ビーコル、三遠に11点差敗戦も明日やり返す!

エース川村24得点、モリス15得点、スティーブンソン15得点2試合連続ダブルダブルも実らず。

2018-19シーズン第23節・GAME1(2月1日トッケイセキュリティ平塚総合体育館)
横浜ビー・コルセアーズ 69-80 三遠ネオフェニックス
24-21|15-20|11-21|19-18

横浜ビー・コルセアーズは2月1日、ホームトッケイセキュリティ平塚総合体育館で三遠ネオフェニックスとの2連戦GAME1を闘い、11点差で敗れた。

ビーコルはこれで9勝28敗。5位三遠とのゲーム差は「8」に広がった。B1残留プレーオフ回避の指標となるワイルドカード9位と回避となる8位秋田とのゲーム差「4.5」は共に変わらず、そのままになっている。

三遠との2連戦初戦を落とした横浜ビー・コルセアーズ


また“失速”から試合を落としてしまった。ウィスマンHCはこれを“ガス欠”と表現したが、前節、1日前の三河戦ではビハインドから3点差に肉薄。さぁこれからという場面での失速だったが、今回はリードから逆転を許し、反撃に転じたい3Qで11得点しか挙げられず失速。4Qで19得点を挙げる粘りを見せて一桁差にまで詰めたが、ターンオーバーでの失点もかさみ、再びリードすることが出来なかった。

ファウル、フリースローの差も勝敗に影響した。ビーコルはファウルが「21」と多くなり、三遠に17本のフリースローを与えしまった。三遠はこれを76.5%の高確率で13本を決めて得点を伸ばした。ビーコルのフリースローはわずか2/6本で、この差も敗因となった。

コストナーに続いて、また怪我による離脱者が出てしまった。試合前にチームは、前節三河戦のティップオフで左足を痛めて退場していたプリンス・イベが、左足三角靭帯損傷で全治3週間であることを発表。コストナーは、今回の試合でベンチ入り登録されたが出場はなかった。

川崎戦で全治3週間の怪我を負ったブランドン・コストナーがベンチ入り登録されたが出場はなかった


攻守の要を二人とも欠いたウィスマンHCは試合前、選手たちに「全員で彼らの穴をしっかりと埋めようという話をした」と試合後に明かしたが、1Qからエースの気概をみせた川村卓也が積極的にシュートを打って12得点を挙げてビーコルがゲームの主導権を握り、1Qを24-21で終える。

1Qでフェイダウェイを決める川村卓也


2Q開始9分、前節で5連続シュートを決めていた湊谷安玲久司朱がアウトサイドから連続して2Pシュート。7分にはモリスのスティールから田渡 凌がレイアップ、6分には細谷のスティールからモリスが2Pシュートを外から沈めて、ビーコルは1Qの終わりから2Qにかけて14-0のランを決めてリードを二桁にした。

2Qでアウトサイドから2Pシュートを沈めるエドワード・モリス


しかしこの直後に、今度は三遠が11-0のランを決める。ウィスマンHCは「我々は1Qの終わりから2Qにかけて14-0のランを取れたが、ここから三遠にすぐ返されてしまった。これは相手がアグレッシブに攻めて来たからで、我々は自分たちのディフェンスを展開することが出来なかった」と試合後に語ったが、これでリードが徐々に減り、遂にはクロスゲームになった。残り1分で川村がタフショットで2Pシュートを沈めて勝ち越しするが、マクドナルドにセカンドチャンスを許して同点。さらには最終盤で鈴木達也にブザービーターで2Pシュートを決められ39-41、2点のビハインドになってしまう。

2Qでタフショットを沈める川村卓也


3Qで反撃に転じたいビーコルは開始9分でスティーブンソンのセカンドチャンス、川村の3Pシュート、スティーブンソンの2Pシュートで得点するが、以降で得点が停滞。3Qでわずか11得点しか入れられずオフェンスが失速。またターンオーバーも多発してしまいビハインドが徐々に開いて50-62、二桁12点差になってしまう。

3Qで2Pシュートを沈めるアーサー・スティーブンソン


4Q、9分と6分に川村がアウトサイドから2Pシュート、さらには3Pシュートを沈めて反撃。5分にはスティーブンソンが3点バスケットカウントを決めて流れを作る。4分には竹田 謙が、スティーブンソンのディフェンスリバウンドから3Pシュートを沈めて、ベンチのウィスマンHCはガッツポーズ。ビハインドを一桁7点にまで戻した。

