了間際には、湊谷がオフェンスリバウンドから2Pシュートを決めて67-57。リードを二桁10点差にした。このクォーターでビーコルは北海道の得点を15得点に抑えたディフェンスで流れを生み計27得点を入れた。

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4Qの出だしで折茂とミュレンズに続けて3点バスケットカウントを許すが、ターンオーバーからスティーブンソンが2Pシュート。川村、田渡が2Pシュートで続く。3分には川村が、右サイド、左サイドからフェイダウェイを連発して12点差。さらにはコストナーが3点バスケットカウントを決めて、ビーコルが一気に畳み掛ける。

北海道はミュレンズの2本のダンクなどで応戦。1分を切って10点差となったところで、前日同様にファウルゲームを執拗に繰り返す執念を見せる。しかし、外したリバウンドを奪えない場面が2度あり、時計の針だけが進んだ。最後に仕掛けたファウルゲームで得たフリースローを川村が2本とも確実に仕留めて、残り14秒で11点差。これで勝負ありとなった。勝ったビーコルは敵地で貴重な2連勝。敗れた北海道は9連敗となった。

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前日に4選手が二桁得点を挙げたビーコルは、この試合で5選手が二桁得点を挙げた。ビーコルのスコアリーダーは3本の3Pシュートを含む22得点を挙げたブランドン・コストナー。コストナーは試合後のインタビューで「昨日はインサイドの得点を徹底的に止められたが、今日は外でも中でも点を取ることが出来たのが大きかった」と話した。

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2番手は19得点(7アシスト)の川村卓也。3番手は12得点(6アシスト)の田渡 凌。田渡は前日に続いて好調さをみせた。

4番手は二人、11得点を挙げた橋本尚明とアーサー・スティーブンソン。橋本はシュートタッチが冴えた1Qでの7得点を含む計11得点を挙げて、攻守にハッスルプレーをみせた。またスティーブンソンは16リバウンドを挙げて3試合連続となるダブルダブルをマークした。

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B1残留プレーオフ回避を争うチーム同士の直接対決は明暗がくっきりと別れた。ビーコルは、敵地で貴重な2連勝を挙げ、敗れた北海道は8連敗。しかし、両チームの差は決して大きかったわけではない。2試合とも均衡した激しい死闘となった。

ビーコルは、執念を持って挑んでくる北海道に対し、決めるべきプレーを確実に決めた。3Qでの連続得点、4Qで川村が続けた両サイドからのフェイダウェイ。勝負どころで得た得点機を確実に決めて、前日に続く見事な逃げ切り勝利を完成させた。

ビーコルは、この試合でも最終盤で北海道が繰り返し仕掛けてきたファウルゲームに苦しめられたが、リバウンドも2本取ってファウルゲームを失敗させ、最後のフリースローでは川村が2本とも沈めて勝負を決めた。

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ウィスマンHCは試合後のインタビューで「この2勝が我々にとってどれだけ大事なものかは、選手たち全員が分かっていたと思う」と話す。チームには相当な重圧がのしかかっていたはずだ。

ビーコルはそれを乗り越え、残留プレーオフ回避をかけたアウェーでの裏天王山で貴重な連勝を挙げた。指揮官も「ここで2試合を取れたことは(B1残留プレーオフ回避を目指す)我々にとって本当に大きなものだ」と手応えを口にする。

敵地での2試合で共に逃げ切り勝利を決め、チームに粘りが出てきたのは頼もしい。ほんの数ヶ月前までは競争力が乏しかったビーコルはここまでステップアップしてみせたのだ。

そして、ステップアップは熟成へと変わっていく。ウィスマンHCが推し進める3年計画。完成への道のりはまだまだ長く険しいが、当面の目標であるB1残留プレーオフ回避を何としても果たさなければならない。ブランドン・コストナーがチームの意気込みを代弁する「残留争いから抜けるのが自分たちの当面の目標。この2勝はそれに向けた大きな一歩。ここからしっかりと継続してやっていく。ここで崩れることなく、辛い時間帯でも戦い抜き、ここから、より一層引き締めて闘っていく」

次節は、ホームに戻って、ウィスマンHCの古巣栃木ブレックスと2連戦を闘う。栃木は強者だが、もはや相手の成績云々は関係ない。己のバスケを確実に遂行し、残留プレーオフ回避に向けて一戦必勝で目の前にある勝利をもぎ取りに行くだけだ。

【記事/おおかめともき・写真提供/©B.LEAGUE】

 

 


Written by geki_ookame