ビーコル、ホーム琉球戦の初戦で大敗

自分たちのプライドを持って、この悔しさはGAME2で晴らす!

横浜ビー・コルセアーズ 52-90 琉球ゴールデンキングス(12月2日・横浜国際プール)
7-30|17-20|11-19|17-21

辛く悔しい大敗だ。琉球戦GAME1は38点差での敗戦となってしまった。この38得点差は琉球ゴールデンキングスにとってのチーム最多得点差となった。

1Qでビーコルが奪った得点はわずかに7点。ハシーム・サビート・マンカと、ウィリアム・マクドナルドがインサイドから仕掛けたが、ゴールデンキングスの激しいディフェンスに阻まれ、シュートを決めるまでには至らなかった。

琉球の厳しいディフェンスに苦戦する#45ウィリアム・マクドナルド

 

シュートが決まらない中でファウルがかさみ、相手はフリースローを次々に決めていく。またパスミスも多く、リバウンド、ターンオーバーも多く奪われ、1Qで30点もの大量失点になってしまった。出だしのクォーターで7−30、いきなりの23点差は以降の展開で重くのしかかった。

琉球の佐々宜央(さっさ のりお)HCは試合後にこう振り返っている。

「ディフェンスを激しく始められたのは、我々のスタイル。それがいいきっかけになりました。今日はシュートが入り過ぎているかなという感は否めないんですけど、ディフェンスをやって1Qで30点というのはなかなかないことですし、相手を7点に抑えられたことが、今日の試合の全てだったのかなと思います」

試合後に会見する琉球ゴールデンキングス 佐々宜央(さっさ のりお)HC

 

オンザコート2の2Qでビーコルは、サビートのシュートが決まり始め反撃に転じる。しかしこのクォーターも、ターンオーバーから失点してしまい思うように点差を詰めることが出来なかった。2Qは17−20、トータル24−50の26点差で前半を終えた。

2Q 5分37秒インサイドから2Pシュートを沈める#34ハシーム・サビート・マンカ

 

3Qで失点をなんとか19点にまで抑えたが、琉球のディフェンスはさらに激しくなり得点が伸びない。終了間際で川村卓也がこのクォーター2本目の2Pシュートをレイアップで沈めて必死に食らいついていく。3Qは11−19、トータルで35−69。ビハインドは34点に開いてしまう。

3Q残り19秒、レイアップで2Pシュートを沈める#1川村卓也

 

4Qに入ると、大量リードとなった琉球のディフェンスはファウル覚悟ともいえる厳しさで、より激しさを増していった。

4Qで激しいディフェンスを交わす川村卓也

 

オンザコート2のクォーターでマクドナルドとサビートを起点に攻めた4Qは17−21。ビーコルは全クォーターでリードを奪えなかった。結果GAME1は52−90の大敗となった。

4Q 3分29秒2Pシュートを沈めるハシーム・サビート・マンカ

 

3Pシュートの差も勝敗を大きく分けた。琉球は3Pシュートを21本トライして11本成功(成功率61.9%)させたのに対し、ビーコルは11本中成功が0。この差は痛かった。

4Qで細谷将司を投入したが起爆剤にはならなかった。細谷は、天皇杯千葉戦で試合中に受けた脳しんとうで心配されていたが、幸い体に怪我はなく、この日の試合前のアップ、練習にも参加していた。ただBリーグにおける脳しんとうの規定でチーム練習が行えず、ぶっつけ本番になることからこの日の出場は予定されていなかったが、明日以降のために4Qで少し出してみたと、古田HCは明かしている。このクォーターで細谷は問題なくプレーしてみせた。GAME2ではやり返してくれるはずだ。

元気に出場した#0細谷将司

 

古田 悟HCはこの無念の大敗を試合後、悔しさを浮かべながらこう振り返っている。

「1Qから、相手のプレッシャーディフェンスに対して向かっていくことが出来ませんでした。2Qで少し兆しが見えましたが、全クォーターでプレッシャーに対して、上手く攻め切れずに終わりました」

琉球戦前にアドバイザーに就任した前栃木ブレックスHCのトーマス・ウィスマン氏の意見も早速取り入れながら、この琉球戦に向けて準備していたと古田HCは語る。

「オフェンスの部分も含めて、トムさん(トーマス・ウィスマン氏)にも手伝ってもらいながら、新しいシステムを少しずつ入れている段階で、自分たちのプレーもあるんですけど、まだ上手く機能していない部分があったと思います」

試合前にホームのビーコルブースターにアドバイザー就任の挨拶を行った前栃木ブレックスHCトーマス・ウィスマン氏

 

「沢山のお客さんの前で、こういう情けない試合というのは、自分自身すごく不甲斐ない思いでありますし、その悔しさというのは、明日晴らすしかないと思っています。選手も含めて、スタッフ全員で、今日のことを忘れずに、自分たちのプライドを持って、プレー出来るように取り組んで行きたいと思っています」

試合後の会見で悔しさをにじませ翌日のGAME2への逆襲を誓った古田悟HC

 

大敗の中で光る記録が生まれている。ハシーム・サビート・マンカが、8ブロックショットでB1のリーグ最多ブロックショットをマークしている。

持ち前の221cmの長身を活かしB1リーグ最多となる8ブロックショットをマークしたハシーム・サビート・マンカ。

 

GAME2で、海賊たちはプライドを持ってこの悔しさをぶつける。通算1000回3P成功達成まであと3となっている川村卓也の記録達成も掛かったGAME2。琉球戦初勝利を信じ、海賊たちの逆襲を猛ブーストで後押しするのみだ。今度こその琉球戦勝利を!ゴービーコー!!

【記事・写真/おおかめともき】

この試合は「産業能率大学スペシャルゲーム」として行われました。
⬇そのレポートはこちら
産業能率大学とビーコルがコラボする斬新な取り組み

 

Written by geki_ookame