噂のビッグマン佐藤託矢、話題のビッグルーキー田渡 凌、そしてNBAドラフト2位、221cmのハシーム・サビート・マンカが新加入して逆襲に死角なし!
6月26日、横浜ビー・コルセアーズが、2017-2018シーズンを戦う契約選手発表会見を行い、会場にビーコルブースターを招待した中で、岡本CEO自ら、新たな海賊たちをお披露目した。
高らかに発表されたネクスト・ビーコル。その内容は想像以上にインパクトのあるものだった。
アメリカ帰りの大物ルーキー田渡 凌選手。その名前が、岡本CEOからコールされたとき、会場のマスコミ陣と、ビーコルブースターはどよめき、その歓声は一段と大きくなった。
「このチームに可能性を感じています。失礼な話なんですけど、去年あまり勝てなかったチームと聞いていて、これまでにそういうチームでプレーをした時に、楽しさを感じたり、自分が成長したなって感じることが多かったので、決断しました」
さすがアメリカ帰りというべきか、ルーキーとは思えない強気のモチベーションは頼もしい。
田渡選手は、バスケットボールの名門京北高等学校を卒業して渡米。ドミニカン大学ではキャプテンも努めた。
もうひとりの期待の新戦力、京都ハンナリーズから移籍してきた佐藤託矢選手。川村卓也選手に続く、二人目の“タクヤ”だ。
「岡本CEOからオファーをいただいて、お話を聞いて、僕にとって魅力のあるチームだなと思いました。岡本CEOの熱意がすごく伝わってきて、この社長のもとでプレーしたいなという気持ちになりました」
佐藤選手が、ビーコル入りを決めた理由がもう一つある。
「ビー・コルセアーズは、今までの長いバスケット人生の中で縁のある選手が多いチームなんです」
佐藤選手は、かつて和歌山トライアンズで川村選手と、さらには高島一貴選手とも、チームの経営破綻などの苦難を共に乗り越え戦ったことがある選手だ。
高島選手も、佐藤選手のことをこう語る。
「つくばロボッツで半年間、辛い想いを一緒に過ごしたひとりですし、一緒に和歌山トライアンズに行ったメンバーです。僕と託矢は、タク(川村卓也選手)と一緒にプレーもしていましたから、来いよ、来いよっていう話もしていたんです。彼みたいな選手はウチにとっては、すごい必要だと思います」
今季はWタクヤにも注目だ。
そして、チームは13人目の海賊となるハシーム・サビート・マンカ選手を獲得した。2009年NBAドラフト2位で、NBAでの活躍も多く、その経歴は折り紙つき。獲得を発表したときの、周囲の驚きの反応は誇らしかった。
その身長は221cmと、これまでのビーコルにはいなかった超ビッグマンだ。川村卓也、ジェイソン・ウォッシュバーン、ジェフリー・パーマーとのコンビネーションが楽しみだ。
【写真・記事/おおかめともき】