4Q、一時はビハインドをひと桁7点差にまで縮める3Pシュートを沈める竹田 謙

竹田の3Pシュートでガッツポーズするベンチのトーマス・ウィスマンHC


しかし3分、太田に内外から2Pシュートを続けて許し、流れが三遠に行ってしまう。さらにはアグレッシブに攻めてくる三遠からファウルも多く奪われ、終盤で与えたフリースローでの失点も痛かった。13点差となった残り24秒で高島一貴がファストブレイクで2Pシュートを沈めて11点差にしたが、逆転する時間はなく、69-80でタイムアップとなった。
ビーコルはこれで2連敗。三遠は4連勝となった。

4Q最終盤でレイアップを決める高島一貴


ビーコルのスコアリーダーは、両チーム最多の24得点を挙げた川村卓也。さらには4アシスト、2ブロックショットも記録している。

2番手はエドワード・モリスとアーサー・スティーブンソンの15得点。リバウンドではモリスが7本、スティーブンソンが18本をそれぞれ記録した。スティーブンソンは2試合連続でダブルダブルをマーク。特にディフェンスリバウンドで13本を奪って貢献した。3番手は湊谷安玲久司朱の6得点となった。

前回対戦でやられたウィリアム・マクドナルドとジョシュ・チルドレスは共に14得点に留めたが、太田敦也に17得点を許している。

両チーム最多の24得点を挙げた川村卓也。さらには4アシスト、2ブロックショットも記録


勝った三遠ネオフェニックスの藤田弘輝HCはこう語っている。

「出だしのディフェンスが緩み、相手のゾーンディフェンスに、自分たちのオフェンスが重くなってしまった。前半で9個もターンオーバーをしてしまい、非常に重い展開になったが、後半はフェニックスらしいボールプレッシャーからのディフェンスで走り、チームとしてプレーすることが出来た。明日はこれを40分間続けていきたい」

三遠ネオフェニックス藤田弘輝HC


ウィスマンHCは、敗戦をこう振り返っている。

「(外国籍)選手たちがいないことは、やはり厳しかったが、それを言い訳にしても仕方がない。選手たちには、全員で彼らの穴をしっかりと埋めようという話をした。前半はとても良い強度と集中力を保つことが出来たのだが、後半でその強度と集中力が落ちてしまった。そういったガス欠が厳しかった」

「相手のビッグマンにファストブレイクを走られないようにという話をしていたが、結果的に相手にファストブレイクポイントを15点取られている。そのうちの8点から10点ぐらいは、ビッグマンが走って取った点数だった。今日、11点差で負けたが、このトランジションを止めていれば、我々が勝てる位置まで持っていくことが出来たと思う。強度の継続とトランジションの2点を明日修正しなければならない」

「あとはフリースローのスタッツ。我々は6回しかフリースローラインに立てなかったが、相手はフリースローを17回打った。このスタッツは相手がアグレッシブに攻めて来たことを示し、我々がアグレッシブにアタックせず、外からシュートを打っていたことを示している」

「後半でスモールラインナップを使っていったが、スモールラインナップを使っている時間帯でフリースローラインに立てないのは厳しい。スモールラインナップにした時のガードたちが、もっとアグレッシブにバスケットにアタックしていかないといけない。明日はフリースローラインに6回以上立たないと試合は厳しくなる」

「もうひとつの懸念は、今日も得点が偏ったことだ。3選手(川村、スティーブンソン、モリス)が二桁得点で、あとは(6得点を挙げた)湊谷選手を除いて、あまり得点が見られなかった。3選手以外の選手の得点が必要だ。今日は川村、スティーブンソン、モリス、湊谷以外の選手で9点しか取れなかった。明日は、さらなるラインナップで、バランスの取れた得点を期待したい」

「明日もまた応援に来てください。明日は我々が勝つ」

横浜ビー・コルセアーズ トーマス・ウィスマンHC


翌日のGAME2で、今度こそ三遠から勝利を奪う。

【取材・写真・記事/おおかめともき】

 

https://twitter.com/b_corsairs/status/1091342472217747456?s=19

 

【BOX SCORE / PLAY BY PLAY 2.1 [FRI] 横浜ビー・コルセアーズ vs 三遠ネオフェニックス】
https://www.bleague.jp/game_detail/?ScheduleKey=3314&TAB=B

 

・ダイジェスト映像
https://basketball.mb.softbank.jp/videos/3925

 

Written by geki_ookame