ビーコル、北海道との天王山初戦を逃げ切った!アウェー2連戦初戦で勝利!

B1残留プレーオフ回避へ大きな1勝!残り1分を切って北海道が仕掛けた執拗なファウルゲームで課題のフリースローを高確率で決めた!

2018-19シーズン第28節・GAME1(3月16日北海きたえーる)
レバンガ北海道 73-82 横浜ビー・コルセアーズ
13-13|21-20|17-22|22-27

【BOX SCORE / PLAY BY PLAY 3.16 [SAT] レバンガ北海道 vs 横浜ビー・コルセアーズ】
https://www.bleague.jp/game_detail/?ScheduleKey=3391&TAB=B

【ダイジェスト映像】
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【写真提供:©B.LEAGUE】


横浜ビー・コルセアーズは3月16日、アウェー北海きたえーるでレバンガ北海道と2連戦のGAME1を闘った。共にB1残留プレーオフ回避を争うチーム同士の争いは重たい立ち上がりとなった。1Qを同点で終えた両チームの争いは激しい接戦へと発展していったが、3Q終盤でビーコルがリードを奪う。追いすがる北海道は、4Q最終盤で執拗なファウルゲームを仕掛けてきたが、これをかわしたビーコルが9点差での逃げ切り勝利を収め、残留プレーオフ回避をかけた天王山ともいえる2連戦初戦を制した。

ビーコルはこれで13勝33敗。B1残留プレーオフ回避がかかるワイルドカード9位は変わらず。回避となる8位秋田がA東京に連敗したためにゲーム差は「2」に縮まった。またビーコルを追う10位滋賀が富山に敗れために9位ビーコルとの差が「2」に広がり、12位北海道との差はゲーム差「3」に広がった。

トーマス・ウィスマンHCは、前節で個人通算8000得点を達成したばかりのエース川村卓也を先発起用。同じく前節で攻守にわたる活躍をみせた橋本尚明も先発で起用して、攻守にバランスが取れた布陣を敷いた。橋本はこれで4試合連続のスターティング5となった。

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1Q、立ち上がりの1分間は、両チームともに速いペースからシュートを打ち合ったが、双方決め切ることが出来ない重たいスタート。9分11秒で川村がレイアップを決めてようやく得点が入った。これで先制したビーコルだったが以降で北海道のタイトなディフェンスに苦しみインサイドからシュートが打てない。この間、北海道の桜井、ミュレンズに得点を許してビハインドを背負う。

ビーコルはコストナーとスティーブンソンの内外の得点で追撃。3分、北海道が続けて許したターンオーバーからコストナーがフリースロー2本と2Pシュートで4得点を奪いビーコルが同点から勝ち越し。2本目のターンオーバーでは懸命なプレーをみせた橋本尚明がターンオーバーを奪いコストナーのシュートに繋げた。

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ターンオーバーが2本続いた北海道はたまらずタイムアウト。折茂、川邉を投入。タイムアウト明け直後にミュレンズにダンクを許して再び同点に。ビーコルは外角からシュートを狙ったが決まらず両チーム共にロースコアの13-13の同点で最初のクォーターを終えた。

2Qの8分でフリースロー2本を決めた北海道が勝ち越し。ビーコルは、モリスのダンクで追いつくと直後、細谷が決めた3Pシュートで勝ち越しする。ここからクロスゲームとなったが、この試合でシュートタッチが冴えた田渡 凌が1点ビハインドから連続3Pシュートを沈めてビーコルが逆転。さらに川村がレイアップ、4分には、田渡がまた3Pシュートを決めてリードを伸ばした。

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しかし、ここから北海道のゾーンディフェンスに阻まれて得点が停滞。この間、ミュレンズのダンク、折茂の3Pシュートなどで北海道に逆転を許す。残り1分でスティーブンソンが2Pシュートでバスケットカウント(フリースローは失敗)を奪い、ビーコルが再逆転。さらには田渡がミドルシュートを沈めてリードを増やしたが、終了間際に変更したマンツーマンディフェンスが突破されて、ドブラスにインサイドから2本の2Pシュートを許してしまい北海道が逆転。33-34、1点をリードされて前半を終えた。

3Q開始早々に川村が3Pシュートを沈めてビーコルが逆転。さらにはコストナーが2Pシュートで続いて4点のリードを奪ったが、ターンオーバーからドブラスに2Pシュート、6分にはミュレンズにダンクを許して同点に追いつかれてしまう。ここから均衡した展開となり、5分にはまたミュレンズにシュートを入れられ同点にされる。

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4分、北海道のミスからスティーブンソンがゴール下で粘って2Pシュートを入れてビーコルが勝ち越し。さらには田渡が2Pシュートと3Pシュートを沈めて、リードを広げた。

さらにリードを広げたいビーコルは、ここからフリースロー機会を4回得たが、わずか1本しか決めることが出来ず、思うように得点することが出来ない。この間、北海道はミュレンズがフリースロー2本を決めて差を縮めてきた。1分で川村がフリースロー2本を決めたが、野口に2Pシュート、折茂にフリースロー2本を決められ北海道が徐々に差を詰めてくる。

