踏ん張りどころのビーコル、平塚で三遠と2連戦!


迎えた逆境を全員バスケで乗り越えろ!

横浜ビー・コルセアーズは、2月1日(金・19時05分 TIP-OFF)と2日(土・14時05分 TIP-OFF)に、ホーム「トッケイセキュリティ平塚総合体育館」で同じ中地区5位の三遠ネオフェニックスと第22節の2連戦を闘う。

前節三河戦から中1日でおこなわれる第22節は、平塚で金曜日と土曜日におこなわれる中地区5位三遠との2連戦。同地区6位のビーコルは前節を落とし、三遠との差が「7」ゲーム差と大きく離されてしまった。

B1残留プレーオフを回避するためには、全体順位の下位4チームから抜け出す必要があるが、回避となるワイルドカード8位にいる秋田と10位福岡が共に前節で敗れたために9位ビーコルと秋田とのゲーム差「4.5」は変わらずとなった。ただ福岡に勝った11位滋賀がゲーム差「0.5」で迫って来ている。滋賀は今節、12位北海道と2連戦だけに、このホームでの三遠2連戦は踏ん張りどころだ。

チームのスタッツ比較では、リバウンドとターンオーバーでビーコルが三遠を上回っている(1月31日現在)


三遠は現在3連勝中で、1月は6勝1敗と大きく星を挙げて勢いがある。前々節、2連勝したアウェー名古屋D戦では、GAME1で105得点を挙げるなどして得点力がアップしている。これには平均20.1得点を挙げている元NBA選手ジョシュ・チルドレスの復帰が大きい。
加えて、元ビーコルのウィリアム・マクドナルド、日本人選手も川嶋勇人、太田敦也が1月で二桁得点を多く挙げている。また田渡 凌の兄・修人も前々節で9得点、前節で17得点と調子を上げて来ており、前回対戦した時よりも得点力が増してきている。

11月におこなわれたホーム三遠戦でウィリアム・マクドナルドにプレッシャーをかけるビーコルディフェンス。ここまでの対戦では、昨季までの僚友に軍配が上がっている


前節でビーコルは三河に34点差をつけられて大敗。ティップオフ後の着地で左足を痛めたプリンス・イベの予期せぬ離脱が大きく響いた。今節は、前節から中1日でおこなわれる強行軍の2連戦。それだけでも苦しい闘いを強いられるが、川崎戦で負った右足の怪我(全治3週間)からブランドン・コストナーが離脱しており、外国籍選手はアーサー・スティーブンソン一人になった。

試合勘が心配されたアーサー・スティーブンソンは、調子を上げてきている。三河戦では、前々節川崎戦で挙げた12得点を上回る16得点(チーム最多)。さらには15リバウンドも記録して秋田戦GAME1以来となるダブルダブルをマークして持ち味を発揮した。昨年末の琉球2連戦からベンチ入り登録を外れていたが、ようやく出番回ってきたBIG AREXの活躍が期待される。

前節三河戦でチーム最多16得点、リバウンドも15本を記録して秋田戦GAME1以来となるダブルダブルをマークしたアーサー・スティーブンソン


今節でイベが出られるかどうかは分からないが、攻守の要コストナーとイベを欠く可能性があるウィスマンHCはこのように語っている。「チーム力が試されている。選手全員がステップアップし、チーム全体で二人の穴を埋めないといけない」。

横浜ビー・コルセアーズ トーマス・ウィスマンHC


コストナーの負傷離脱のあとでチームはステップアップを見せたが、イベの負傷退場後でも奮起を見せ、3Qでは怒涛の猛攻で一時は3点差にまで詰め寄った。2Qでは、キャプテンの湊谷安玲久司朱が5連続でシュートを決めてチームに反撃の流れをもたらしている。チームが迎えた逆境の中で湊谷は「チームがまとまってやるしかない。この試合を勝ちに行く」と三遠戦に向けて強く意気込む。

前節三河戦での2Qに怒涛の5連続シュートを決めたキャプテン湊谷安玲久司朱


三遠にもう負けるわけにはいかない。全員バスケでこの逆境を跳ね除け、平塚で2つの勝利を掴む。

【写真・記事/おおかめともき】

 

⬇三遠ネオフェニックス2連戦の詳細情報はこちらから!
https://b-corsairs.com/news/game_20190201_20190202/


Written by geki_ookame