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1分を切って、コストナーがフリースロー2本を得たが、これを2本とも外してしまい、直後ミュレンズにダンクから3点バスケットカウントを決められビーコルのリードは4点に縮まった。

4Q、逃げ切りを図りたいビーコルは竹田のレイアップ、湊谷とコストナーの3Pシュートでリードを広げる。北海道は、ダンクを量産するミュレンズの得点などで追い上げ、中盤の5分には2点差にまで迫られた。しかし、北海道はここから得た勝負どころのシュートを外してしまい、ビーコルは、川村のレイアップ、田渡の2Pシュートで逃げた。残り2分を切って、ビーコルは時間をかけながらオフェンスを展開。川村が2Pシュートを沈めてリードを拡大。北海道を突き放した。

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北海道はパスミスからルーズボールにしてしまう場面もあり、シュートに繋げられない。残り1分を切って、スティールを奪った川村がジャンプショットを沈めて雄叫び。ビーコルのリードは8点となった。57秒で、多嶋が決めたフリースロー2本で北海道が2ポゼッション6点差としたが、桜井がアンスポーツマンライクファウルを取られ、これで2本のフリースローを得た川村が1本を決めて7点差。

ここから北海道は執拗なファウルゲーム仕掛けてきたが、ビーコルは得た8本のフリースローを7本決めて、追いすがる北海道を交わして73-82、ビーコルが9点差での逃げ切り勝利を収めた。これでビーコルは連敗を「3」でストップ。北海道は8連敗となった。

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ビーコルはこの試合で4人が二桁得点を挙げた。チームのスコアリーダーは、3本の3Pシュートを含む22得点を挙げた川村卓也。川村は試合後のインタビューで「ミスもあったし、簡単に決めれるシュートもあった。50点以下の出来。毎ゲーム100%のパフォーマンスを目指して、明日のゲームも勝利に繋げたい。この大切なゲームを明日も勝って横浜に帰りたい」と話している。

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2番手は、今季自己最多となる20得点を挙げた田渡 凌となった。田渡はこの試合で3Pシュートのタッチが冴え渡り、この試合で沈めた3Pシュートは4/5本で80%の高確率だった。

3番手は、ブランドン・コストナーの18得点。アーサー・スティーブンソンは10得点14リバウンドを挙げて、2試合連続となるダブルダブルをマーク。チーム4番手となった。

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B1残留プレーオフ回避を争うチーム同士の天王山2連戦は、泥臭いバスケでの死闘となり、ビーコルがまず初戦を制した。

北海道は、昨シーズンビーコルがやられていた206cmのマーク・トラソリーニではなく、212cmのバイロン・ミュレンズを起用してきた。そのミュレンズに攻守で躍動を許してしまい、Bリーグ最多となるダンク7本を含む21得点16リバウンドのダブルダブル。もう一人の外国籍選手デイビッド・ドブラスにも20得点を許した。翌日のGAME2では、無双状態だったミュレンズ対策を施さねばならないが、日本人選手を9得点の折茂武彦を最多にしてひと桁台に抑えたことは大きかった。

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この試合で北海道はシュートの精度とターンオーバーに苦しみ、ビーコルは4Qの終盤までフリースローの精度に苦しんだ。両チームが持つ改善すべき課題が試合の中で浮き彫りとなった形だ。

ビーコルはここ数戦でこのフリースローの成功率向上が急務となっていたが、短いインターバルで続く試合の中では修正が難しい。この試合でも3Qまでのフリースローは3/8本で37.5%の成功率。フリースローを決めていればもっと楽に勝てたかもしれないし、4Qの終盤で北海道に一時は2点差まで肉薄され、執拗なファウルゲームに持ち込まれた要因を生んでしまった。

それでも、ビーコルはファウルゲームで得たフリースロー8本を7本決めてみせた。最後の最後で勝負どころのフリースローを高確率で決めて、追いすがる北海道の執念を突き放した。実戦の中での課題を克服して、9点差で勝ち切ったこの勝利が持つ意味合いは、「我々にとって大きな1勝だ」と試合後に話したトーマス・ウィスマンHCの言葉に代弁される。

さらに指揮官は「選手たちがシュートを決めたり、勝ちに必要なプレーをやってくれた。我々も北海道も残留回避を争うチームだ。この1勝がどれだけ大きなものかはお互いのチームが分かっている。明日も必死になってやっていく」と話した。両チームにとって、この2連戦はB1残留プレーオフ回避をかけた天王山だ。ビーコルは、翌日のGAME2も何としても勝つ必要がある。回避争いを優位にしていくためにはこの天王山を1勝1敗で終えるわけにはいかない。

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ビーコルは、ここ数戦で続いた強豪戦でさらなる進化を遂げ、接戦を勝ち切る粘りが出てきた。それだけに勝てる相手からは確実に勝っておかなければならない。天王山の2戦目は必勝を期する勝負どころ、残留プレーオフ回避をかけた正念場だ。

【記事/おおかめともき・写真提供/©B.LEAGUE】

 

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Written by geki_ookame